エリーゼと超適性称号
ブクマが10人を超えていました!
皆さん、感謝です!
「ゴブ郎、左側に回れ!」
ゴブ郎が左側に回り、こちらの命令を待っている。
「俺が飛びついて、オークの隙を作るから、ゴブ郎は首を噛みちぎってくれ!」
「グギャァ!」
その返事を聞くと共に、俺はオークの足元へ突進する。体勢を崩したオークは、どうにか立とうとして槍を俺の肩に突き立てるが、痛覚は緩和されているようであまり痛みは感じなかった。
「ゴブ郎、今だ!」
俺はオークを押さえつけながら叫ぶ。
「グギャ!!」
オークの首に噛み付いたゴブ郎は、そのまま容赦なく首を噛みちぎった。
反撃も虚しくHPが0になったオークは、消滅のエフェクトと共に消えていった。
「やったなゴブ郎!」
俺は嬉しさのあまり、ゴブ郎に飛びついた。
「グギャァ」
ゴブ郎も喜んでいるようだ。
「お見事!!」
喜びを分かち合う俺達に水を差すような甲高い声が響き渡る。
誰だろうか?ここには、俺とゴブ郎とシステムさんしかいな………あれ?
「もしかして、システムさん?」
「その通りです!あと、もうシステムって呼ばないでください!ちゃんと『エリーゼ』って名前があります。」
「そうですか……申し訳ありませんでした。エリーゼさん」
システムにもちゃんと名前があったんだな。
それにしても、やけに声が感情的だな。
「わかったならいいです!」
「それで、何か御用でしょうか」
なんだろう?何かマズイことをしてしまったかな。その時は全身全霊で謝ろう。
「はっ!そうですよ!オークを倒してしまうなんて!」
「あっ、ご、ごめんなさい!」
「いえいえ、謝る必要はありません。むしろこれは凄いことです!」
あれ?俺は褒められてる?
「あそこまでゴブリンと共闘できるなんて!あなたには『召喚士の才能』があるんですね!」
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称号:召喚士の才能 を獲得しました
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ん?称号?これはなんだろう…………後で見てみようかな
「私から称賛を送ります!」
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称号:エリーゼの称賛 を獲得しました
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あれ?またかな。こんなにポンポン手に入れていいんだろうか…………
「あ、ありがとうございます」
「いいんですよ。それだけのことをしたのですから」
そうか。いいのか。いいんだな?本当にいいんだな?…………後で返せって言われても返さないからな!
「本当にいいんですか?」
「はい」
とても嬉しそうな声だ。
「ひとつ聞いてもいいですか?」
「なんでしょうか」
「声の質?というかなんというか、さっきと違くないですか?」
「はい。先程までは、マニュアル対応となっています。ですが、とても見事な討伐でしたので、個人対応とさせていただきました。」
成程、そうだったのか。
「そうだったのですか。質問に答えていただきありがとうございました」
「いえいえお礼を言われるほどのことじゃないです。ですが、もうそろそろ時間ですね、名残惜しい限りです……………またいつか会いましょう!」
「はい!」
「えーこほん。これでチュートリアルを終了します。あなたの冒険に幸ち多からんことを」
俺の意識はだんだんとなくなっていった。
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目が覚めると、俺は村と思われる場所の噴水の前に立っていた。
いや、噴水かどうかは確定できないな。サービス初日だけあってそこらじゅう新規プレイヤーだらけだ。よく見えない。
「こういうのを見ると、龍司のやつよく2つも買えたよな」
まぁ、お金は自分で払ったけど。
「まだ待ち合わせの時間まで少しあるな。今のうちに『称号』ってのを確認しておこう」
俺は右下に表示されているコンソールから、称号についてを探した。
「あった!」
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称号:エリーゼの称賛
説明:超高度AIシステム『エリーゼ』
より称賛を受けた者に送られる
称号。
※常時発動
効果:レアクエストとの遭遇率が大幅
に上がる
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な、なかなかスゴい効果のようだ。常時発動という表記があるということは、何か設定しないと効果が現れない称号もあるということか。
「確かもうひとつあったな………これだ」
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称号:召喚士の才能
説明:超高度AIシステム『エリーゼ』
に召喚への枠を超えた適性がある
と認められた者に送られる称号
※設定時発動
効果:召喚獣との親密度がとても上が
りやすくなる。
召喚獣の経験値が3倍。
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こ、これは凄いどころの話じゃない。俺に適性すぎる!
どうしても文字が左によってしまうんですよね
どなたか上手いやり方を知っていませんか?
教えていただけると、助かります。




