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桜の樹の下で

桜の樹の下で 眠る

作者: Libra

桜の樹の下で


家族と過ごした日々は


忘れられないおもいで


母の作る


お花見弁当


私と妹の好きなものしか入ってない


思い出のお弁当


父は笑いながら


「俺は、お赤飯の小豆が嫌いなのに」


と言っていた


父が逝き


母も 後を追うように一年後に逝き


天国でふたり仲良くしていることだろう


いつも見ていた公園の桜


その桜は


ここからは見れないけれど


桜の樹の下にふたり仲良く眠っている


父の願いの 樹木葬


私も母になりました


「さくら」


と名付けた娘


見て欲しかったな

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― 新着の感想 ―
[良い点] 大好きなさくらの木の下に夫婦仲良く揃って眠る。樹木葬、私もいいなぁーと思います。 さくらの花が咲くたびに懐かしく思い出して貰えそうですよね。
[良い点] 桜が好きな私には桜の樹の下で眠るのもいいですね。 大好きな人と一緒に眠れるなんて嬉しいでしょうね。 そんな桜を見に来てくれて、私を思い出してくれる人がいてくれる。 そんな人生だったらいい…
[一言]  哀しい桜ですね。  最後の「見て欲しかったな」の一言に主人公の想いが凝縮されてる気がします。    ステキな詩を有り難うございます。
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