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26話 議決

 オレは先程から一切動きの無い仮面の人物の首を足で軽く小突いてみた。

 へんじがないただのしかばねのようだ。


 「……ふぅ」


 念のためこいつのステータスをチェックする。

 HPの表示が出てこない。

 という事は死んでいるっていう解釈で間違いないよな?


 EXP+10000 Levelup+10


 い、一万だとぉ!?

 もしかしてあの仮面、モンスター扱いで止めを刺したのがオレだったから経験値が入ったのか。

 何にしてもこれはうま過ぎる。


 「マズダ何一人で生首見ながらニヤニヤしてんの?めっちゃ気持ち悪いよ?」

 「う、うっせえ!アドラこっちにも色々あるんだよ」


 と、ともかくだ!仮面の人物の死とレベルアップを確認し終え、オレはエレノアへと視線を合わせた。


 「さて、エレノア改めて聞いておくが今回の会議でリィーダルは教団壊滅へ向けてリント王国と協力するという決定でいいんだな?」


 オレは五族華会(ペンタゴン)議長エレノアに今一度確認を行った。

 

 「ええ、それが会議の結論」

 「了解した、感謝する」


 エレノアの回答に対して謝意を示す。

 ……取り敢えずリィーダルとの協力関係構築には漕ぎ着けた。

 リント王国やリィーダル、そしてオレ達が今後どう動いていくかについてはまだ具体的に決まっている訳ではないが、これはオレ達にとって紛れもなく大きな前進である事に変わりはない。

 教団の壊滅に動くという事はつまり、勇者を狙う襲撃者の数を減らせるという事に直結しているからな。

 

 次にオレはヘルメスの方へと歩みを進めた。


 「ヘルメス今回は完全にアンタのお陰で協力を得られた、本当にありがとう」


 そう言ってオレは、今回の議題を成立へと導いた一番の功労者であるヘルメスに対して頭を下げた。

 

 「いえいえぇ~ん放っておくとマズイ問題だし、古い友人の頼みですものぉん、これ位の助力は当然よぉん」

 「それにだ、五族華会(ペンタゴン)としてもリィーダルの中央にまで浸透している不届き者達をこれ以上看過する事は出来ん」


 ギルバートがヘルメスの言葉にそう付け加えた。


 「バチクソ強いあんたらがそう言ってくれるのは非常に心強いよ」

 「リィーダルに神はおらん。教団が五族華会(ペンタゴン)に対して喧嘩を売った罰は我ら自身が下す、血には血を、暴力には暴力を以てだ」

 「あのぉ、神ならいますわよ。ほら、ここに」


 ヘルは自分を指差して自身が神である事をアピールするとギルバートはやっちまったという感じの表情を浮かべて「すまん」と一言呟いた。


 「……話が進まなくなるからヘルは黙ってて」

 「そんなぁ、私神なのに。本当ですよ」

 

 予想通り、ヘルのいらんツッコミで会話が止まってしまった。

 そんな微妙になった空気をリセットする様にヘルメスはパンッと一回手を叩いて皆に自分を注目させる。


 「はいは~い皆さんお疲れでしょぉん。後の処理は私がやっておくから、今日の所はこれでお開きにしないかしらぁん?」

 「そうね、今日はこれ以上話し合う必要はない。みんな解散」


 ヘルメスの一言にエレノアが賛同し、この場の解散を促した。

 

 「それじゃあね。皆バイバイ~」「よいか?残業代は割り増しでちゃんと払ってもらうぞ。それでは妾はこれで」「ボクも失礼するよ」

 

 エレノアの言葉を受け五族華会(ペンタゴン)の面々は次々と議場を後にしていった。


 「マズダくん達も先に屋敷に帰ってていいわよぉん、今後の事は屋敷でゆっくりと話ましょぉん」 

 「そういう事なら、じゃあ俺達も帰るとするか」

 「ですわね」「そうしましょ」


 こうしてオレ達は五族華会(ペンタゴン)での会議を終えてヘルメスの屋敷へとまっすぐ戻っていった。 

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