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心鍵  作者: レア&タマハラ
~一年生~
6/9

カンチガイノカンチガイ

心「ふぁぁぁぁぁー」

夏「ん?心疲れてるわね、どーかしたの?」

心「昨日色々あってだな・・・」

夏「なにがあったのよ?」

心「ん?秘密ー。」

心*あんな事こいつに言えるわけねーだろ。*

夏「ふ・・ふんっ!べ・・・別にっ!!!知りたくもないわよ!!!」

夏*ちぇ・・・なにがあったのよ!秘密にされると少し気になるじゃない・・・*


その時心に祭がひそひそ声で話しかけてきた。


祭「おい、心、昨日紅さんと何してたんだよ?」

心「べ、別に・・・なんもしてねぇよ・・・」

祭「へぇー放課後呼ばれて二人きりだったのになにもしてない・・・と」

心「あ、あぁ、なーんもしてねえよ」

祭「ふーん・・・教えないんだー・・・」


そういうと祭は大声でいった。


祭「心君が新しい恋人ができ・・・」

心「わ・・わわっ・・ちょっとまて・・・」

林檎「え・・・」

心「あ・・・林・・・」

林檎「へぇー・・・そやったんや。おめでと!!!」


そういうと林檎は教室からでていった。


心「祭!!!お前のせいだからな!!!」

祭「へぇーやっぱ、そうだったんだー。」

祭*ちと悪いことしちまったかな。*

心「ともかく俺は林檎を追いかける!!!」


そう言うと心は教室からでていった。


夏*あいつ恋人いるんだー。*

祭「どーしたの?心の事が気になるの?」

夏「いやっ!!!べ・・・別にっ!!!」

祭「江ノ島さんバレバレ~w」

夏「見・・・見にいこうじゃないの!!!」

祭「レッツゴー!」


夏と祭も教室から飛び出していった。


心*ハァ・・・林檎・・どこだ・・あいつ運動神経よさそうだからな・・*

心*俺なんかで追いつけるのだろうか・・・*


その時だった。

~バシーン!!!~

何かがすごい音をたてた。


心「あ?なんだ?少し行ってみようか。」


心は音のした方へかけつけた。


心「はぁ・・・なにやってんだか。」


派手にずっこけたらしく泣いている林檎の姿があった。


林檎「グスッ・・・」

心「おい、林檎?」

林檎「どないしたん?グスッ。」


林檎は顔をうつむかせながらいった。


心「はぁ・・・まったく・・・」

林檎「別にいたかて泣いとんとちゃうし・・・」

心*ほんっと子供みたいなやつだな。あ~こいつの事守ってやり・・・あれ?*

林檎「グスッ・・・グスッ・・・」

心*俺・・・恋してんのか?いや。そんなわけないか。*

林檎「今から一つおねがいしてええん?」

心「ん?どーした?」

林檎「あんな、うちな心の事・・・」


ちょうど林檎がなにかを言おうとした瞬間・・・

~ドッシーン~

本日二回目のものすごい音が校舎中に響き渡った。


夏「あんた!!!押しすぎなのよ!!!」

祭「ご、ごめぇーん。あまりにも江ノ島さんの体が・・・」

心「お前ら・・・全く呆れる・・・」

夏&祭「さーせーん・・・」

心「で?なんて言おうとしたんだ?」

林檎「い・・・いや・・なんでもない!!!」

心「そっか。」

心*確実に何かは言おうとしてた。まぁいいんだが。*

林檎「んならみんなで教室もどろっ!!!」


林檎の一声で

心、林檎、祭、夏の四人は教室に戻ることになった。

戻っている途中。心は夏に呼び止められた。


江ノ島「ねぇ、心?」

心「あ?」

江ノ島「あの・・えと・・いや・あ・・あなたの恋人って誰よ?」

心「んなもんいねーよwあれは祭の嘘だ。」

江ノ島「な・・・なによそれぇー・・・」

江ノ島*頑張って聞いたのに・・・そんじゃない・・*

心「んじゃ俺先いくぞ?」

江ノ島「うん。」


心は先に行った。


江ノ島「なぁんだ、私の勘違いだったのかぁ。あ・・・私も急がないと。」


江ノ島も教室へ向かって走り出した。


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