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異世界ヴィオレ戦記  作者: 風来神リレン
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第29話 創造神エリス

(あなた誰?どうしてここにいるんですか?あらっ、やっぱり覚えていないのね。まあいいわ。ここはあなたの意識の世界なんだけど分かるかしらはい…………ということはええ、さっきまで私たち二人で話をしていたんですよ。あなたにも会話は全部伝わっていたはずよね)

さっきから何を言っているんだこの人は?話が通じないので黙っていたのだがそんな様子に苛立ったのかこちらのほうに向かって近づいてきた。

(聞いています?私はエリス。創造神の一人です。この世界を創ったのもこの私。分かりますか?)

ええーっと、つまりあれかな?この人は神なわけ?いやまあ人間とは到底思えないぐらいの美貌を持っていることは認めるけどね。それに確かに私は今見ているものとは全く違う姿だった記憶はあるし、この人のこともなんとなくだけど思い出してきた気がする。ただ、いくらなんでも急に神様と言われても困る。まだ実感がわかないし……

(えーっと、すいません。いまいち現実感が湧かないというか、信じにくいといいますか、そんな気持ちなんです。)

そんな風にごにょごにょ言っている私に対してイライラしているようだが、一応は話を最後まで聞くことにしたようだった。

それからしばらくの間、質問という名の尋問をされて、彼女が私の名前を知った後も状況についていろいろ説明された。そしてこの世界の仕組みを知るにつれて私はだんだん落ち着いてきた。ようやく自分がどういう存在で、どのようなことができるのかという自覚も芽生えてきた。結局はこの世界で実体化して過ごすことになったわけなのだがその間の記憶は一切なかった。ただ途中でふとした瞬間に夢を見たような気はするがそれはまた別のお話ということで。ともかく一通り話を聞いた後でふと思い出したことがあった。そういえばこの世界のどこかで私の弟を見つけたはずだ。弟ならきっとこの人が何をしてもなんとかしてくれるかもしれない。そういう期待を込めて私はこう言った。

(あの~実は弟のことを探してまして。できれば早く会って安心したいのですが。あと一つだけお願いがあってこの世界にいると思うのですが…………ジレイグという人を捜してもらえないでしょうか?)

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