第千二百九十三話 知らなかった事
自宅に戻って来た流人達
夏休みなのでSocietyRの旗艦店は賑わい混雑しているww
SocietyRの商品の殆どは流人から眷属達へ移行して
流人自身が関わる事は殆ど無くなり、
Salon of sister'sのオートクチュールやJewel of sister'sの商品なども
精霊眷族達が担当しているので流人は自分に必要な物だけをデザインしていた♪
9月中旬ですから紅葉はまだ早いですよね
でも・・・衣装は暖色の方が好きなんですよね♪
鎮魂祭で着る衣装を作成している流人
着物調にするか? 袴調にするか?
赤やオレンジの暖色系にするか? 深緑の落ち着いた色合いにするか?
悩む事も楽しんでいた♪♪
流人が受け持つ担当は開会式の神事!
13年目と言うこの世界では中途半端な年月だけど
異世界では13と言う数字は色々と意味があり神事には適していた。
「この世界でもね干支は12でしょ♪
1年も12カ月と12進法が使われているけど先を切り開く!
前へ進む縁起のいい数字としてね
12プラス1の13と言う数字が使われるんですよ♪」
例えば干支は十二支!
然し宴などの幹事を行うのは誰?
問い合えば決まらないが巡回にすれば皆が納得する
その為にはプラス1が必要で継承と継続と言う繋がりの意味があると説いた。
「それで今年なの?」
「後付けですけどね(笑)」
「どっちなのよ(怒)」
「(笑)♪♪」
流人も一応は対極神の神に値するので
流人の考え! 意思が自然の流れとして受け入れられてそれが自然となる♪♪
多少戯れながら何時もの日常に戻っている流人
来月から民放各局で番組編成期に入るので新番組や特番が増え
その宣伝で色々なスペシャル特番が収録される時期に(汗)
流人の番組は変動無く不動の深夜帯で放送が続き
来年度で10周年になる♪♪
RNと違い手続きや準備に時間が掛かる民放では
10周年記念としてゴールデンタイムにスペシャルを行いたい意思が感じられ
流人の否定的ではないのでチャンネル4の上層部も慌ただしい様子ww
流人がチャンネル4の収録に訪れると必ず偉い方々が待っており(汗)
10周年企画として何か要望があるのか?尋ねて来るが
来年の事を考える気の無い流人に毎回空振りで困っている上層部だった。
然し今回は・・・流人から尋ねられ!!
「時間ですかw」
「2時間? 3時間?」
「どちらでもお望みの枠をご用意いたします!(汗)」
「ええなぁ流人は(笑)」
「何言っているんですか! さんちゃんも出るんですからね(笑)」
「俺も(汗)」
お笑い怪獣の番組に出演する為スタジオに来ていた流人
常備お笑い怪獣の周りにいるチャンネル4の制作責任者達に尋ねていた・・・
「まだね・・・来年ですからw 気持ちが変わるかも・・・でもね♪♪」
10周年を祝うなら楽しい番組にしたい♪
そこで理想としては2時間番組を2週に分けて行いたいと流人が言い出した!
「2週ですか(汗) 2時間を・・・計4時間って事でしょうか?」
「そう言う事に成っちゃうのかなw」
これまでゲストとして出演して頂いたタレント達と10周年を祝う2時間番組!
そして来週は一度も出演していない新しい人達と長めのトークを行いたいと説く
「そちらのゲストは・・・」
「うん♪♪ 総合学園の卒業生達? 派閥があるんでしょ(笑)」
「!!(汗)」
世間では流人がリーダーのSociety派と最近勢力を拡大している
特区総合学園の卒業生達が集まっている特区学園OB会!
この二大派閥が国内のメディアを席巻して事実上覇権を握っている!
企業のオーナーである流人が仕切るSociety派も特区学園OB会も
職人組と繋がりが強く他の勢力に圧倒的優位な活動が行えるのだ!
テレビなどの撮影に関わるスタッフの大半が職人組から派遣され
その多くは総合学園の技能科出身で総合学園のOB達
なのでOB会とも繋がりが強く仲もいい
息の合う者同士の集まりなので
他者が入り込むにはかなりの才能と努力が必要なのが現状だったww
「流人! お前は知らんのやろうけどな(笑)
総合学園のOB達はお前達と仲悪いらしいやんか♪♪」
「なんで?」
「「え!w」」
「だって私・・・総合学園の外来講師ですけどw」
「・・・そうやったな(汗)」
「え! それじゃぁ・・・噂はwww」
「(笑)♪♪ って事で2時間! 2時間出来ませんかね?」
「ご希望に叶う様に善処させて頂きます。」
業界の重鎮達も知らなかった二大派閥の関係性に驚きながらも
冷静に考えれば納得し・・・そして
「結局! 流人がドンって事やんか!」
「ドンって(笑) 楽しい職場を作ろうとした結果ですよ(笑)」
「「(汗)ww」」
「♪♪」
番組の収録が始まり流人は何時もの指定席に座るが
今回は出演者の意見が分かれておらず統一のテーマで収録が行われる様だ・・・
「今回のテーマはこちら(笑)♪」
MCのお笑い怪獣が説きVTRが流れ・・・
私が知らなかった事っと言うテーマで色々な体験談が伝えられて行く・・・
そしてVTRが終わりお笑い怪獣が流人に話を振る・・・
「まぁ・・・私は知らない事が多いんですけどね(笑)」
「そらぁ流人やからな(笑)」
「さんちゃんだって知らなかったくせに(怒)」
「あほ!(汗) ・・・」
「駄目ですよ(笑) 笑いが薄くなっちゃうからね(笑)」
「おまえ・・・ズルいやっちゃなぁww」
「(笑)」
二大派閥が敵対していないと先程楽屋で知った事を話たいお笑い怪獣に
未だ駄目だと釘を刺されて困惑していたww
テーマの話に戻って流人が最近まで知らなかった事として話す!
「財団を設立したんですよ去年?」
財団を設立して色々自由な事が出来る様になったが、
利益の出る事業と損失の多い事業の差が大きく驚いていると伝えた。
「そりゃぁ~な! あんな完全潜入型装置施設なんかやるからやろ!」
「そうですが・・・でもイベントホールはそれ程深刻ではないので(笑)」
「そうなんか?(汗)」
「はい♪♪」
元々大赤字を予想してそれなりの対応と対策を整えてあるイベントホールは
ヴァーチャルアイドル達のイベント利用などで予定以上に収益があり安堵♪
反対にコンシェルジュ対応のスーパーマーケットなどは
廃棄物の処理費などが高額で驚いていた(汗)
「家庭から出るゴミって特区は無料じゃないですか
商業のゴミって結構高いんですよww」
特区になる前までは家庭も有料ゴミ袋を購入して
ゴミを分別して収集場所に出していたが震災後特区内に火力発電所を設置!
それ以降は分別は求められるが無料になり♪
分別も缶やガラスなどの燃えないゴミと燃えるゴミの分別で
十何種も分別せず簡素化されているので区民達も協力的に分けていた♪♪
「聴いてええんか? なんぼ位するねん?」
「全店舗で年間10億円!」
「「「「「10億!」」」」」
「全店舗ってw 何十店舗もあるんやろ?」
「5・・・6・7店舗ですかねw」
「7店舗で10億はゴミ出し過ぎやろ!」
「そうなんですかねww」
野菜や果物、肉や魚なら廃棄先が確保されており経費は掛からないがw
加工品などは消費期限を直ぐたら焼却破棄する以外ないので
特区内では色々なペナルティーもあって高額になっていると説明した。
「「「「「ペナルティー?」」」」」
「なんやねんペナルティーって?」
「ほら! さんちゃんも知らなかったでしょ?」
食べ物系の加工食品は無駄を無くす為に特区は小売店に努力を求め
加工食品の廃棄物に対して一定量を超えると特区条例の制裁金が課せられ(汗)
「この様な撮影スタジオもお弁当とか残すと制裁金が課せられるんですよ」
「「「「「!!(汗)」」」」」
「そうなんか(汗)」
一時期お弁当を置いて帰ったり放置してスタッフが処分していたが
この特区条例の設立以降は出演者達に好まれるお弁当にしたり
持ち帰る様に袋を用意したり工夫をしていた。
「(汗)w 知らんかったww」
「だからさんちゃんも残さずに食べてくださいね(笑)」
「おれ・・・弁当食わんねん(笑)w」
「なんで?」
「収録後にスタッフと飯食いに行くからや♪
そんなに飯食えへんしw 収録前に飯食うと脳が回らないねん(笑)♪♪」
自慢も入って弁当ではなくちゃんとした場所で食事をするのが
お笑い怪獣達より前のタレント達のステイタスだったと説いて
その名残でお笑い怪獣は飲み物だけでスタッフ達も周知していた。
「流人はどうやねん?」
「お弁当は全部持ち帰ります♪
私は食べないけど楽しみにしている人がいるので(笑)」
「楽しみに?」
「はい♪♪」
美食倶楽部の新人職人達には色彩の勉強や味の濃さ!素材のバランス!
仕出し弁当などの参考としたり時代の移り変わりや好みの変化など
弁当屋で参考にするのではなく、
スタッフがこの時期に選んだ理由などを考慮したり探求する為に持ち帰っていた。
「「「「「(汗)www」」」」」
「そんな事迄しとんのかい(汗)」
「特に酒の肴の適量は難しいので(笑)」
「・・・ww」
確かに今回のテーマは私の知らなかったことだったが
流人から出た物は誰も予想していない常識外の知らない事だったwww




