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扇風機と一緒に学校生活開始って何ですか?前編

タイトルがアニメとかラノベにありそうな奴になってるのは何ででしょうか。きっと作者の趣味ですね。家にあるラノベは基本ギャルゲとかの奴ですし。

千季(せんき)が人間になった次の日。(つまり1話目の後です)

夏休みの中にある学校に行かなきゃいけない日。

つまり、全校出校日。

そんな日に智香は寝坊をした。

普段自分で起きている為、親に学校があると伝えていなかった。

「んぎゃあああああああああああああああああ!ど、どどどどどどど!?」

時計の針は7時半をさしていて、いつもなら制服に着替えてる頃。

「と、とりあえず冷静に!ひっひっふー!」

昨日は千季がした告白やキスの事でどうしても寝れなかった。

それが寝坊の原因だ・・・って冷静に分析してる場合じゃない!

急いで制服に着替えて外に出る。

「今から走れば絶対間に合う!」

小さな声で呟き家を出る。


教室の扉を開け、急いで時計を見ると時間はまだ間に合っていた。

「た、助かったぁ~・・・」

「あ、ちー!」

「にゃー!りゅー!」

「「もっぷぅー!」」

学校来て即効りゅー(松野流華まつのりゅうか)を抱きしめる(抱きしめられる)事が出来るなんて!

今日も男子が私達に視線を向けるが・・・まぁ、気にしない。

だってりゅーが可愛げふんげふん!

色々考え込んでいるとりゅーが話しかけてきた。

「ちー今日遅かったね、寝坊したの?」

「流石りゅー、私の事分かってるぅー!」

「まぁ、ちーが遅れるのって大抵寝坊でその日は何か事情が『必ず』あるもんねぇ」

「べ、別に何もないしぃ!」

誰だって扇風機が人間になってそいつに告白されたなんて簡単にいえる奴なんて居るのだろうか。

・・・しかもそいつが少し好きに・・・ってこれはないない!

「お、ちーお得意のツンですか、そうですか。維持でも聞くぞー?」

「だ、だから何もないっていってるでしょう!りゅーなんて大嫌い!」

あっ、またやっちゃった・・・

「ちー、うちのこと嫌い?・・・そう、だよね。うちなんかが好かれるはず、ないもんね・・・」

「違っ、りゅーの事大好き!う、嘘なの!」

「・・・本当に?」

「本当!」

「じゃあ昨日何があったかおしえなさあああい!」

しまったこれじゃあ前と同じだあああああ気付くの遅かったああああああ

と、チャイムが鳴り響く。

「・・・今日は遊ぼうね、ちぃちゃん・・・クスッ・・・」

「ひぃっ・・・」

今日は何かよくない事ばかりしか起きない気がする。

教室の扉が開くと、教師が入ってきて当たり前のように出席を取る、かと思いきや。

「出校日に紹介するのもあれだが、本人の希望で今日転校生を紹介する。

瓜田(かでん)ー、入ってこーい。」

い、嫌な予感が・・・

教室の扉を開けて入ってきた彼は、昨日見かけたアイツだった。

「おはようございます、瓜田千季(かでんせんき)と申します。」

私の予感当たったー!

クラスの女子が騒ぎ始める。

そして男子は千季に嫌な感じの目を向ける。

「智香ちゃーん!」

私を今呼ぶなー!女子の敵にぃ!

「ん?瓜田は千条の知り合いか?」

「はい、先生。僕たち幼馴染なんです。」

・・・さようなら、私の楽しい学校生活スクールライフ

あぁ、クラス中の視線が全部私にぃ・・・

「智香?どうしたの?顔色悪いよ?大丈夫?」

その心配が私をどんどん苦しめるぅ!

「先生、私ちょっと保健室行ってきていいですか?・・・気持ち悪くて・・・」

「そうか、一応の付き添いで保健委員の・・・松野、付き添ってやれ」

「はーい」

りゅーが保健委員でよかった。

他のクラスの子とはそこまで仲良くないから一緒に居るのがもっと苦痛だ。

「ちー、大丈夫?」

「う、うん・・・多分・・・」

私とりゅーは教室を後にした。

・・・その時、千季が凄く心配そうな顔をしていた気がした。

気がしただけで、本当なのかは知らない。

とっても眠いので今回はここまでで許してくださぁい!

短くて本当に申し訳ない;;

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