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チートな飼い猫のおかげで楽々レベルアップ。さらに獣人にして、いちゃらぶします。 作者:森田季節

獣人ミーシャとのいちゃらぶ同居生活編

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64話 ロック鳥退治

 思わず見上げると、飛行機かとみまがうような鳥が空にいた。

 明らかにロック鳥だ。ていうか、こんなのが何種類もいてほしくない。

「カァーーーッ!」

 ロック鳥が叫ぶ。
 やっぱり、巣に近づかれて怒っている。

 野外での戦闘はやっぱり一緒に行動してるパーティーのほうが詳しいようだ。
「みんな、広い場所に移動しろ! それで距離をとるんだ!」

 これだけ密集してると、危険も高いからな。

 とはいえ、鳥のほうがはるかに動きが速い。

 一気に急降下してきた。

 仲間パーティーの一人が吹き飛ばされる。

 羽をばさばさ動かされると、それだけで近付くのは難しい。

「弱ったな。僕、巣は見つけられますけど、ロック鳥には勝てないですよ……」

 リチャードもお手上げのようだ。
 まあ、こんなのに魔物使いが勝とうと思ったらドラゴンでも飼育するしかないな。

「ご主人様! 一回離れてて! ここでの戦闘は不利!」

 たしかに剣を持って突っこんでも鳥の攻撃で排除されそうだ。

「鳥っていうのは、まあまあ隙は多いみたいだな!」

 レナの体がオオカミのものに変わっていく。

 そうか、オオカミの速度ならやれるかもしれない。

 そして木に跳びのると、そこからロック鳥めがけて突っこんでいく。

 一箇所、肉に噛み付くと、すぐに離れる。

「グオオオオアアアア!」

 ロック鳥がさらに腹を立てたようだが、体が大きな分、オオカミの動きに対応しきれてはいない。

「よくやったわ、レナ!」

 ミーシャも隙ができたと思ったのか、ロック鳥に接近する。

 打撃でロック鳥にダメージを与える。
 それでも、ロック鳥は体力も高いのか、すぐには倒れない。

 それにロック鳥はミーシャではなくレナのほうに意識を向けて追い回していた。
「もう! こっちに来なさいよ!」
 ミーシャなら余裕だろうけど来てくれないことには戦いようもない。

 よし、俺も自分がやれることをやるか。

 剣に意識を集中させる。

 できるだけ心を静める。

 これをやるためには少しばかり時間がいる。

「へへっ! こっちだぜ、チキン!」

 レナがロック鳥を怒らせて意識を自分に向けさせている。

 上級の盗賊の動きに、ロック鳥も攻撃が間に合っていない。

 そう、攻撃を食らわなければどんな力を持っている敵だろうと無傷に戦える。

 だけど、相手はザコじゃない。だんだんとロック鳥の目も慣れてくる。

 じわじわとレナが追い詰められる。
 ちょうど、移動する直線上に木があって、道をふさいでいる。

 その両側もトゲがある低木のせいで、バリケードみたいになっている。
 つまり、袋小路になっている状態だ。

「あっ! ヤベっ! 道がねえじゃねえか!」

 普段ならレナはあんなミスをしない。それだけロック鳥と戦うのに余裕がなかったってことだ。

 だけど、時間を稼いでくれたおかげで俺もそれなりに準備が整った。

 思い切り地を蹴る。

「うおおおおっ!」

 技能:力溜め

 一定時間、精神を集中させて、一気に会心の一撃を加える。

 Lv29の戦士の会心の一撃なら、ロック鳥だろうと――
 仕留められるはずだ!

 剣がまるまる柄のあたりまでロック鳥に刺さった。

 ロック鳥は絶命したのか、ゆっくりと倒れてきた。
 巻き込まれそうだったので、あわてて剣を抜いて横に飛びのいた。

「どうにかなったな……」

 やっぱり、Lv29ってそれなりに戦力になるな。ここまでレベルを上げてきてよかった。

「旦那! ありがとうございます! 死ぬところでした!」

 レナがこっちに抱きついてきた。
 といっても、オオカミの姿のままだが。

「まあ、その格好でなら許してあげるわ」

 ミーシャからも許可が出た。
 かといって、顔をぺろぺろ舐められるのでそれは恥ずかしいからやめてほしいんだけど……。

「あと、ご主人様は偉いけど、レナはちゃんと反省しなさいよ。危うく大ケガするところだったわよ」

「姉御の言うとおりですな……。気をつけます……」

 そんな感じで俺たちのパーティーの中で盛り上がっていたが――

「本当にすごい人たちですね……」

 リチャード以下、もう一つのパーティーは驚嘆しているようだった。
 まあ、立派なところを見てもらう分には恥ずかしくもないな。
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あと、この猫小説ですが、60話も超えてきたので更新ペースを2日に一回ぐらいにしていこうかと思っております。連載自体はずっと続けていくつもりです。今後ともよろしくお願いします!

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