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おじいちゃんのクリスマスケーキ

作者: ひでみ

僕には小さい頃から大好きなおじいちゃんがいた。小さい頃からいつもそばにいて相談に乗ってすぐ行動に移ってくれる優しくて大好きなおじいちゃんがいた。おじいちゃんは農業をしている人だ毎日毎日朝早くから夜遅くまで一日中農業をしている人だった。僕のおじいちゃんは絶対に忘れないことが1つだけあった。

それはクリスマスだ。年に一度来るクリスマスの日には絶対におじいちゃんの家にはケーキと手紙が置いてある。小さい頃からこれは絶対に忘れないで置いてあった。

4月21日ある日おじいちゃんが体調を崩してしまった。毎日遅くまで農業をしているためその過労だと思った。

しかし、病院で伝えられた診断結果は「肺がん」だった。医師によるとタバコをやめるのが遅かったと伝えられた。だいぶステージは進んでおりとても危険な状態だった。医師には「すぐに入院してください。」と伝えられた。

しかしおじいちゃんは、「もう年も年だから自分が好きな農業をやり続ける。」と言い張った。

それからおじいちゃんは毎日いつものように農業をやっていた。自分が危険な状態でわかっていても大好きな農業をするために。

半年後の10月21日僕のおじいちゃんは息を引き取った。

その後、僕はできるだけ毎日おじいちゃんに会いに行った。「おじいちゃん今日もいい天気だよ、農業2人でがんばろう」と伝えて。

そして、その年の12月28日僕はいつものようにおじいちゃんのところに行く。「おじいちゃんいつもいつもクリスマスケーキだけは忘れないで置いててくれてありがとね、いつもいつも美味しいケーキありがとう。」「大好きだよ、おじいちゃん」


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