第23話 僕は死者を天上の国に導く女神
自信満々の様子で言う神
(じゃあ死んでしまった私は…………)
(そうだ。魂のみの存在となった以上、君の人格は完全に崩壊して廃人のようになってしまうだろう。そうなってしまうのを防ぐために、こうして僕のような管理者がいるんだからな)
そういえば…………
(あの、そもそもどうして魂になったのですか?)
(ふっ、それは簡単なことだ。君は死んだ時に強い後悔や未練を抱えてしまったのだろう?)…………ええと なんと答えるべきだろうか?神様の言うことは本当なので肯定すべきなのか…………それとも否定すべきなのか…………
(君は死にたくないと思っていたはずだ。それこそ魂になっても生き続けたいと願っていたに違いない!だから僕のところに)
どうしよう、どんどん熱弁をふるわれていく
(そこで私の出番ってわけだ!僕は死者を天上の国に導く女神!その手違いで死んじまった君に二度目のチャンスを与えてやったんだよ!感謝するがいいさ!)
ああ、なんか…………神様とか言われてたけどそんなのは所詮、この世界の人たちの幻想でしかなかったのだ 目の前にいる神様を自称する奴はただの変人ではないか。いや、変人ですらもちょっと怪しい気がしてきた




