第1話 英雄譚が始まる少し前の物語
~これは英雄譚が始まる少し前の物語~
気がついたら真っ白な空間にいた。
それは何もないただ白いだけの場所だった。
そして一人の少年がいた…その少年の顔も見覚えのない顔だった。
だが俺はその人物のことを知っていた。
彼の名前はわからないがその彼の正体が何者なのかを…
~神界のとある部屋の中~
俺の名前は…クロゥリィクジュト・デヴァイン・クスティナスタ
女神の一人なのだ。
人間たちの間では神格と呼ばれているものだ。
実は俺にもあまりよくわかっていない…
なんせ女神だから!!そんなことは置いておいて今日はある仕事に取りかかるとするか!さあ始めるぞ!
~数時間後~
ん?ここはどこだぁああ!!!!!
ああ…やってしまった……。
まさか転生する人の手違いとはな……
まあこうなったものは仕方がない。
俺の力で元の世界に戻すか……。
ん?…ちょっと待てよ。
このまま返すってのもあれだし別の世界に転移させようかな…
よし!!そうしよう!あいつら二人ともかなりの強運の持ち主だし上手くいけばなんとかなるかもしれないしな。
さあどうなっていくことやら楽しみだぜ。
はあ……。
もう最悪だよ!なんでよりによって…よりにもよって男に生まれ変わるなんてことになってるんだよ!!
これじゃ女の体になれたからと言って女として生きることもできないじゃないか!?
こんな姿のまま一生を終えることになるのかと思うとよだれが出てきちゃうわよ……♡
あっ!間違えた。
えへっ…………ごほん!これからよろしくね、わたしの新しい人生!!!
俺は心の中で叫んだ!……ってあれ?
なんか俺の声が高いんだけど?それに体が細いっていうかちっちゃいし…
それに髪だって黒に近い色してるし……。なんだよこの姿……。
まるで女の子みたいじゃん!!!!!!!
俺が今思ったことが現実にならないように祈った……。
だけどそれは叶わなかった。
なぜなら目の前にある鏡を見るとそこには………
可愛い幼女の姿が映っていたからだ………
そして俺は確信した……あの女神さまの仕業だということに。
「くそおおぉおぉぉおぉおお!!!!あのどちくされ女神ィ!!!!!」




