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第1話 自由になった(1)

真白「ゲームだゲームだ」


作者「( ^ω^)」

第一話 自由になった 1


きらめく夜の街ひときわ目立つディスプレイに新作ゲームの宣伝が流れている

真白はそれに目をやり一言「楽しそうだな」とこぼす


真白は自由を手に入れた、しかし生まれるより前から自由を体験してこなかった真白には自由の使い方側あらなかった

前世の者たちは多くのモノを見てきたから多少は自由の使い方を知っている、と思われるが今を生きるのにいっぱいいっぱいだった真白にはわからないのだった

前世たちは思った真白と自由を謳歌したいと。自分たちができなかった脅威を倒した果てに

そんなときである真白はゲームの宣伝を見ながらつぶやいてしまったのだ

———「楽しそう」———と。

その言葉は前世たちを動かした


 2番は走った、資金を持っているであろう現代に生きる腐った考えを持つ魔術師の所に


 3番は魔力のこもった声でゲーム設備がそろえられた店に乗り込んだ


 4番は後処理をした。周りの人間の意識から自分らの行動がおかしくないものだと


 1番は側にいた統括として


 真白のつぶやきから15分後にはすべてが整っていた。

 真白の住む屋敷に今までなかったゲーム設備がそろっていた



・・・・・・


 私は甘く見ていた、

奴らが私のことを甘やかしたがっていると思っていなかった

うれしいのだが、急に別々の方角に走っていくから何事かと思ってしまった

そして帰ったらこれだよ。


最新型のVRセット


しかも引きこもることが前提で買われた食品類

 ・・・・・・そして何よりこの顔よ

 2番と3番はドヤ顔 4番は疲れているのかうなだれている

「なぁ1番これはいったい何があったんだ?」

 こんな時は素直に聞くのが一番だ

 1番は少し間をおいてから答えた

「用意いたしました」

「・・・そうか」

「はい」

 

 ・・・・・・・・・はぁ


「そろえたのならやるしかないな」

 私がそういうと4人は少しうれしそうにしていた

 

 ゲームをやることは決まった。

すぐに始めるわけにはいかない、何故ならこの現代に生きる魔術師。絶滅危惧種といっても過言ではないモノが訪れてきた時の防衛方法が決まっていないのだ


魔術師は3つにわけることができる


1つ 研究に熱中しすぎるあまり周りの目に気が付かないバカ


2つ 研究内容を盗むことしか考えていないバカ


3つ 完成した研究成果に酔いしれるあまり周りの目に気が付かないバカ


この3つにわけることができる

研究だのなんだの言って他者に迷惑しかかけないバカしかいないのだ


私はそんなバカではないからな


今回ゲームをするにあたって気を付けなければいけないのは2,3だ

2は私の完成させた現代科学では作り出せない魔術を盗もうと企てるかもしれないため

3は自身の魔術と私の魔術を比べようとしてくるから


総じて魔術師とはめんどくさい奴らなのだよ


魔術師対策どうしよう

「真白さま、自分がこっちに残って警戒してましょうか?」

 4番の提案に私は首を横に振る

「遊ぶならお前ら全員と一緒がいい///」

 言っててこそばゆくなってきた

「それでは地域一帯に睡眠蟲放つのはどうかしら?」

 3番がゆったりとした口調で言う

「地域に迷惑をかけるのは奴らと同じになってしまう」

 2番がそう返答する

「魔力蛭と睡眠花を外に放ち魔術師だけを眠らせるというのはいかがでしょうか」

 1番の案で決定かな、うん

 

 私の魔術は簡単にいえば麻薬と毒だ

 強制に誘引し働かせ対価として魔力をやるそしてまた働かせるいらなくなったら捨てるこれがもとになっている。

 動物や植物はもちろん事象、概念にも干渉できる。(概念とかに干渉するのはめんどくさいからあまり好きじゃないんだよね)

 この魔術は私の心情を無視して使えば宇宙を支配することもできる(ただし私がやりたくないのでやらない)

 ちなみに前世たちがこうして現世に乗り込んでこれているのも私の魔術が関係している。世界の概念を少しいじったのだ。(すごく疲れたけどな)

 

 閑話休題


 魔力蛭 血液の代わりに魔力を吸い取る蟲だ。


 睡眠花 強力な眠気を誘発する花粉を放ち続ける


 この2つに命令を与えて放てば魔術師だけを眠らせられる、かつる


真白「マジュツシキライ」


作者「私も同じ気持ちだ」

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