平民の娘たちが聞いた、貴族の連れ子イビリがヌルすぎる
十代の平民少女たちの雑談です
ねぇ、聞いた?
そんな呼びかけで、いつものうわさ話がはじまった。
「きのうは、あんまりお客の入りがよくなかったのよね」
ネリネはゆるくカールした巻き毛をかきあげて、後ろへ流す。酒場の給仕をしているから、普段はまとめている薄茶の髪を、いまはそのまま下ろしっぱなしだ。
「ふ〜ん。昨日の夜って、べつに天気は悪くなかったはずだけど? 新しい酒場ができたって話も聞かないし」
ダリアは冷えたリンゴの果汁に口をつけ、のどを潤してからそう返す。そもそも下街でささやかれているうわさの、ほぼすべてを把握しているネリネが、新しく酒場が開店したら知らないわけがない。
「最近のお客は、やっすいエールばっかりよ。高い酒を頼む上客も減っちゃったわ」
「そういえば、私のところも注文が減った気がするわ」
アリッサも、客足が鈍いと同意する。彼女が自作のスカーフで焦げ茶の髪を隠しているのは、短く切ったせいでくせ毛がハネまくっていて、それにうんざりしているからだ。
「金持ちの金離れが悪いんじゃ、わたしらがどう頑張っても無駄でしょうね。まぁわたしのうちには、貴族がパンを買いに来たりはしないけど」
街の景気が落ちこんでいるのは自分も感じていたので、ダリアはため息をつきたくなった。
うちの売り上げは、そこまで落ちたようには思わないけど、そのパンさえも売れなくなったらもうおしまいだ。
お酒やドレスは我慢できるけど、日々の食事まで抑えだしたら、スラムでは餓死する人も出るだろう。
「そんなことより、聞いてちょうだいな。貴族のお嬢様が、ステキな殿方に助けられたんですって」
暗い空気を追い出すように、アリッサが話題を変えた。指を組んでキラキラした目でそういうと、ステキな殿方とやらを想像しているのか、目を閉じてウットリしている。
今回は、針子のアリッサが聞きつけてきた話題に、花を咲かせようと集まったから、平民じゃ聞けない話を仕入れてきたとは思っていた。だれど、お姫様が助けられるなんて、女の子が大好きな絵本みたいな話じゃないの。
アリッサが勤める店には、ごく稀に貴族の来客があるため、女主人とともに屋敷を訪れることがあるらしい。そのため、アリッサは無礼にならないように練習したらしく、たまに丁寧に話すときがある。
それがクセになったのか、こんな下街でバカ丁寧な話し方をするので、ダリアはたまに吹き出しそうになるのだ。
今回も、そこのメイドと親しくなって、うわさ話を仕入れてきたのだろう。
ダリアはこの街で人気のパン屋の看板娘で、亜麻色の髪を耳の下でふたつに結っている。
いつも薄紅色のリボンをつけているので、近所の人たちには、ダリアの顔はよく知られていた。
ちょっと幼い見た目だが、純粋さを全面に出しているので、奥様たちからの受けも悪くはない。
ご近所さんがささやくのは、嫁姑の悪口だけではないので、ちょっとわからないという表情で、素直に教えを請うダリアに、財布のヒモと口が緩むのは仕方がないのだ。
「ふーん」
「なぁに、ネリネは興味ないの?」
つまらなそうなネリネの返事を、ふしぎに思って聞いてみた。いつもなら、どんな話題でも食いつくのに、体調でも悪いのだろうか。
「だって、お嬢様でしょう? あたしたちとは身分が違いすぎて、なんだかピンとこないのよね」
「でも、一年間も継母から虐待されていたと聞いたのよ? すごく痩せていたから、助けに入った騎士たちがもの凄く怒っていたって、八百屋のおかみさんが話していたわ」
思ったよりもネリネの反応が悪いので、アリッサがさらに情報を出してくる。
「八百屋のおかみさん? まぁ、あの人からしたら、みんな痩せっぽっちに見えるわね」
ネリネはクッキーをひとつつまんで、自分の口に放り込んだ。
「ネリネったら、もう。笑っちゃうからやめてよ」
おかみさんはかなりふくよかで、彼女のウエストは、私たちのなかでは一番痩せているアリッサの、二倍はあるだろう。
おかみさんはふとっているけど、だんなさんがやせっぽっちだから、ふたりが並ぶとどうしても笑ってしまうのだ。
「騎士が出てくるなんて、大ごとじゃない。下街には、ぜんぜん聞こえてこなかったわ」
「ええ。その騎士様は、お嬢様の幼なじみだったんですって。いいわね。私の幼なじみは、鍛冶屋の見習いくらいだわ」
自分のところには王子様がこないと、アリッサが嘆く。
「でも、幼なじみが騎士になって助けにくるなんて、歌劇の演目にありそうよ」
「やっぱりダリアも、騎士には興味があるのね」
ネリネがロマンチックな話に乗らないので、少しだけガッカリしたアリッサも、ダリアが興味を示したことで持ちなおしたらしい。
「一年間ねぇ。うちの賄いくらいおいしい食事は、食べてないわよね。毎日、水みたいな味の薄いスープとか? きっと具は残飯で、野菜の皮が浮いてるんだわ」
「さすがにそれは違うでしょ。ありがちなのは、虫や死んだネズミが浮いてるの」
「ちょっと! それじゃ、あんまりだわ。ダリアは本に影響されすぎよ」
ネリネが笑って否定するけど、イヤガラセってそんなものじゃないの?
「ふたりともハズレよ。後妻の継子虐めは、朝から晩まで仕事をさせていたと聞いたわ」
「お嬢様ってどんなことができるの? あたしは洗濯とか掃除ぐらいしか思いつかないわ。洗い物も冬はキツイのよね。アカギレがなかなか治らなかったし、エプロンに血がつくんだもの」
ネリネは、給仕の合間に洗い物も片づけているので、冬場はキツイと眉をひそめる。
「暖炉の灰の始末じゃない? うちのかまどの灰だって、毎日たくさん出るんだよね」
かまどの奥から、灰を掻き出すのも重労働だ。勢いがよすぎると、自分が灰まみれになってしまうし、鼻と口を覆っておかないと、まちがって吸い込むこともある。
「針仕事よ。部屋に閉じ込められて、一日中リボンやハンカチーフに刺繍を刺してたんですって」
アリッサがちょっとガッカリしたような声で、正解を明かす。
「はあっ?」
あっけにとられたネリネの口から、クッキーのかけらがこぼれ落ちる。
「針仕事かぁ。しかも小物に刺繍って、なんだかちょっとヌルくない?」
そうはいっても、わたしは刺繍なんてできないから、苦行といえば苦行なのかな
正直にいえば、お嬢様にはまったく同情できなかった。ここにいる三人は、刺繍する余裕などない暮らしをしているからだ。
さすがに自分たちのような立ち仕事や、床磨きのようにはいつくばって働いていたのなら、共感せずにはいられなかったと思うが。
「そう思うのもわかるけど、貴族のお姫様よ? お嬢様には過酷だったんじゃないかしら」
そうなのかな。でも針仕事なら暗くなったらできないし。明かりをつけてまでやらせるとは思えないけど。
朝から晩までって話も、日が昇る前からってことじゃなさそうね。
「なにそれ。それのなにが大変なの? ひと刺し針をすすめるたびに、鞭で打たれてたとか?」
そういって、ネリネが目線を上に向ける。まぁ、わたしもそんな気分になったんだけど。
アリッサが、お嬢様をかばう理由がわからない。
「立ち仕事じゃないってだけで、わたしはうらやましいけどね」
「わかるわ!」
同じ立ち仕事のネリネが、即座に同意する。仕事が終わる頃なんて、ふくらはぎがパンパンになるくらいキツいのだ。
「指先が硬くなるほど針を持たされて、いろんな色に染まっていたって、世話をした侍女が泣きながら触れ回ってたらしいのよね」
アリッサは自分がお針子だからか、指が染まるほどなら相当な量を刺していると、かなり同情する気持ちが強いらしい。
「閉じ込められても、お世話はしてもらえてたんだ?」
「違うわよ、助けられた後の話。王子様のところの侍女だって聞いたわ」
「王子様じゃないよ。貴族の子息でしょ」
「困ってたところを助けてくれたら、その相手は王子様でいいのよ」
「そうね。カッコよければ王子様でいいと思うわ。あーあ、あたしのことも助けてくれないかな」
「んもう、ネリネったら。いくら顔がよくても、みんなの王子様にはならないわよ。私たち平民になんか、見向きもしないんだから」
私たちのなかで貴族の屋敷に入ったことがあるのは、アリッサだけなので、そういわれたら納得するしかない。
不敬だと罰せられる可能性もあるから、積極的に関わろうとは思わないし。
「でも、虐待って刺繍だけなの? 家中を掃除させたり、寒くても火を使わせなかったりとかは?」
「さあね。閉じ込めてたなら、家の掃除はしないんじゃない? その部屋だけなら、したかもしれないけど」
「じゃあさ、井戸から水を汲んだこともないんだろうね」
水汲みも、腕が棒になるくらいキツイ仕事だけど、貴族のお嬢様には縁のないことなんだろうなぁ。
「私はもう十年も、そんな暮らしをしているのよね」
お針子のアリッサがそう話す。アリッサの父親は、早くに亡くなったので、彼女は幼い頃から働きに出ている。母親も身体が弱く、家事全般をアリッサがひとりでこなしているのだ。
「あたしらと違って、貴族がそんなことをするなんて、聞いたことがないわ」
腕が四本あるわけでも、羽根が生えてるわけでもないのに。見た目はわたしたちと変わらないから、きっと中身が違うんだろう。
「だよね。でも、そんなに貴い血っていわれてるなら、黄金でも混ざってるんじゃない?」
「あははっ! それなら買取所に持ってくから、あたしらにもわけてほしいわ」
「もう! ネリネったら。そんなことを誰かに聞かれて告げ口でもされたら、無礼だって連行されちゃうわよ」
アリッサは心配性だよ。こんな下街で、わたしたちみたいなひよっこの話を、わざわざ言いつける人なんかいないでしょ。
「じゃあ、継母はどうなったの? アリッサは聞いた?」
それはわたしも気になってたわ。てもやってることは、それほど大きな罪にはならなさそうだけど。
「私が聞いた話には、出てこなかったけど」
アリッサも、継母が捕まったかはわからないみたい。
「貴族だから罰を受けないなら、あたし、絶対に許せないわ!」
「騎士が動いていて、それはないでしょ。そこまで優遇はされなくない?」
被害者も貴族なんだし、なかったことにされることはないだろうけど、平民になんか教えなくていいとは思ってそう。
「だってあたし、冬にあった事件がまだ忘れられないんだもの」
ネリネが半泣きで、苦しそうにそういった。
「スラムの子たちの話よね?」
アリッサも知ってるみたいだけど、聞いた話はかなり腹立たしく、わたしも不快に思ったものだ。
スラムにいた女の子たちが亡くなって、ひとり残された子は、いまでも孤児院に保護されていると聞く。
「騎士様が閉じ込められてたお嬢様を救ったのなら、あの子たちだって、助けてくれたらよかったのに。なにもしなかったあたしが、偉そうにいえたことじゃないけど」
「そうよね。あれで貴族への不信感をつのらせた人は、かなり多いと思うわ。私だって、あんな貴族が同じ街に住んでいたなんて、怖くてたまらなかったもの」
自嘲気味にネリネがいうと、アリッサが同意する。
「あのときの貴族が結局どうなったかなんて、あたしたちには、なにもわからないのよね」
ネリネがわからないなら、うわさが拡がらないように、なにかしらの規制がされたのだろう。
この冬に、スラムにいたふたりの少女が亡くなったのだ。
そのふたりの妹分だった子が、スラムの片すみで穴を掘っていたのを、まわりの住民が気づいて発覚した事件だった。
亡くなった少女のひとりは妊娠していて、その子が数か月も前に、貴族に引き取られていったのを、数人の住民が覚えていた。
少女はフードで隠していたが、とても美しい顔立ちをしていたのだ。彼女の美貌を知っていた人たちは、貴族のご落胤だろうと、コソコソ話していたらしい。
「引き取られた先で、その貴族に乱暴された上、妊娠したから捨てられたのだったわね」
「そうね。ほんとうに酷いことをするわ」
話によると、腹を刺されてスラムに転がっていたらしい。残念なことに、お腹の子どもも助からず、一緒に埋葬されたのだという。
もうひとりは、刺された少女を助けようとしたが、たいしてお金を持っておらず、道を歩く人のふところを狙ったようだ。
少女はすぐに気づかれ、被害者によって報復以上に殴られた。なかなか財布を離さなかったために、顔がかわるほど暴行され続けたらしい。
彼女は、強く殴られたことが原因で亡くなったと聞いた。
「殴った男はかなり酔っていたんでしょう? うちの店にきたことはないから、その男のことはあたしもあんまり知らないのよね」
「だからといって、か弱い女の子を死ぬほど殴るかしら?」
アリッサの言うとおりだけど、男だとしても、そこまで殴られたら死んじゃうよね。
「ふたりを埋葬するために、落ちていた木の枝で穴を掘っていたらしいわ。爪がはがれたから、枝を使ったんですって」
ネリネが涙声でそういった。その姿を想像するとあまりにも哀れで、わたしまで泣きたくなる。
「頼れる大人が、ひとりもいなかったのね」
アリッサの目にも涙が浮かぶ。
「ひとりだけ生き残ってツライだろうけど、亡くなったふたりの分まで、しあわせになってほしいよね」
ダリアは自分の言葉がいかにも他人事で、薄っぺらいと感じて寒気がした。
きょうはそろそろ解散しましょうか。そうアリッサがいったので、その日は気分が落ち込んだまま、みんなと別れることになってしまった。
「ねぇ、聞いた?」
きょうはネリネが声をかけて、彼女の家にお邪魔している。
「こんどはどんな話かしら」
アリッサが、腰を下ろした椅子の座り心地を確かめるように、もじもじしている。
「あの助けられたお嬢様の話は聞いた?」
「わかった! 幼なじみだっていってた、麗しの騎士様と結婚したんでしょう」
前回が暗い話で終わったので、こんどは楽しく過ごしたい。めでたしめでたして終わる話は、たいていふたりのしあわせな結婚で閉めるはず。
「ダリアってば、恋愛小説の読みすぎだわ」
「あら、なにがあったのかしら? もったいぶらないで教えてよ」
「アリッサも知らないの?」
「ええ。最近、ドレスの仮縫いがあったから、作業場にこもりっぱなしだったわ」
「それは大変だったね。ネリネ、降参だから教えてよ」
「驚かないでね。あのお姫様が、殺されちゃったらしいわ――」
「わたくしも苦しめられたのよ。お母様が亡くなってから、お茶会に呼ばれることもなくなってしまったし、大好きなピアノをひく時間もなくて、ほんとうに辛かったわ」
幼なじみに救われた令嬢は、気分がふさぐ貴族令嬢たちとのお茶会ではなく、身寄りのない子どもたちが集められた孤児院に、足を運ぶようになっていた。
「ねぇ。あなたの髪の色、とてもステキね。ちゃんと手入れをしたらいいのに。きれいに伸びたら、わたくしにくださる? この髪も、だれからも梳いてもらえなかったときは、ひどく傷んでしまっていたのよ」
目の前のお姫さまは、ツヤツヤに波打つ自分の金の髪をなでながら、あたしに笑いかける。
なにそれ、自分でとかせばいいじゃん。それっぽっちで苦しいだなんて笑わせる。同じ苦しみを味わったなんて、いわないでよ。
貴族にむりやり連れていかれたおねぇちゃんは、お腹からいっぱい血が出てた。お医者さんを呼びに行ったお姉ちゃんも、血だらけで顔を腫らして帰ってきのに。
あんたなんてきれいな服を着てるし、どこからも血が出てないじゃない。
お姉ちゃんは、顔じゅう血だらけで腫れあがってて、目がどこにあるかもわからなくなってたんだよ。
あたしは、血が流れないように頑張って押さえてたけど、朝にはふたりとも動かなくなっちゃった。
お姉ちゃんはずっとあやまってた。おねぇちゃんはもう、息をしていなかったのに。お医者さまを呼べなくてゴメンねって、ずっとずっと、あやまってたんだ。
腫れて糸みたいになった両目から、ずっと涙が流れてるのを、あたしは見てることしかできなかったのに。
神父様が、失礼のないようにしなさいっていったから、あたしはだまって座ってた。
お姫さまは、あたしをかわいそうだといって、自分がつらかった話を聞かせてくる。
お姫さまはつぎの週もやってきて、あたしの前に座った。
つぎの週も、そのつぎの週もきて、満足するまで話しては、立派な馬車に乗って帰っていく。
「あたしは、あんたの仲間なんかじゃない」
お姫さまを刺した。なんどもなんども、数人がかりで止められるまで刺し続けた。もう二度と、あたしに会いにこないように。
あたしの気持ちがわかるだなんて、ウソをつかれるのももう終わり。
血まみれになったいまなら、少しは話を聞いてあげてもいいかもね。
ひとり生き残った子は処刑された。
被害者が貴族だからと、犯人は広場で公開処刑になり、娯楽のない民衆が集まる。
少女は拷問を受けたのか頬は腫れて、髪は短く切り落とされていた。
少女はなにもいわなかったが、罪状は少女の勝手な思い込みによる嫉妬と、逆恨みだとされ、刑は執行される。
泣きもしない少女の首は落とされて、遺体は犯罪者たちの墓地に運ばれた。
不幸だった少女は、ひとりもいなくなった。
「ねぇ、聞いた?」
ここまでお読みいただき、ありがとうございました
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語り手
ダリア 街で人気のパン屋の娘 『わたし』
ネリネ 酒場の給仕をしているから、下街で囁かれているほぼすべての世間話が集まる 『あたし』
アリッサ 父親が早くに亡くなり、幼い頃からお針子として働いている 『私』
スリをした子(お姉ちゃん) 16歳くらい
面倒見が良い 腹を刺された子を助けようとして、切羽詰まってスリをする 最後まで財布から手を離さなかった為に殴られ続けた
ボロボロになってフラフラしながら帰ってきたが、その日のうちに息を引き取る
犯された子(おねぇちゃん) 14歳くらい
貴族の不貞の子なのか、顔立ちが整っていたため目をつけられた 妻子持ちのロリコン貴族(40代)に連れ去られ、弄ばれる 数か月にわたり性的暴行を受け、妊娠したので腹を刺された スラムに捨てられたときはまだ生きていた
貴族令嬢を殺した子 12歳くらい
髪色が珍しく、伸ばしては売って小銭を稼ぐ。傷んでいなければ、かなりの高額で取引されたはず 普段は汚れたフードを被っていた
姉たちをひとりで埋葬しようとした後、孤児院に保護される
慰問にきたお嬢様から勝手に親近感を持たれるが、あまりにも甘えたことをいうのでキレた
処刑後は、犯罪者の墓地にうち捨てられる
犯行前、スラムの片すみにあるふたつの墓に、自分の髪を切って埋めている




