第一章7『責任転嫁』
慣れた風が、耳元に気持ちよく流れてきた。
深い寝から覚めたように、頭が冴えるような感じがする。
もう夜か、空が黒い。
かすかに輝いているあの月の光が証拠だ。
目に見える場所が変わったということに気付いた瞬間、俺は席で急に起きた。
息をついた、しばらく何もできないほど。
その後、俺は気づいた。
呼吸できる。
ここは水の中じゃない、つまり池から出た。
俺が横になっているところは池の周辺の野原。
どうなるかは分からないけど、一応は無事に脱出したようだ。
幸いといえば、確かに幸いだが・・・。
なんか、何かおかしい。
俺の記憶が正しければ池の中で気を失った。
だったら池で目を覚ますべ、 こんなに池から離れたところで目覚ますのは、俺一人ではふか・・・。
...ちょっと。
確かに俺、水に入った。
なのに、
なんで服と頭が一つもぬれていないか?
当惑感に揺れる視線は、そんなに遠くない所にまた留めた。
目が留まった所は彼女がいるところ。
自分が水に飛び込んだ理由である緑髪、彼女。
先は余裕がなくてよく見えなかったが、俺の隣で横になっている。
震える心で鼻と唇の間に指を当ててみた。
やばい、ほんとにヤバイ。こいつ、息をしていない。
一応水の中でそんなに長くいたから当然といえば当然だが…!
このままでは、...すぐ前にいっても対話できない状態になってしまう。
この周りには誰もいない。俺が何かしないと…。
確かに船の中で聞いた安全守則たちの中で、使えそうなことがあるはずだ。
だって海も池も水だろう?
いくらならない記憶をたどり、最大限使えることを思い出しために努力する。
『まず人が水に溺れたことを発見した時は絶対に連れて入っちゃダメだ。』
いやいや。これ使えね、そもそも最初から守らなかった。
『そして水に溺れた人を発見した時は......おおお!いい景色!』
一刻が急な状況で、なぜこんなことしか考えられないんだよ! 役に立たない奴!
『あ、そうs。 人工呼吸と知ってるか?』
「そうだ! 聞いたことある!」
息をよくすることができない人に息を吹き入れて呼吸を助けること。
人の命を救えることだかた、おぼえていたほうがいいって、優しく教えてくれたその誰かに感謝。
何の微動もない彼女を眺めながら、顔をつかんだ。
遠くから見るとどう見えるかわからないが、非常に緊迫な状況だから。
さっきのような状況だったら、きれいな顔のせいで胸がどきどきするはずだが。
そんな目にだった、ドキドキもワクワクも今はない。今彼女は、俺にはまだ危険人物だ。
俺は目をつぶって、彼女の唇に向かって頭を下げた。
「ぷぅ!」
ああ、ここが、噴水だっか。
「ここは......」
顔についた水を拭いていたところ、そのような声が聞こえてきた。 状況把握はすべて終えたようだ。
「そしてあんたは......」
「言いたいことが多いだろう?」
「俺も同じだ。」
率直に少し怖くなったが、、短剣を捨てた以上これ以上の武器はないだろう。
俺は最大限は何も恐れない口調で話した。
「代替・・・なぜ?」
なぜ?
何の意味で一'なぜ'か、あまりと見当がつかなかった。
どんだけ僕がイヌ苦労をしながら助けてくれたが、一体何故って。
結構前から良い気持ちは持たなかったが、、少し熱が受け始めた。
「私はあんたを......」
彼女の声が、かすかにふるえた。
「殺した。なのに なぜ私を救ってくれたの?」
怒りたかったが、瞬間彼女の瞳を見た時,何かわからない悲しみに満ちたよう、心を抑えた。
「死ぬように放置したら良かったのに。」
いったい、この女はなぜ急にこんなに自分を自責するのだろうか。
まさか水の中に飛び込んだ理由が、本当に俺を殺したという罪悪感のため?
「うるさい!」
「私は誰のように兵器をちょうど振り回している人もなく、人を攻撃するのに、他の能力があるのもない。
それで、助けたのだ。 これは俺の考えだが、これが当然だと思ったと。」
彼女の瞳が驚いたように大きくなった。
「単にお前のように、お前のように何か間違いっているような表情をしたくないからだ!」
話中少し興奮したが、、した彼女の表情を見ると急速に興奮が落ち着いた。
正直に俺も、どんな状況なのか正確に分からないから、何とも言えなかった。
俺が彼女によって死んだのは確かに当たっているようだった。 数多くの証拠を自分の目で見て、何より俺が感じたからだ。
それなら俺が今この女に腹を内野一つ。
俺をなぜ殺したかって?
俺、生きていないじゃない?
「まず次は村に行って、言いたいことが多いから。 ついて来い。」
ズボンのポケットから何かが落ちた。
拾ってみたら、そのリコーがくれたガラス瓶、タイムクリスタルだった。 水滴が黒色であることを見て完璧な夜を意味するようにした。
しかし、これは、あまり役に立たない物じゃない?
そのまま空を見ば、大体時間を推し量ることができるのに、なぜこのようなことをわざわざ買って通ってるんだろう?
ちょっと、、俺。まさかお金がなくてこのように言い訳するのか?
「おい、早く行こう!」
遅れたら危ないかも知れないから、早く行こうと言うとしていたところだった。
急に、彼女が俺に走って身を投げ出した。
背中に何かが触る感じ、閉じた目を覚ますと、彼女の顔が俺の真ん前にいた。
「何だよ。 急に......」
「しーっ。」
彼女が指を自分の唇に掲載した。
俺は口をとめて、彼女を静かに見上げた。
彼女の青い瞳が、左右に揺れるのが見えた。
震える瞳は何か不安を感じるように見えた。
周りの草が動く音が聞こえた。
草原に吹く風の息吹を取ってするのは不気味な音が四方に鳴り響いた。
こんなに多い数字が集まったというのは一体何を意味しているのか。
村の人が夜に外に出る場合はほとんどないと知っている。
みんな気をつけていて、獣の存在をよく知っているがらだ。
久しぶりに見たとして、あんなにまで歓迎してくれる必要はないじゃない。
「何であんなにたくさん集まったんだ。」
姿勢を低く顔が連なっている彼女の耳元に小さく呟いた。
他の誰かが見たら本とにロマンチック状況かも知れない
惜しくも、本能が体を支配するやつらには、そんなマナーはなさそう。
「・・・確かに、それらは個別活動をする生物であるよ。」
「しかし、共通的に望んでいることがあるなら、そんなにおかしいわけではない.」
ちくしょう、人の肉がそんなにいいのか!
「それじゃ、ここでいく方法はあるの?そのまま行くときまで静かにいて?」
「兵器があるなら、どうかやれるかもしれないが・・・。」
俺はしばらく、頭の中で今日一日起きたことを思い出してみた。
多分、この村に到着した後、一番何が何だか分からない日。
いや、 今日のように何が何だか分からない日が更にいるとは思えなかった。
今、俺の目の前に、こんなに身近に接している相手に殺害されて、そうしたのも変に丈夫な体を村分水の前で目をあけて,何やら変、再び野原に戻ってみると彼女はすでに湖に飛び込んだ状態。それを救ってくれたら獣たちとの出会い。
幸いなのかどうかもしれないが、彼女は生きていた。
今まで誰にも聞いたことのない話を知っているようにしており、もしかしたら記憶を探すのに役立つかも知れない人が。
もっとここで安全に陥っていかなければならないだろう。
「静かに待つというのは、攻撃を受けることを待つという意味だよ。」
「それでは、静かに這っていこうと?」
「いや、そうしてもばれるはずよ。」
彼女の口調があまりにも断固として、どうしてそんなのかも聞いてみられなかった。
「私と一緒にいたら、何をしても気づかれるしかない。」
彼女はそう言っては姿勢を直して座って俺が座っている楽にしてくれた。
そうしてはかばんから皮の手袋を取り出して、指にはめたまま、周りの声に耳を傾けた。
「何それ、一緒にいたら、ばれるなんて。」
「奴らが狙うのは私ひとり。 私と一緒ならあんたも狙える。
まだ大丈夫。逃げて」
風が、もう一度吹いてくる。
つられて草の葉のような彼女の髪の毛もなびか始めた。
俺が見損ないしなかったら、彼女の瞳は青色だが…。
なんで今は、その頃ように、赤い色なんだ。
「お前を置いて逃げるというのかよ?」
お前が逃げるかもしれないのに俺がお前を信じるか。 という意味だ。ささいなしんぱいではない。
「そして俺が逃げたら、一人でどうするんだ?
ただの手でどうする...」
その時だった。
石が当たるような気持ち悪い音とともに、周りの草が揺れた。
俺がその位置をきちんと把握する前に、獣一匹が草むらで飛びかかった。
全身は黒い色に覆われており、周囲が暗いなら、確かに見ることが難しいほどだった。
しかし、月光に輝く鋭い歯は、それが危ないということをとてもよく知らせてくれるんだ。
突然の襲撃と、獣の姿に驚いた俺は、瞬く間に体が固くなってしまった。
つばが流れる鋭い歯が何かを串刺し前に、風を切りながら進む何かが獣の顔面に吸い込まれた。
その何かが飛んできたところを見ると、いつのまにか彼女は戦闘姿勢を採っていた。
手袋は獣の口からもれ出た血がいっぱいついている。
どうやら、彼女は武器を捨てたといって安心できる相手じゃなさそうだ。
今は、安心になるけど。
「逃げなかったあなたのせいだよ! これ以上は気にしてあげることはできないから!」
彼女の攻撃に倒れた獣の鳴き声をきっかけに、周りの獣たちが一斉に飛びかかった。