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感情特急
●落ち着いた雰囲気で、ある種の「売れ線」から一歩引いた印象が。
【収録曲】
1.感情ターミナル
2.最後の友人
3.すみれ色の夜
4.煩悩グラインド
5.晩秋のトロイメライ
Little Paradeの3作目となるミニアルバム。マーチのリズムが印象的な『感情ターミナル』やきらびやかな雰囲気の『煩悩グラインド』、音数を絞ったバラードの『晩秋のトロイメライ』と、曲ごとに様々なスタイルを見せてきますが、彼のボーカルが乗ると、いとも簡単に「『太志』というミュージシャンの曲」になるんですよね。癖が強めで人を選ぶところもありますが、それか彼ならではの魅力に繋がっていると言えるでしょう。
ただ、前作同様にインパクトはさほど強くなく、やはりAqua Timez時代と比べると、ある種の「勢い」が落ち着いた印象があります。まあ、「売れ線」から一歩引いた作風と捉えることもでき、それこそが「Aqua Timezとは異なったLittle Paradeらしさ」と言えるのかもしれませんが。
評価:★★★★