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レスト・ワールド ~召喚士の活動記録~  作者: YUGE丸
プロローグ
2/7

エリーゼと超適性称号

ブクマが10人を超えていました!

皆さん、感謝です!

「ゴブ郎、左側に回れ!」


ゴブ郎が左側に回り、こちらの命令を待っている。


「俺が飛びついて、オークの隙を作るから、ゴブ郎は首を噛みちぎってくれ!」

「グギャァ!」


その返事を聞くと共に、俺はオークの足元へ突進する。体勢を崩したオークは、どうにか立とうとして槍を俺の肩に突き立てるが、痛覚は緩和されているようであまり痛みは感じなかった。


「ゴブ郎、今だ!」


俺はオークを押さえつけながら叫ぶ。


「グギャ!!」


オークの首に噛み付いたゴブ郎は、そのまま容赦なく首を噛みちぎった。

反撃も虚しくHPが0になったオークは、消滅のエフェクトと共に消えていった。


「やったなゴブ郎!」


俺は嬉しさのあまり、ゴブ郎に飛びついた。


「グギャァ」


ゴブ郎も喜んでいるようだ。


「お見事!!」


喜びを分かち合う俺達に水を差すような甲高い声が響き渡る。

誰だろうか?ここには、俺とゴブ郎とシステムさんしかいな………あれ?


「もしかして、システムさん?」

「その通りです!あと、もうシステムって呼ばないでください!ちゃんと『エリーゼ』って名前があります。」

「そうですか……申し訳ありませんでした。エリーゼさん」


システムにもちゃんと名前があったんだな。

それにしても、やけに声が感情的だな。


「わかったならいいです!」

「それで、何か御用でしょうか」


なんだろう?何かマズイことをしてしまったかな。その時は全身全霊で謝ろう。


「はっ!そうですよ!オークを倒してしまうなんて!」

「あっ、ご、ごめんなさい!」

「いえいえ、謝る必要はありません。むしろこれは凄いことです!」


あれ?俺は褒められてる?


「あそこまでゴブリンと共闘できるなんて!あなたには『召喚士の才能』があるんですね!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号:召喚士の才能 を獲得しました

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ん?称号?これはなんだろう…………後で見てみようかな


「私から称賛を送ります!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号:エリーゼの称賛 を獲得しました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれ?またかな。こんなにポンポン手に入れていいんだろうか…………


「あ、ありがとうございます」

「いいんですよ。それだけのことをしたのですから」


そうか。いいのか。いいんだな?本当にいいんだな?…………後で返せって言われても返さないからな!


「本当にいいんですか?」

「はい」


とても嬉しそうな声だ。


「ひとつ聞いてもいいですか?」

「なんでしょうか」

「声の質?というかなんというか、さっきと違くないですか?」

「はい。先程までは、マニュアル対応となっています。ですが、とても見事な討伐でしたので、個人対応とさせていただきました。」


成程、そうだったのか。


「そうだったのですか。質問に答えていただきありがとうございました」

「いえいえお礼を言われるほどのことじゃないです。ですが、もうそろそろ時間ですね、名残惜しい限りです……………またいつか会いましょう!」

「はい!」

「えーこほん。これでチュートリアルを終了します。あなたの冒険に幸ち多からんことを」


俺の意識はだんだんとなくなっていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



目が覚めると、俺は村と思われる場所の噴水の前に立っていた。

いや、噴水かどうかは確定できないな。サービス初日だけあってそこらじゅう新規プレイヤーだらけだ。よく見えない。


「こういうのを見ると、龍司のやつよく2つも買えたよな」


まぁ、お金は自分で払ったけど。


「まだ待ち合わせの時間まで少しあるな。今のうちに『称号』ってのを確認しておこう」


俺は右下に表示されているコンソールから、称号についてを探した。


「あった!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号:エリーゼの称賛

説明:超高度AIシステム『エリーゼ』

より称賛を受けた者に送られる

称号。

※常時発動

効果:レアクエストとの遭遇率が大幅

に上がる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


な、なかなかスゴい効果のようだ。常時発動という表記があるということは、何か設定しないと効果が現れない称号もあるということか。


「確かもうひとつあったな………これだ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号:召喚士の才能

説明:超高度AIシステム『エリーゼ』

に召喚への枠を超えた適性がある

と認められた者に送られる称号

※設定時発動

効果:召喚獣との親密度がとても上が

りやすくなる。

召喚獣の経験値が3倍。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こ、これは凄いどころの話じゃない。俺に適性すぎる!



どうしても文字が左によってしまうんですよね

どなたか上手いやり方を知っていませんか?

教えていただけると、助かります。


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