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落花にあう 

作者:紺野理香
中原で繁栄を誇る大夏帝国の都・大永安城。美しい庭園で知られる100万人都市は、宮廷の上空に造られた禍々しい塔に棲まう化け物、〈花嫁〉に悩まされていた。
美しい仙女のような姿でありながら、自らが食い殺した男の生首を亭主とする〈花嫁〉は、日夜帝をおどろおどろしい怪異で悪夢に突き落としている。そしてついに〈花嫁〉は、大永安の人々を苦しめるのに飽き足らず、六の姫君の首を献上せよと帝に命じたのだった。
田舎から出てきた若者・杜陽は、大永安城に到着早々、〈花嫁〉と魔物たちの行列に遭遇し、その美しさと吐き気がするような恐ろしさに戦慄する。
宮廷お抱えの鷹匠として死んだ叔父の遺品を受け取るため、宮廷を訪れた杜陽は、〈花嫁〉に狙われている六の姫君・六花と出会い、図らずもその正体を暴いてしまう。かわいらしい十一歳の姫君と見えた六花は、兄弟からの暗殺から身を守るため女と偽っている少年であり、しかも他人を苦しめて喜ぶ残虐な性格だったのだ。杜陽は脅迫され、〈花嫁〉を逆に退治してやろうととんでもないことを言う六花に、心ならずも臣下として仕えることになる。
その頃から宮廷では、〈花嫁〉の引き起こす怪異のたびに、皇帝の妃が惨殺されるという殺人事件が起こりはじめる……。
魔物が人を殺すなどの、多少の残酷描写があります。
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。
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