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伝説を創り出せ!  作者: 神白
7/21

7.


外に出ようとしたらまた囲まれた。


「待っていたぞ」

「いや俺は知らんから。」


前に絡まれた奴らか。

舞姫様とか呼んでたな…レイカのこと。


「何の用?」

一向にどかないので要件を聞く。


「まず、舞姫様とどういう関係だ。」

「勇者とも!」


「んあ?幼馴染。」

“なん…だと…?!”


「ふ、2人ともか?」

「そう。」


“ぐふっ…”


なにこのコント。


「で?他には?」

「し、失礼した。ギルドに興味は?」


ギルド?

討伐イベント多いんだろうな…


「ない」

「今後の予定も?」

「ない」

「勇者と舞姫様に誘われても?」

あいつらにか…

「んー悩むかな。」

俺の事情を知ってるからな。


(それだけは阻止せねば!)

「ではこうしよう。」

「ん?」

「ここにいる全員に勝ったらここを通してやるし、これからは絡まない。」

「ほう。」

「負けたら、我々のギルドに入ってもらう!」

「いいよ。勝てばいいのね。」

“ざわっ?!”


ざわって口で言うことか?


「ちょっと待て、なんで勝つ気満々なんだ。」

「勝てそうだから。」

魔力も少なそうだし…見せかけのレベルだろうし…


「ま、まあいい!そちらは1人だからな!使い魔がいるのだろう?出して戦うといい。」

使い魔なしでも勝てそうなものだが…

流石にそれを言ったら怒られそうだな。


「わかった。使い魔ありな。ウルフ、フェンリル、パンダ出て来い。」


“まぎわらしい名前つけんな!びびったわ!”


「名前は名前だろ?個人の自由だ。」


さて嬲り殺しをしましょうか。

「全員、さっき取得したもの出し惜しみなしで使いまくれ。」



「案外早かったな。」

“オォーン!!!”

3匹揃って勝利の雄叫び。


ピコン!

プレイヤーレベルが10になりました。

スキル枠が1つ増えました。

攻撃レベルが18になりました。

防御レベルが16になりました。

回避レベルが17になりました。

速さレベルが18になりました。


ピコン!

ウルフのレベルが9になりました。

攻撃レベルが15になりました。

防御レベルが16になりました。

回避レベルが16になりました。

速さレベルが17になりました。


ピコン!

フェンリルのレベルが8になりました。

攻撃レベルが11になりました。

防御レベルが10になりました。

回避レベルが12になりました。

速さレベルが12になりました。


ピコン!

パンダのレベルが9になりました。

攻撃レベルが14になりました。

防御レベルが16になりました。

回避レベルが16になりました。

速さレベルが17になりました。


ふむ。みんな威圧とか使っていいと言ったのに、使わずに終わってしまったな。

残念だ。いい経験になると言うのに。


「全員、よくやったな。よしよし。」


「…わぁ!終わっちゃった?」

「終わってるね。」


「ん?レイカとユウ?どした?」

「「んーん。なんでもない。」」


よくわからないが偶然出会ったらしい。

「魔法をこいつらが取得してな。それを使いに外に行こうとしてたら絡まれたんだ。」


「「魔法!どこで覚えられる?!」」

「ん?ギルドのジャックに聞け。」

「「ありがと!行ってみる!!」」


あ。とレイカが戻ってきた。

「どした?」

「私たちのギルドは入る気あるの?」

なんでこいつらが知ってるのかはわからんが…


「まあ、ほとんど力にはなれんぞ?」

「サポートだけでもいいの!」


ふむ。

「それでいいなら前向きに考えておかなくもない。」

「〜〜!やった!他のギルドはダメだからね!じゃまた!」

「またなー。」

そんなに嬉しいのか。まあ、ユウ達のに入るか入らないかの二択しかないがな。


「さて、今日は少し奥に行ってみるか!」


犬が敵ではなくなった。

次は猫とネズミのようだ。

親近感が湧く生き物を敵にしないでくれマジで。


変わった草とかないかね。それか別の…ん?

しばらく進むと大きな池があった。周りには木がたくさん生えていた。

魚の影…

魚も魔物なのかね。

…釣ってみるか。いや、釣竿ないから素手で取るか。

浅瀬で魚とり。


おぉ!冷たっ!

先に焚き火用意しておこう。

原始的なやり方で用意…


よし。

ピコン!

スキルサバイバルを取得しました。

【キャンプ】と声に出すと、焚き火が出現します。その付近には魔物が寄ってきません。

しかし、調理中には寄ってくるかも?


へぇ、いいスキルだ。

焚き火の用意が楽なようだ。


さて、魚とり魚とり。

イメージは熊が鮭を取るときの感じ。


全然取れんかったわ…てか

魚いねぇ。


フン…

ん?

顔を上げるとでかい熊がいた。

めっちゃ腹立つ顔してんだけど…


まるで見とけよ的な感じで…


水面を見つめるその目はハンター。


………ザバァァーン!

ピチピチピチ…

フン。


………す…

「すげぇな!お前!さすが本業か!」


グ、グルゥ?


「俺もやる!」


ただ魚が逃げるんだよな…

んー…あいつの場合池のそばに立つとき静かだったな。


………静かに。

気配を遮断するイメージで…


「魚きた!あ!」

やってしまった…

もう一回…


…………………きた。

今度は…あいつみたいに手は大きくないから…一点集中…


動きを読め…超感覚…


シュバ!


手の中で跳ねる魚。


「キター!!!」

グルォ!!


ピコン!

パッシブスキル気配遮断を取得しました。

スキル魚獲りを取得しました。


おぉ?

魚獲りがスキルか。気配遮断はレベルに応じて明確になっていくのかね。

忍者目指すか!


「というか魚獲りまくれるんだけど!」

魚見えねぇのに!


あんま取らんでおこう。

焚き火で焼いて食ってみよ。


調味料なんもねぇわ。

焼くだけでいいか。


塩も何もないからこんなものか。

「素材の味だな。」


ジー…


「ん?お前も食うか?」

グルゥ!!


焼いた方がうまかったのか、全部の魚を譲ってきた。焼いて欲しいのな。

グルゥ♡


ピコン!

フィッシュウォッチャーが契約を希望しています。


フィッシュウォッチャーって熊の要素どこにもねぇなおい。魚獲りって…


「また、焼いて食う魚食べたいのか?」

グルゥ!!


「ま、いいか。使い魔制限なしだし。」


ピコン!

名前をつけてください。


「んー…熊だしな…なんか強そうな名前…グリズリーでいいか。」


グリズリーLv8:フィッシュウォッチャー


体力400

魔力210


攻撃Lv11

防御Lv12

回避Lv9

速さLv8


スキル

・魚獲り・気配遮断・爪・のしかかり・突進・挑発


いいねいいね。めっさいい!

「お前も魔力いっぱいあるな。火魔法を覚えて自分で魚とか他の魔物とか焼けるようにしてしまうか!」

グルゥ?!グルグルゥー!!


「じゃ、一旦帰って火魔法の紹介状もらいに行くか!」


グリズリーも影の中に入るのな。

図体でかいお前が入るの結構シュールだわ。


走って帰る。

ピコン!

速さレベルが19になりました。


んー。すげえ早くついた気がする。

こんな近かったっけ?


ギルドに向かうとユウとレイカがジャックと話し込んでいた。


「お前らまだもらえてないの?」

「「ナイスタイミング!!」」


『なんだ、本当にカラが言ったのか。』

「そうそう。ついでに火のやつも頂戴。使い魔増えた。」

『……次は何増やした?』

「熊」

『はぁ?!』

「「ええ?!」」


「なんだよ」

「ちょっとカラ、使い魔全員出して?」

「えー?グリズリーでかいからここでは無理だぞ?」

「ジャックさん!」


『わかった、裏使っていい。ただし、俺も見たいし知り合い呼んでいいか。』

「別に構わんけど?」

「先行ってるね!」

『すぐに呼ぶわ。』


そういえばNPCの連絡手段ってなんなんだろ。そんなことを考えて、レイカに手を引っ張られながら目をおっさんに向けた。


…………。みなかったことにしよう。


なんなんだろうか…ロッドといい…おっさんといい…結構な割合なのか?本当になんなんだろうか。



俺が見たのは電話のマークの下に出てきた名前。


開発部 貝城拓人

という…日本人の名前である。


……もう…俺。この街出ようかな。



レイカに手を引かれ、案内されたのはフロスト爺さんの裏手のような空き地。

NPCの家や建物の裏には常設なのか?


「そんで、全員を出せばいいわけ?」

「「そう!」」


「出して何すんの。」

「PvP申し込む。」

「俺にかよ!」

「「そう!!鍛えて!カラえもん!!」」


オイ、一文字間違えてたらやばいやつだから!

「確かに似てるけども!やめなさい!PvP受けんぞ!」


「「カラ様仏様!!お願いっっ!」」


「はぁ…ま、とりあえず全員出すわ。ウルフ、フェンリル、パンダ、グリズリー出てきてくれ。」


「パンダ?!」

「びっくりした…わんちゃんじゃん。」


ユウ…いい反応だ。ツッコミの才能を開花させたか?


「あ、そうだ。俺にPvP申し込むのはいいけど。俺に挑むのはこいつら倒せたらにしようや。」

「え?」

「なんで?」

「その方が楽しい。俺が。」


「「……そういう魔王素質あるよね…カラって。」」

「魔王ゆうな。最終ボスといえ。」

「同じじゃん!」


「で?一対一からやるのか?」

「そうだね。…僕から行っていい?レイカ。」

「どうぞー。」


レイカは壁際に下がり、壁に寄りかかる。

俺も申請を受けて、フェンリルを前に出してウルフとパンダとグリズリーを連れてレイカとは反対の壁に寄りかかる。


勇者vsフェンリル!


名前詐欺のせいで、伝説の戦いっぽくなったな(笑)

真っ白な犬ってだけなのにな。


「フェンリルー!勝てたらご馳走作ってやるぞー。」

クオン?!クルルァ!!


食材買ってこないとなぁ。


「負けない!」

勇者がいるぞー。


ユウのレベルは…11。

フェンリルは…8

さて?どうなる?


「…………まげだぁ〜あ〜」

クオォーン!!


ピコン!

フェンリルのレベルが9になりました。

攻撃レベルが12になりました。

防御レベルが12になりました。

回避レベルが13になりました。

速さレベルが13になりました。


めっちゃ早かった…

これじゃあおそらく…


「フェンリル、レイカも頼んだ。」

クオン!!

「……絶対負けない。」



速さが上がったせいで…レイカが捌ききれてない。あ、目潰し光魔法。

終わったな。



「………ひっぐ」

ヤバイ、レイカまで泣いた!


「レイカ、レイカ。泣くなっ。」

「なんで勝てないのよー!うわーん!」

悔し泣きのようだ。負け知らずだったのか?


「レイカ、レイカ。」

「何よ〜カラの馬鹿ー!」

「ちなみに、フェンリルがこの中で一番弱い。」

「「………」」


衝撃的一言により涙が止まる2人。

2人が涙を拭き、俺に向かって剣をさし向ける。

「うお?!」

仰け反って避ける。


「一番強いのはカラだよね。」

「一番硬い壁はカラなんだね。」


「「それなら先にそれを見て感じてカラを超えることだけに力を注いでやる!!」」


「つまり?」


「「2対1でPvPを申し込む!!受けて!!」」

俺を目標ね。


「いいぜ。俺を超えてみろ。」


PvPを受けて、2人の前に立ちふさがる。

簡単なストレッチをしながら2人に話す。


「なあ?2人は俺がどれくらい早いか知ってるか?」

「「…………」」

戦闘に集中しすぎて肩に力を入れすぎだ。

「おーい?」

「「…………」」


仕方ない。虚をつくか。

足に力を入れ前に走る。

思いっきり右手ストレートを2人の頭の間に突き抜けさす。


シュバ!!!

「「っ?!」」

目を見開きその場にびくりと固まった2人の頭に優しく手ををポンと置く。


「これはゲームだぞ?力入れすぎだ。落ち着け。話をしながら楽しくいこうぜ。」


「…あ。うん。」

「そ…っか…うん。」


「話をしながらやればな?俺がどう強くなったか少しは理解できると思うぞ?この世界の仕組みとかな?」

「「!!」」


「ユウ、俺はお前に教えたよな。少し走れば速さレベルが上がると。」

「…!う、うん!」

「じゃあ、ジョギングするようにずっと移動中走っていたら?」


「っ!!」


「こんな感じのVRゲームが出る前、携帯用ゲーム機のオンラインゲームとか、主人公を中心としたRPGのゲームの中でキャラクターたちを体力がギリギリになるまで走らせていたのに。VRゲームで自分が動くとなったら、走らず優雅に歩いて冒険?なんか理不尽じゃないかねぇ。」


「「!」」

「この世界では、少し走ればレベルアップしたというアナウンスが聞こえる楽しいゲームの環境。敵を倒すことだけが、ゲームの醍醐味ではないだろう?」


「……カラ」


「…まっ!こんな説教じみた話は置いといて。」

「「?」」

「話に夢中になるか戦闘に夢中になるかの2つしかお前らにはないのかね。」


「…?何を」

「っ!ユウ!危ない!」


レイカがいい判断をしてユウを突き飛ばす。

それがなかったらユウは吹き飛び、光となって消えていただろう。

レイカの腕を少しかすったな。


「くぅっ!」

先ほどは緊張を解す為に頭を狙わなかった。だが、もう緊張はほぐれただろう?


「話しながら楽しく戦闘しようと言った…ろ!」

回し蹴り!

おっ!剣で受け止めて緩和したか。


「ハァ!」

ユウが体勢を整え攻めてくる。

剣を素手で止める。

「?!」


「ちょっと動くなよっ!」

「うわっ!剣が動かないんだけど?!」

「そりゃっ…固定っしてっからなぁ!!」

ユウの剣を固定した状態でレイカの攻撃を避ける。


「ユウ!剣だけが武器じゃないでしょう!」

「っそうだよね!」


俺に蹴りかかるとはいい度胸だ!


「先に寝てろ!!」

タイミング測って避けユウの腹に蹴りを入れる!


「かはっ!」

ズドン!


壁に向かって吹き飛び光になって弾ける。

次ぃ!

「この!よくもユウ…を!!」

「ふはは弱い勇者だったなァ!!」

「悪役に!なり!きるなあ!!!」

俺の方が防御レベルが高いせいか、剣の攻撃を素手で対処できるんだよな。


さてと、真面目な顔で…


「レイカ」

「何よ!」

「好きだ」

「……………ふぇあ?!」

「友達としてなっ!」

「こ、こんの!カラの………!!」


続きを言う前にに光になって消えるレイカ。

デコピンでとどめさせるってすげぇなー。


「ぶっくくくくく…あーあ。面白かった。」


やばいやばい、後から笑いが。


『『………………』』


ひとりで笑っていると視線を感じた。

「ん?なんだおっさんいたのかよ。てかおっさん増えてるし。」

声かけろや。


『お前……強すぎないか?』


『………君がなんで討伐系のクエストを受けないか意味がわからないんだが…』


あん?

「簡単な理由だけど?」

『それはなんだい?』


「人間はどうでもいいが生き物を傷つけるのが嫌いだから。」

『…それじゃあ、現実にいない生き物では?』

「変わらない。」

『………盗賊討伐とかはやるのか?』

「んー…やるかもしれないが。気分によるな。」


『『…』』

おっさん2人が沈黙した後で。


「カラのーーーーーー」


「馬鹿あぁぁぁぁぁ!!!!」

「ぐはっ」


レイカの剣の柄を使って腹を殴る行為にダメージを負う。

激痛が走る。


ピコン!

パッシブ痛覚耐性のレベルが10になりました。


一気に上がったわ…だが痛い。


「〜〜〜!」

「ふん!いい気味だわ!女心を利用するなんてっ!」

「………カラの方が馬鹿だよね。うん。」

「お前に言われたら一番腹立つわ!馬鹿ユウ!」


「いっつぅー…冗談だって。通じないなー。」

「あんな冗談を決闘中に言わないで!」

「敵を油断させる作戦だろうが。れっきとした。」

「次やったらボコボコにするんだからね!!」

「きゃー怖い怖い。」


「で、おっさん誰?どういう役割の人?」

『え?』

『役割って…何言ってんだ?』

「………あ、すまん。なんでもない。で誰?」


「あ!カイシロ様じゃないですか!」

「いっつぅ!!!俺を蹴りながら行くな!まだ怒ってんのかよ…クソ痛いとこ増えた。」

背中も痛い。腹も痛い。


「カイシロ様は王都の騎士をやってるんだよ。カラ。」

へぇ…王都からわざわざ俺を見に来たってことね。


「カイシロさんは…「様!」………さんは、この街にどのような用事で来られたんすか?」


レイカが言い直さなかったことを怒るように睨みつけてくる。

俺はその程度では屈しねぇぞ?


『あ、あぁ。有望な者がいるが冒険者登録をしないと聞いてね。理由を聞きに来た。』

「「え!カラって冒険者登録をしてないの?!」」

「してねぇけど?」

「「なんで!!」」

「薬草を売るだけでまかなえるから。金そんなに必要としてないし。」

「防具とか買わない気?!」

「いつか手にはいんだろ。」

宝箱とかで。ダンジョンとかあるだろうし、イベントとかありそうだろ?


「………それまで装備変更せず行く気?!」

「そうだけど?」

『それは無謀過ぎんかね。』


そんなにハードではないんだろう。こいつらが魔王倒せたぐらいだし。


「理由はいった。帰るんなら俺も一緒にその王都やら行っていい?」

『…!…近々この街に魔物が攻めてくる時期がやってくるが…その前に移動するのか?』


おっと?

「へぇ。そういうの参加しないって今言ったばっかなんだけど説得のつもりかな?」

『い、いや…』

「それに、あんたも参加するならその前に移動するなんてことないよな?」

『………(やばい墓穴掘った!)』


『あのな、この街の冒険者を認めてくださってる証拠だろう?揚げ足をとるな。』

『(ジャック後で給料増やしとく!)』

「へいへい。」


そういうことにしとくよ。


「………ということらしいから、頑張れ!冒険者!俺は薬草採取しとくわ!」

「「ぐぅ!こういう時、カラは意地悪だよね!」」


「それにしてもイベント楽しみだね!」

「頑張って戦績あげて名をあげたら、ギルド作ろうね!」


いい感じにまとまったな。

さて、本題にそろそろ戻ろうか。

「おっさん」

『なんだ。』

「早く火の紹介状よこせや!!!!どうせ白紙の封筒なんだろうが!!用意の時間かからねぇよなぁ!」

『…へいへい。…ほらよ。ってかな、一応それがないと取得できねぇんだからな?封筒に印があるだろ。それを見て判断してもらってんだから…全く。』


一応これ意味があったのか。

「そりゃ知らんかったわ。フロストの爺さん渡した瞬間に破きやがったから。」


『(あのじじい…)』


「あ!私も火を!」

「僕は水を!」


ん?

「ユウは光じゃねぇの?」

「え?違うよ?前回も水でやったんだ!」

水で魔王倒したのかよ…どうやるんだ。てっきり勇者だから光かと。


まあ、いいけど。

「じゃ、またくるわ。おっさん。」


「「一緒に行こうよ!カラ!」」

バタバタと後を追いかけてくる2人。まあ、一緒でもいいけど…今度はまともな奴だといいな…



カラLv10:拳闘士


体力600

魔力0


攻撃Lv18

防御Lv16

回避Lv17

速さLv19


スキル

〈採取〉〈料理〉〈魔力感知〉〈サバイバル〉〈魚獲り〉〈〉


パッシブ

《威圧耐性Lv7》《痛覚耐性Lv5》

《暗視Lv3》《超感覚Lv4》《威圧Lv8》

《気配察知Lv2》


ウルフLv9:ブラックドック

体力:400

魔力:250


攻撃Lv15

防御Lv16

回避Lv16

速さLv17


スキル

・威嚇・噛みつき・突進・闇魔法・待て・魔力感知


パッシブ

《威圧Lv11》《痛覚耐性Lv8》《威圧耐性Lv3》《暗視Lv3》《超感覚Lv3》


フェンリルLv9:ホワイトドック


体力350

魔力270


攻撃Lv12

防御Lv12

回避Lv13

速さLv13


スキル

・待て・体当たり・威嚇・跳躍・光魔法・魔力感知


パッシブ

《痛覚耐性Lv1》《威圧Lv1》《威圧耐性Lv3》


パンダLv9:ブチドック


体力380

魔力230


攻撃Lv14

防御Lv16

回避Lv16

速さLv17


スキル

・待て・突進・風魔法・噛みつき


パッシブ

《痛覚耐性Lv1》《威圧耐性Lv3》



グリズリーLv8:フィッシュウォッチャー


体力400

魔力210


攻撃Lv11

防御Lv12

回避Lv9

速さLv8


スキル

・魚獲り・気配遮断・爪・のしかかり・突進・挑発


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