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ゆるゆるエルフ系ヴァンパイアの旅日記  作者: ぬるま湯
ゆったりのんびり2人旅
19/40

寄り道

内容がまとまらなくて、投稿遅れました。ゆるしてください。

温泉から上がりセラ以外が寝静まったころ

「ねえ、なんで私にも精霊の声を聞けるようにしたのですか?」

『ン?ソウダナ〜。君ガソウナリタイト、望ンダカラダナ』

「私が?そんなこと……」

『無意識ニ望ンデイタヨ。我ハ感ジトルコトガデキル。ダカラ叶エタ』

「何かお礼とか、代償とかあるんじゃないですか?」

『アル、ソレガ君タチニ頼ンダコト。我ハ特別ナ者ナラドコニイテモ見エル』

「私たちを見守っている。ということですか?」

『依頼ヲ達成デキルカヲ見テイル。直接手ヲ出シタリハセンヨ』

「ここから東の街って、相当遠いですよね?」

『歩キデ2週間ハカカルナ。東端ニソノ街ハアル』

「あまり時間をかけると、リリィの両親が危なくなるのではないですか?」

『ソレハ無イ。商品ニ傷ヲツケル商人ハイナイカラナ。雨デ馬車モ進ミニクイハズダ。売ラレル前ニ取リ戻サナイト厄介ダ。気ヲツケロ』

「わかっています。まあ、シルフィーがなんとかしちゃいますよ」

『ソウナルトイイナ。明日ノ出発ハ早イノダロウ?モウ寝タホウガイイ』

「はい。私たち、頑張りますね」




朝起きると

「あれ?ここどこ?」

見知らぬ場所で目が覚めた。寝てる時に霧化したのかな?最近はなかったのに。とりあえず、血のにおいを辿れば戻れるかな……。

「う〜んと。こっちかな?」

だんだんと血のにおいが強くなっていく。そういえば今日は血が欲しくなる日だ。着いたら吸わせてもらおう。

「お腹空いたぁ〜。なんでこんな遠くにいるのぉ」

『寝相ガ悪イカラジャ。直ッタト思ットッタガ、タマニナルンジャナ』

「あ、グラントおはよう。こっちで合ってる?」

『ウム。ミナガ起キル前ニ戻ルゾ』

「うん。心配しちゃうもんね」



やっと着いた。まだみんな寝てるし、気づかれてないみたい。うぅ〜……お腹空いたけど用意するのが面倒だなぁ。血でいいかな。

「いただきまぁ〜す」カプッ!

「ひゃあ!な、なに!?なにに噛まれたの?襲われてる?あ、なんか吸ってる吸われてる。ってシルフィーじゃない!もう、いきなりはやめてよ!」

「おふぁふぉー。ふぉふぇんふぇ。おふぁふぁふいひゃっへ」(おはよー。ごめんね。お腹空いちゃって)

「んぁ、な、なんとなく…言いたい、ことはわかる…わ。お願い、だから…吸い、ながら話さないで…。」

「ふぉふぇんふぁふぁい」(ごめんなさい)

「んぁあ……だから、やめて」

「ん、ふあ〜ぁ。ん〜。おはよ〜なの。なにしてるの?」

「ふぃおふっへふ」(血を吸ってる)

「んはぁ。血を吸われてます。…おはよう」

「大変そうなの」


血を吸い終わって、改めて朝食にすることになった。

「昨日聞いたんだけど、ここから街まで2週間くらいかかるんだって」

「長いなぁ。毎日昼寝してたらもっとかかるね」

「でも休憩は必要なの」

「そうなると思って、これを食べ終わったらすぐに出ようと思ってるんだけど」

「じゃあ、やることやってくる。待ってて」

「うん、なるべく早くね」


「レージュおじいちゃん、おはよう。霊草の実もらっていい?」

『構ワンゾ。イクラデモ実ルカラナ』

「ありがとう。じゃ、遠慮なく」

『採リスギルナヨ』

「湿気が多いと保存が難しくなるから、そんなには採らないよ」

『ソウカ、ナライイガ』


「お待たせ〜」

「よし、出発するよ!」

「はいなの。レッツゴーなの」

『風邪引クナヨ〜』

東側ルート攻略の旅が始まった。



聞いていた通り、雨が降っている。今日は霧雨らしい。地味に濡れるんだよね。ローブがあるから関係ないけど。

「リリィ大丈夫?」

「大丈夫なの。リムが守ってくれるの」

『雨クライ簡単ニ流セマス』

『リムハ、風系ヲ得意トシテイル』

「いいなぁ〜。グラントもできないの?」

『シルフィー、ローブノ特徴ヲ忘レタ訳デハナイヨナ』

「それは、そうだけど。顔がね」

『肌ノ問題ハ心配イラナイ。ワシガ解決シテヤル』

『肌ニハ影響ナイデスヨ。害ノアル成分ハ含マレテイマセンカラ』

「なんだ。じゃあいいや」

リムがリリィを守っていたのは風邪予防みたいなものだろうね。仲が良いね。

「ねぇ、みんな見えてるかわからないけど、すごく不思議な現象が起きてるよ」

セラに言われて初めて気づいた。目の前に雨の止んでる場所がある。花が咲いていて、日の光に照らされ輝いている。

「きれいなお花なの!」

『東側デ稀ニ見レルヤツダナ』

『雨止ミノ花畑。ト言ワレテイマスネ。見タママデスケドネ』

『稀ニ見ルトイウノハナ、コノ花タチハ同ジ場所ニ咲カナイ、トイウ意味ダ』

「そのうち咲く場所なくなるんじゃない?」

『連続シテトイウ意味ヲ補足シマス』

「真ん中に池もあるのは?」

『コノ花畑ノ水ノ供給源。池ノ水ガ地面ヲ伝ッテ花ニ吸ワレル』

『人ガ飲ンデモ、入ッテモ害ハアリマセン』

「じゃあ、セラはあそこで休めるね」

「うん。ちょっと休もうか」

「リリィ疲れたの」


この花畑、あったかい。色もいっぱいあって見ていて楽しい。なんだか眠くなってきたなぁ。

「あ、シルフィー寝ちゃった。お昼の用意しようと思ったのに」

「リリィも手伝うの?」

「うん、お願い。リリィは嫌いなものとか食べられないものとかある?」

「ないの。セラ姉に任せるの」

「せ、セラ姉!?初めて呼ばれたんだけど」

「初めて呼んだの。セラ姉はお姉ちゃんみたいなの。だからセラ姉。……ダメ?」

「い、いいわよ。私はいつも通りリリィでいいの?」

「はいなの。リリィはリリィって呼ばれたいの」

「じゃあリリィ、お鍋の火見てて。よく混ぜてね。切って入れてくから」

「了解なの!」


「ん?んぅ〜…いいにおい」

「やっと起きた。お昼できてるよ」

「なになに?なに作ったの?」

「スープなの。これ飲んであったまるの」

「リリィも手伝ったの?偉いねぇ」

「シルフィーが寝ちゃうからよ」

「いやぁ〜、気持ち良かったものでつい。眠気には勝てないよ」

「夕飯はシルフィーが作ってね」

「かしこまりました!」

私の器に具材はなかった。



「食べたらまた眠くなってきた」

「もう、どれだけ寝るのよ。わからなくはないけど」

「リリィもお昼寝するの」

『ユックリ休ミナサイ。見張リシテオキマスカラ』

『ワシモ見張ロウ』

「やったぁ。よろしくねおやすみ」スヤァ

「ちょっと、寝るの早くない?」

「リリィ、寝……」スヤァ

「もう、せめて上に何か掛けなさいよ」

『優シイデスネ。セラ姉』

『優シイナ。セラ姉』

「2人ともそれで呼ばないでー!」



というのを寝たふりで聞いてたよ。さて、どんなイタズラをしてあげよう。落書きは定番すぎて面白みがない。う〜ん………。そうだ、セラを全裸にしよう。我ながらいいことを思いついたなぁ。しかし、セラの服(?)を脱がせるのは難易度が高い。後ろで紐を結んで終わりだから肌に触れている。ちょっとの動きで起きてしまう。下は下で硬く結んでるし。……私ならできる!


できた。寝返りとか怖かった。あとは起きるのを待つだけ。起きたら同時に私も起きれば、どんな反応をするか楽しみ。


「うぅ、ふあぁ〜ぁ。ん〜、何時間寝てたんだろう」

「んぅ〜おはよ〜」

「おはよう、シルフィー」

うわ、上半身起き上がらせる。こっちを向く。それだけでセラの豊満なおっぱいがゆっさゆっさ。私じゃあんなにならないな。そもそも揺れない。きゃあー見えてる。見えていいの?私女だからね。女で良かったぁ〜。

「セラ〜、お昼寝で大胆なことするねぇ〜」

「え?大胆?なにが」

「ここ。ここだよ」ふにゅん

優しく指で教えてあげる。

「ひゃう!え、ええ!?なんで?なんで脱げてるの?なんで全裸なの?脱いだ覚えないわよ。ていうかつつかないで!」

「柔らかい。大声出すとリリィ起きちゃうよ。起きる前に服(?)着ようよ」

「そ、そうだね。一旦落ち着く」

セラの恥ずかしがる顔、かわいい!赤面して、目をぐるぐるさせて、あわあわしてて、面白くてかわいい!

「もう誰がこんなこと。考えられるのは1人だけだけど」

ギクッ。

まさかバレた?いやいやまさか、セラは寝てて完全に気付いてなかった。ならばどうして特定できる。

「過去にもこんなエッチなことしてきた人がいたよね?」

こっち見てる。

「そんなに汗かいてどうしたの?シルフィー。なにかあった?」

「いやー、そのー、えっと。なんでしょうねぇ。あはは」

嘘下手すぎ!ああ、バレた。完全にバレてる。こういうことするの私だけと、リリィはしないと。覚悟はできてるよ。なにするかわからないけど、セラからの罰は受ける!

「やっぱり、犯人はシルフィーね。どうしてくれようかしら」

「なんでも受けます。すみません」

「いま、なんでもって言った?」

まずい。つい言ってしまった。なんでもはまずい。

「うーんとねぇ。どーしよっかなー」

「あの、せめて慈悲を」

「そうだ!シルフィーの初めてをもらうわ!」

「へ?初めて?」

「そう、は・じ・め・て。うふふ、いいわよねぇ。なんでもって言ったんだから」

「い、言っちゃいましたけど。初めてとは、なんでしょうか」

「ん〜、ファーストキスで許してあげる」

ファーストキスですかぁ。あれ?もしかしてご褒…いやいや。セラは罰として言ってきたんだ。これは罰。

「……わかった。して、いい…よ?」

「それじゃあ、遠慮なく」

ちゅ。ちゅ。くちゅ。

「ん、っはぁ。ねえ、んふ……なが、い……よ」

「……んはぁ、ん…んむ、いいじゃない。はむ」

セラの舌と私の舌が絡まる。なんだろう、この感覚。味わったことない。とろける感覚?とろけるってなに?

ちゅ。ちゅぱっ。

「んむぅ、ん……んはぁ、はぁ、もう、いいでしょ?ゆるして」

「だぁめ。まだ足りないわ。はむっ、ん」

「んん〜!んぅ、……」

口の中をセラが舐め回してくる。息が苦しい。全身に力が入らない。痺れる感覚。ああ、ダメだ。頭がぐるぐるしてきた。

「んふ、ふぅ……も、げん…かい。はぁはぁ。おねがい、しまふ」

「はぁはぁ。うふふ、ゆるしてあげる。次はなにをもらおうかしら?」

「もう、しません」


この流れのなかで、リムは風で防音をリリィに施していた。なんでもリリィにはまだ早いとかなんとか。すごく恥ずかしかった。でも…気持ち良かった。


『マッタク、ナニヤッテンダカ。我ノ言葉ヲ忘レタカ?』

『オマエモナ。イイ歳デ覗キトカ、キモイゾ』

『グラントガ遮断シタカラ問題ナイダロウ?』

『遅レタラ大変ダッタナ。変態大木ヨ』

『感謝スル、エロ精霊』

『煩悩ナド無イワ!』

久しぶりにゆるゆるしてた気がします。いや〜セラ大胆ですね。レージュおじいちゃんにはなにも見えてませんし、なにも聞こえてませんよ。

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