カカリギメ
五衛門先生「あ、お前ら、係決めとけ。適当かつ高速で。」
心*意味わからん言葉だな。*
林檎「せんせぇー、決めるいうたって、なに係あるかわからんですぅー」
五衛門先生「あ、そうだったな、えーっと、うちの学校の係はっと。」
五衛門先生はなにやらチョークで黒板に書き出した。
心「えーなになに・・・つ・・か、少なくねーか!?」
五衛門先生「そーだな、まぁ他の学校に比べたら少ないかもな!!!!ガハハハハハ!!!」
心*また不気味な笑い声をあげやがって*
五衛門「とりあえず、勝手に決めとけー。」
クラス全員「うーっす」
心*決めるっつっても二つしかねぇんだもんな。*
係は植物係、動物係だった。
心*俺、動物好きなんだよなぁ。*
心「俺動物係になりまー・・・」
???「はいっ!!!わたし動物係になりまーーーーーす!!!」
心*このパターン何回もくらったような気が・・・」
五衛門先生「じゃあ動物係は木蓮と能山なー。」
心「うーっす。」
能山「心君!!!よろしくねっ!!!えっとー・・・わたしの名前は能山千春だよ!!!」
心「おう、よろしく。」
千春「心君!!よろしくね!!えっとー・・・わたしの名前は能山千春だよ!!!」
心*なるほど、天然タイプか。*
千春「心君!!!・・・」
心「わーたわーた、一回言えばわかる。」
千春「わかった!!!これからよろしくね!!!」
心「お、おう。」
五衛門先生「じゃー植物係は誰がやるー?」
林檎「はいっ!!!うちにやらせてっ!!!」
五衛門先生「おう、そうか、じゃーもう一人はー・・・」
夏「はーい、私、やりまーす」
夏*心との関係見抜いてやる!!!*
五衛門先生「おー、じゃあ、植物係は紅と江ノ島で決定だー。」
林檎「よろしくたのむで!!!江ノ島はん!!!」
夏「よろしくねっ!!!」
五衛門先生「じゃあさっそくなんだが動物係は動物小屋の掃除を頼む。」
心「うーっす。」
千春「はーい!!!」
心と千春は動物小屋へと向かった。
心「うお!!!動物がいっぱい!!!」
そこには兎やら鶏やらかなりの数がいた。
心「うわぁー・・・ここは動物園かよ。」
千春「わぁー・・・かわいいーっ!!!」
千春は動物小屋についた瞬間はしゃぎだした。
千春「わぁーいっぱぁーい!!!もふもふしてるぅー!!!」
心*わぁーこいつ子供みてぇ。*
千春「心君もさわってみなよぉー。」
心「お、おう。」
心は兎に触れた。
心「わぁー、あぁったけぇ。」
千春「動物ってかわいいし、見てるだけでほっとするよね、私だから動物好きなんだぁー。」
心「へぇー、確かにな、俺も動物好きなんだよなぁ、なんか・・・うまくいえねえけどよ。」
千春「一緒だね。」
千春は子供みたいな笑みをうかべながらこういった。
心「そ・・そうだな!」
心*やべぇー、一瞬ドキッとしちまったよ。*
千春「じゃあ小屋掃除しよっか。」
心「おう!」