episode 4
やったぁ!
書き終わった!
どうぞお楽しみください!
戦闘は激化していた。少女と教師は生徒のことを忘れて戦闘をしている。生徒達はというと、何も出来ずにただ見てるだけであった。すると、一人の女子生徒が他の生徒に対して大声で言い始めた。
「あんた達!何をぼーっとしてんの!」
「「 !?」」
「今のうちに他の先生に連絡して避難するわよ!」
それを聞いて男子生徒が電話を取り出した瞬間、男子生徒に向かってナイフが飛んできた。
だが、突然現れた半透明の壁に防がれた。壁を出したのは少女と戦闘をしている教師だった。
「お前ら無事か!」
「「はい!」」
教師は怒りに満ちた目で少女を睨みつけた。先程とは雰囲気がガラリと変わりまるで人が変わったようだ。
「お前……私の生徒に手を出しといてただで済むとは思うなよ?…アクセル」
すると、教師の姿が消え気がつくと少女の目の前にいた。顔はフードで見えないが少女はかなり、驚いているようにも見えた。少女が固まっていると教師は躊躇なく強化魔法を使い少女が飛んでいくのほどの力を込め殴った。
「グホッ…」
競技場の壁に背中が当たり血を吐き出したが
まだ、立てるようだ。
「これを耐えるか。お前は一体何者だ?」
「…」
「なるほど、答えないつもりか…。なら無理やりにでも吐いて貰うぞ!」
教師が再び戦闘に入ろうとすると、少女の周りにテニスコート1つ分ほどの魔法陣が展開され始め少女は詠唱を始めていた。
「我の名のもとに崩壊の扉よ開き_」
「お前まさか!競技場ごと破壊する気か!」
教師が止めに入ろうと動き始めたにはすでに遅かったが少女の上から飛んできた槍が地面に刺さり魔法陣が消え失せ危機一髪の状況で止められた。
「やっと来たか…」
教師の目線の上にはスーツ姿の男女4人が見えた。これが教師がずっと何かを待ってるいる理由であった。4人が地上に降りると4対1となった。
「降参しろ、勝ち目はない」
言い放った先には怪我をして肩を抑えて顔を隠している全身黒服の少女の姿があった。