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国際機関では

作者: MANA
掲載日:2019/05/25

前回の続き。


3つの国の沼から検出された未知の毒物について、


2つの国が国際機関に通報していた。


日本、そして、B国の旧宗主国。


A国で採取されたサンプルは廃棄されていた。


通報先は、国際刑事警察機構で、


この物質を使ったテロが危惧されていた。


機構の会議室では、


「どこかの国の生物化学兵器研究機関で開発されて、


何らかの理由で外部に持ち出された可能性も」


「日本とB国以外ではどういう状況なのか」


「こちらで掌握していない国で同様の事件が起きたこともありえる」


「この毒物を製造するためには、高度な専門知識と、

大がかりな設備が要る。


設備を建設して稼働させる資金も必要」


「解毒の方法もないので、ヒトに使われるとどうしようもない」


日本では、警察庁が化学工業の業界団体に協力を要請して、


今回の毒物について、製造可能な事業者が推定できるか照会した。


「日常的に使われる、あまり強くない毒物については、


こちらの会員である事業者が製造しています。


製品としては、殺虫剤や除草剤、農薬などですね。


そのような毒物は大量に製造されます。


商売になるので。


ただし、未知の毒物で強い致死作用があるものは、商品にはなりえません。


製造禁止になるのは確実なので。


調査しましたが、私どもの会員で、お問い合わせの毒物を製造しているところはありません」

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