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普通の日常

宜しくお願いします。

 毎日が普通。普通に学校卒業して、卒業後は普通の会社に勤務、特にブラックな会社でもなくごくごく普通にOLさんだ。

仕事もやりがいを感じている事もなく、ただ生活するために普通にこなしている


 プライベートに戻ると一変して現実世界とは別の世界に足しげく通っている


 幼馴染と高校時代からの友人と3人で始めたオンラインゲーム。

ここでも普通に楽しんで、特にランキング上位みたいな廃プレイをしているわけでもなく。

完全固定のパーティってわけでもなくたまに野良で募集してみたり、

誰かが来ないときは野良募集に入ってみたりと、ごくありふれた楽しみ方だ。


 面倒だからと投げられたパーティリーダーの役をこなすのは小湊愛梨こみなとあいり

HNハンドルネームはアイリーン。

 少し前からちょくちょくパーティに入って冒険している人が正式に加入することになって

今日はそれの顔合わせだった。

 とはいえ、面識はあるので正式に4人パーティになりましたねーっていうだけの会合である。


 帰宅後、諸々の家事を終えVR装置を身に着ける


さあ、いつもの冒険の始まりだ────




「改めてよろしくね、ギル」

「とうとうこの固定パーティも新人さんか、まあ人数性別的にもバランス良くなるな」

「よろしくね~」


「まだまだ足手まといかもしれないけど、頑張るね!」


ほのぼのである。


 パーティメンバーはリーダー兼物理アタッカーがアイリーン、タンクが愛梨の幼馴染である高坂信こうさかまことHNはコーマ、術アタッカー兼回復役が愛梨の高校時代からの友人である平林澄香ひらばやしすみかHNはシュミカ


 そして新規加入するのが間接アタッカー兼術サポのギル


 ファンタジーもののオンラインゲームで、クエスト受注してモンスター討伐して報告して報酬を得るみたいな王道モノである。

 ふんわりした挨拶を交わした後はいつも通りクエスト受注という流れになるが、人数が増えた事で

受注できるクエストが増えたので普段より色々こなしてみたりした。


そんな日々がしばらく続いた



ある日


「知り合いが作ったゲームがベータテストやるみたいなんだけど、やってみない?」


ギルの提案から全てが始まった────。

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