第二千六百三十四話 立ち寄り寛ぐ場所、そして歩むべき道
流人の大盤振る舞いで多額の出費となっていたが
心配するメンバーは殆どおらずw
金銭感覚の違いを理解しているからこそ多くのメンバー達が甘え♪
流人も承知しているから気にせず散財していた(笑)
一休み取りたいとスタッフからお酒を受け取り
テーブルに用意されていた氷下魚の一夜干しで一息ついていた♪
「私より皆さんの方が詳しいんじゃないですか?」
「「「「まぁ~な(笑)」」」」
昔のテレビ番組打ち上げでは、ビンゴ大会だとかで海外旅行や大型テレビ
超高級海外スポーツカー等々今のご時世では考えられない豪華賞品がプレゼントされ
出演者も制作スタッフ達も勢いが今とは段違いだったそうだ♪♪
「あの程度の景品で一々気にしていられませんから♪
もっともっと景気よくして行かないと底辺迄回りませんからね♪♪」
「頼りにしているぞ(大笑)」
「私も頼りにしてますよ(笑)」
「「「(笑)」」」
その時代を生き抜いて来た
然しその経験は無意味で多くの人達が動かしていた景気の波に乗っていただけw
自分達が何かしたと言う自覚がないので何をしていいのやらww
然し心配や不安は一切無い
あの時とは違う、今回は信用出来る男が導く波なのだから
安心して波に乗っていけると大御所達も認識して覚悟を決めていた!
「この里芋美味しいですね♪♪」
「(大笑) 流人にとっては高級食材より里芋かぁ(大笑)」
「でも確かに美味しいですよね(笑)」
「これは加賀さん達の料理でしょうかね(笑)」
美味しい肴にお酒♪ 幸せな気分の流人♪♪
その様子を見て北大地が代表として流人に尋ねた・・・
「あぁ・・・全米ツアーですかw 仕方ないですよ(笑)」
本当なら米国の軍事施設を使用して最大級の野外ライブを行うつもりだった流人
然し戦争が始まってしまったので基地の警戒も高まりw
警備上!安全上!一般開放した野外ライブなどは出来ない状態に(汗)
北大地達は他の場所を探して行うのだと思っていたが
ツアーその物を取りやめてしまいちょっと驚きショックだったそうだ。
「元々動機が不純で、明菜にヤキモチ?僻み?
まだ負けていないって感じで挑戦したいだけだったんですよね(笑)」
「まぁ分からんでもないけどなぁ」
「明菜君の活躍は日本人の域を超えてますからね」
「僕達が憧れ夢に見ていた世界を彼女は歩んでいますからね(笑)」
「まだまだ道半ばでね、満足して欲しく無いんですけどねw」
「「「「「ww(汗)」」」」」
世界でもトップクラスの歌姫として君臨している明菜
それでもまだまだと言い切る流人
そして流人が言うのなら、
明菜も更なる高みを目指して歩んで行くのだろう
「そろそろ明菜に中継を繋がないと(汗)
怖いですからね(笑)」
「「「「そうだな(大笑)」」」」




