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さてさて、この日記を読む前に主人公の生活する世界について話そう。
私か?私は……彼女を見守る者だ。話の中には出て来ないから安心してくれ。
ちなみに、彼女とはこの日記の主人公で、名前はシルフィー・フォン・ヴァレスフィアという。
まず、この世界に魔法は存在しない。多くの種族が存在し、個々の能力を持っている。
では、その種族名と簡単な説明をしてあげよう。
森霊族・エルフ
耳が長く尖っている寿命の長い種族。高い身体能力を持つ。動物との会話が可能。精霊とも会話が可能で力を借りることもできる。
吸血族・ヴァンパイア
霧化や影に溶け込むことができる。日の光に照らされても問題ない。牙が吸血のために鋭くなっている。
獣族・ベスティー
獣の耳、尻尾などの特徴を持ち、他種より嗅覚が優れている。聴覚も良い。エルフより身体能力が高い。
竜族・ドラゴーネ
見た目がドラゴン型と人型の2つある。ドラゴン型は巨大で草食と肉食がいる。人型は角と翼と尻尾を残した姿になっている。どちらもブレスという能力があり住む場所によって差が出て来る。
人魚族・シレーナ
上半身人間、下半身魚の種族。家系によってヒレや鱗が変わる。水中と陸どちらでも生きていられるが、乾燥に弱いため水中の方が生きやすい。
人間族・バシャル
とくに特徴はない。身体能力は低いが、細かい作業を得意とする。他種に比べ、考えることが好き。
とまあ、こんな感じだろう。日々進化していくからこれ以上はわからないな、うん。もしかしたら増えてるかも……。
それぞれの種族が支え合って生きているから、差別とかはあまりないね。
長くなってしまったかな?存在しすぎると自然と長くなっちゃうのかねぇ。
あ、そうだ、この世界陸続きだから。基本川幅も広くて、ゆるく流れてるからシレーナも安心だね。
じゃあ、そろそろ始めようか。
この日記は、ちょっと変わった夫婦の娘がゆるくのんびりと楽しんだ旅の記録。
初めて投稿しました。これから頑張ります。1週間に1話が基本ですかね。気まぐれに投稿するかもしれません。とりあえず、よろしくお願いします。