5.
2話連続投稿です!
後書きにステータスを追加しました。
指示可能言語をスキルに変更しました。
カラLv4:拳闘士
体力300
魔力0
攻撃Lv13
防御Lv11
回避Lv12
速さLv10
スキル
〈採取〉〈〉〈〉〈〉〈〉
パッシブ
《威圧耐性Lv7》《痛覚耐性Lv5》
《暗視Lv3》《超感覚Lv3》《威圧Lv1》
ウルフLv4:ブラックドック
体力:250
魔力:60
攻撃Lv9
防御Lv8
回避Lv10
速さLv9
スキル
・威嚇・噛みつき・突進・待て
パッシブ
《威圧Lv6》《痛覚耐性Lv4》《暗視Lv3》《超感覚Lv3》
フェンリルLv1:ホワイトドック(キッズ)
体力30
魔力120
攻撃Lv2
防御Lv3
回避Lv1
速さLv1
スキル
・待て・体当たり・威嚇・跳躍
パンダLv4:ブチドック
体力190
魔力100
攻撃Lv6
防御Lv7
回避Lv8
速さLv8
スキル
・待て・突進・風魔法・噛みつき
フェンリルはともかく、パンダにはパッシブ系のスキル覚えさせないとな。
ギルドに戻るとユウとレイカもいた。その前に、おっさんに先ほどの捕獲クエストの報酬としてお金を5000Gもらった。
そして、
初級のポーションは20個買った。
ポーションは10。
残金4400Gとなった。
初級ポーションはフェンリル用な。あいつ体力少ないからな。散歩がてら走り込むか?それもひとつの経験だろうし上がる可能性もあるよな。速さも上がるだろうしな。
まあ、料理の後にするか。
「おわった?」
「終わった終わった。そんでどこにいるんだ?」
「こちらが料理のお兄さん!ロッドさんだよ!」
オイ。
「また男かよ。女連れてこいよバカ勇者。」
「バカをつけるなぁ!」
「じゃあ、女連れてこいよ馬鹿」
「それならよし。」
『いや、それもダメじゃないの?!』
「え?なんで?」
『いやだって…』
「ロッドさん、いつものことだから気にしないでください。それでこの人が私の代わりに料理のスキルを教わりたいという幼馴染です。名前はカラ。」
「よろしく。」
『まあ、レイカさんには料理は教える気ないからいいんですが…君は料理できるのかい?』
「人並みには、一応。一人暮らしなもので、料理は必要最低限覚えておかないとのたれ死ぬので。」
『包丁は持ったことあるんだね。なら大丈夫だろう。じゃ場所を移動…』
『なんだ、ロッドじゃねぇか。丁度昼時だな、飯くれ。』
『…ジャックさん。それは店に来ていってください。』
『ここで作ればいいだろうが。キッチンなら貸すぞ?』
『あんな腐海の森はキッチンとは言いません。』
腐海の森なキッチンってなんだ。
「なぁ、そんなに汚ねぇの?」
『はい、あれでは無理です。』
「ふーん。ちょっと見て来ていい?」
「「あ。スイッチ入っちゃった?」」
「うっせ黙れ。」
『なんだ?』
「いーから、どこ?それとバケツと水と雑巾とモップくれ。後ゴミ箱。」
『………いいだろう。ニャルサ!場所案内と掃除道具貸してやれ!』
『はい!!』
やっと女の子出て来たよ。
早速案内された。
汚なっ。
その一言に限るわ。さすがにこれでは料理できんな。さて、やるか。
ニャルサという子にはドアの外で待っているように伝えて。
先に排除すべきものを排除しよう。
俺は虫が嫌いだ。あいつらは汚物だ。あいつらを食って生きてるやつは大丈夫だが、あいつらは嫌いだ。
まず窓を開ける。そして、威圧スキルオン。
「…この部屋から1匹残らずそこの窓から出ろ。塵に変えるぞ!」
ピコン!
パッシブ威圧のレベルが2になりました。
ピコン!
パッシブ威圧のレベルが3になりました。
ピコン!
パッシブ威圧のレベルが4になりました。
あの足音が全体から聞こえ出す。
音が止むまで、目を瞑る。
音がやんだ。静かになった。
目を開ける。
…ふむ。
超感覚で探る。
ピコン!
パッシブ超感覚のレベルが4になりました。
ピコン!
パッシブ気配察知を取得しました。
お?パッシブスキルゲット。こんなところでゲットしたくなかったが…まあいい。
特に気配は感じられない。出ていったな。
さて、掃除掃除。
ふう、こんなものか。
ピコン!
プレイヤーレベルが5になりました。
攻撃レベルが14になりました。
速さレベルが13になりました。
掃除でもレベル上がるのな。
扉の前に立つニャルサさんに声をかけ、確認してもらう。
ニャルサさんは目が飛び出すようなリアクションを取り、すぐにジャックさんに報告します!と飛び出していった。
俺も戻るか。
「ただいま」
「「おかえりー!」」
『やばかったでしょう。』
「マジ汚かった。もう綺麗だから作れると思うぞ?」
『え?!』
『凄いんです!!キッチンの床ってあんなに綺麗な床だったんですね!!』
『『え?!』』
おっさん2人は信じられない顔をして一緒に確認しにいった。
他のギルド職員も何人か見にいったようだ。
仕事放棄すんなよ…
「腐海の森…ちょっと見たかったかも。」
「カラが本気出したら一瞬だよな!」
「レイカの料理した後よりはマシだった。」
「そんなに何度も言わなくていいじゃない。もうっ。自分でもわかってるわよ!」
ぷくっと頬を膨らませたので、ツンツンする。
そんな感じで暇を潰していると、笑顔なお兄さんが現れた。
『素晴らしい!!あんな綺麗なキッチンならやる気も出ます。僕の持ってる食材で簡単なものを作りましょう。後、僕の店のキッチンも掃除をお願いしたいぐらいです!』
「俺、掃除屋じゃねぇんだけど。」
『気が向いた時でいいので!』
まったく…
「気が向いたらな。」
『よしっ!!』
ガッツポーズして喜ぶ程か?
まあいい、料理スキルの伝授だが…
ピコン!
スキル料理を取得しました。
簡単だった。
俺には簡単すぎた。教わらなくても覚えられたんじゃねとか思った。基本的な過程をやったら覚えられたから本当に楽だった。まあ、得したという感じなのは包丁と砥ぎ石、鍋とかそういう調理器具のセットをタダでもらえたぐらいか。それと、包丁を持って食材を切っていると、攻撃のレベルが上がった。
食材でもいいのかい。
キャベツに似た野菜の千切りをすると速さレベルが上がった。
『素晴らしい!!僕の店で働かないかい!!』
「気が向いたらな。」
『僕の店の名刺だよ!』
は?名刺?
それは紙で、リアルによくある名刺。
そこにはこのゲーム世界の住所では絶対ありえない場所が書かれていた。
このNPCまさか!
「おまっ!ちょっこれ…」
ピコン!
しばらくお待ちください。
ロッドの目の前に警告の赤い文字が浮かび上がる。それは俺とロッドにしか見えていないようだ。
ロッドは引きつった顔になり、青ざめる。そして俺を見る。
「…あ、えっと。とりあえず返す。」
『………す、すまないね。間違えたよっ!うん!間違えたんだよっ!!』
「お、おう。俺は何も見てないから。うん。」
『た、助かるっ。』
これを機にロッドとは少し仲良くなった。しょうがない、掃除に行ってやるよ。本当。
住所はさすがに覚えられなかったが、店の名前は覚えた。あとで検索かけて見るか。
ロッドと別れて2人はまだプレイヤーレベルを上げに行くと言っていたがさすがに疲れたのでログアウトすることを伝え、解散となった。
色々ありすぎだ本当。
ログアウトして携帯で検索をかける。
イタリア料理 グランチェ
と……ん?市内か?……ふむ。行けないというほど遠くはないな。料理人急募かけてやがる。人数少ないのかね。……覗きに行くだけでもいいかね。金ないからな。うち貧乏だから。
カラLv5:拳闘士
体力350
魔力0
攻撃Lv14
防御Lv11
回避Lv12
速さLv13
スキル
〈採取〉〈料理〉〈〉〈〉〈〉
パッシブ
《威圧耐性Lv7》《痛覚耐性Lv5》
《暗視Lv3》《超感覚Lv4》《威圧Lv4》
《気配察知Lv1》
ウルフLv4:ブラックドック
体力:250
魔力:60
攻撃Lv9
防御Lv8
回避Lv10
速さLv9
スキル
・威嚇・噛みつき・突進・待て
パッシブ
《威圧Lv6》《痛覚耐性Lv4》《暗視Lv3》《超感覚Lv3》
フェンリルLv1:ホワイトドック(キッズ)
体力30
魔力120
攻撃Lv2
防御Lv3
回避Lv1
速さLv1
スキル
・待て・体当たり・威嚇・跳躍
パンダLv4:ブチドック
体力190
魔力100
攻撃Lv6
防御Lv7
回避Lv8
速さLv8
スキル
・待て・突進・風魔法・噛みつき