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伝説を創り出せ!  作者: 神白
19/21

19.

話を聞くと、なぜかこいつの契約主に契約の取り消し願いが現れて認証しちゃったという連絡があったらしい。契約の取り消してのは、こいつ自身がしたことなのだろうか?契約主が急にしたことなのかはわからないが、とりあえず俺に契約を求めて来たことを伝えると是非お願いしますとお願いされた。

だが、まさかとは思うが撫でただけで俺に魅了されたとか言わないよな…俺は魅了系スキル持ってないぞ?魔物限定の魅了効果が出るのか?目の前にいるこいつのこと元契約者に会ったら聞いてみたいな。

たか俺が契約しなくてもおっさんがやればいいんじゃね?とか提案しても雄ジカの契約申請は俺に向けて何度も申請される。

おっさんには一切通知は来ないそうでさらに落ち込んだ。預けられてからずっと世話してたのになんでとネガティブなおっさんが出来上がったので絡まれる前に、雄ジカの契約を受ける。

そんで、雄ジカの名前は…


「お前の名前は…んー。」

鳴き声が馬なんだよな…


「よし、スレイプニルな。」

ブルルゥ♪♪


スレイプニルLv26:シーズンカ


体力510

魔力310


攻撃Lv21

防御Lv26

回避Lv25

速さLv29


スキル

・突進・威嚇・跳躍・突き・崖登り・鋭視・風魔法


パッシブ

《威圧Lv6》《魔力感知Lv7》


風魔法を覚えてるのか……ん?鋭視ってのはなんだ?

おっさんに聞いてみるか。

『鋭視というのは鳥の種族がよく持つような鷹の目というスキルと一緒だよ。森の中での戦闘が得意なシーズンカは森のような木々が生い茂った場所に行っても敵や動くものを逃さないと言った感じかな。』


「へー、森特化なんだな。さて、他のやつら出て来て自由にしていいぞ〜新入りにも挨拶忘れるなよ?」


それぞれが影から出て来てスレイプニルに挨拶の後に、俺の周りでくつろぎ出す。

全員離れねーな。


『ああぁ〜〜、フェンリルちゃんおおきくなってるぅ!毛並み綺麗だし!ケアが必要な子がいないっっ!………アレ僕の意味は…いやいやっ!そんなことはどうでもいいんだ!ウルフ君かっこいー…サバトラちゃんも綺麗だなぁ…』


……ちゃん?君?


「え。オスメスあったの?」

『「あるよ?!」』

モッフンまで怒鳴るなよ…


「まあ、ウルフは男って感じはするな。フェンリルは女か。声綺麗だしな。」


クォン〜♡


フェンリルを褒めると、サバトラが自分もとすり寄って来る。

「サバトラは目が綺麗だよな。」

ギィ♡


『…こうして、獣ハーレムを作っていくのか…』

「なるほどなるほど!」


メモ帳どこから出した…

変なことをメモすんな。


ジト目で2人を見ていると、ウルフが俺の後ろに回って襟首を引っ張り、後ろに寄りかかるように倒して来た。尻尾でまるで寝ろというかのようにリズムよくポンポンしてくる…

お前の毛並み最高だから寝るぞ?爆睡するぞ?

「ウルフも他の奴らもしたいことしていいぞ?」

ガウ〜〜♪


ギギ!

クゥー!



今やってることがしたいことというかのように上機嫌なウルフ。それを見て抗議するフェンリルとサバトラ。他の奴らもウルフを睨みつけている。


『取り合いされてる…僕も取り合いされたい。』

「俺ももふもふに揉まれたい。」


そんなアホらしいことを聞き流していると、サバトラがウルフに向けて糸を放って来た。紫がかった糸?毒糸だとすぐにわかった。それをウルフに向けて攻撃して来た。戯れるなら他所でやってもいいが、解毒お前できんだろうが…毒耐性、俺も持ってないし受け止めるか。ウルフではなく俺の腕に巻きついたことでサバトラが慌てる。それは放置して、毒状態になった俺は苦しみに耐える。すぐにおっさんが解毒剤を持ってくると走り出すが、とって来なくていいと耐えながらなんとか毒状態が解除されたのをステータスで確認し、

ピコン!

パッシブ毒耐性Lv.1を取得しました。

という放送を確認。回復ポーションを使って全快にして、威圧をしながらサバトラを睨む。


ビク!

ギ、ギギ…


「仲間内での喧嘩禁止だって言わなかったか?」


ギ……。


体を震わせ、怯えた目になるサバトラ。

次はウルフにも食らってもらうがそれは毒耐性を取得させるためと許可を出した時だ。


「普通そこで、解毒剤を持ってきてくれるって言ってるのに断るか?」

「いーじゃないっすか…ここフィールドじゃないし、追撃が来るわけでもないんですから。毒で死ぬことないって聞いてたし。」

「まあそうだが…」

先輩方から人の厚意は大切にしろなんて軽く説教くらったあと、サバトラ達はまだ機嫌が悪そうにウルフに威圧をかける。俺にも当たってっからやめろ。


「まったく。仕方ねーな。じゃ、アレだ。ウルフはサバトラと、他もシーズンカ以外全員タッグを組め。シーズンカは今回見学な。そんで、そのタッグで俺と対戦。俺に勝てたらそばで寝ていい。負けたらおっさんと遊べ。」


負けたらの内容を聞くなり絶望の顔に染めるみんな。


『やったぁぁぁ!!カラ君全勝でお願いねっ!!』

1人やけにテンションが高い。おっさんの応援なくとも、俺は勝つ予定だがな。そんなおっさんを見て全員のやる気が急上昇する。



さてとっと準備体操がてら立ち上がる。体を少し動かす。そしてそれぞれのタッグが決まったようなので確認すると。


ウルフとサバトラはもう指定してあるので、その一組とグリフォンとパンダ、フェンリルとグリズリーという感じになった。


順番は未だ仲が悪そうなサバトラとウルフは最後にして、最初はグリフォンとパンダになった。


どうなることやら。



パンダとグリフォンな。

他が離れたのを確認して、

「来い!」


最初は回避重視でレベル上げしていくか。

ウルフとサバトラのコンビが怖いからな。自分で組ませといて怖いというな。


グリフォンは空中から水魔法。

パンダは近接攻撃混ぜながらの風魔法。

魔法羨ましいなおい!


グリフォンは魔法に徹底しすぎだな。パンダみたいに普通の攻撃も混ぜるように後で言うか。

先にグリフォンを沈めるか。

と言ってもなー…空にいるし、近くに木とかないからな。踏み台が………あ。

いたわ。


ガウァ?!

パンダ踏み台にしてグリフォンの目の前にいく。

クルァ?!

ゴン!

同時にダウン。

よし。


ピコン!

プレイヤーレベルが17になりました。

攻撃レベルが29になりました。

防御レベルが26になりました。

回避レベルが21になりました。

速さレベルが27になりました。


ピコン!

パッシブ威圧耐性のレベルが9になりました。


ピコン!

パンダのレベルが16になりました。

攻撃レベルが19になりました。

防御レベルが17になりました。

回避レベルが17になりました。

速さレベルが18になりました。

パッシブ威圧のレベルが8になりました。


ピコン!

グリフォンのレベルが13になりました。

攻撃レベルが16になりました。

防御レベルが14になりました。

速さレベルが15になりました。

パッシブ威圧耐性のレベルが5になりました。

パッシブ威圧のレベルが2になりました。



通知を確認し終わってさっきの戦闘で感じたことを2匹に伝える。パンダには威圧を使いながらの戦闘は褒めてやる。

さて次に行こうか。


次はフェンリル、グリズリーか。このコンビとは前回もやったが…今度はどうする気かね。


グルァ!!!

グルル!!!


うおっ同時に威圧を使ってきた!

重いっ!


これを維持したまま襲ってきやがった!

避けれそうにないので左手でフェンリルの噛みつきを受け、突進してきたグリズリーを片手で抑える。後ろに吹き飛ばされそうになるのをなんとか耐える!

辛っ!


足の力を抜けば吹き飛ばされる。

少しずつ俺の体力を噛みつきで減らしているし、いい連携だ。


「負けるかぁ!」

足に力を思いっきり入れ無理やり跳ぶ。

もちろん両手に2匹を捉えたまま。


グリズリーは一瞬体が浮いたことにより慌てる。それもそうだろう。自分はでかい熊なのに持ち上がるわけないと思っているのだから。そこに蹴りを入れて叩き落とす。

そんな浮遊感にさらされているのにも限らず、フェンリルは噛み付いたままだが、急に噛み付くのをやめて魔法を放った。

ここで目潰し?!

「やばっ」

もろに食らって目が見えなくなる。

盲目状態だ。


スタッとフェンリルは無事に着地したようだが。俺は落下ダメージを負う。

「いってぇ!」

くそ、落下ダメージを狙うとか考えたな。


盲目状態だと自分の体力が確認できねぇ。

早めにやらねぇとな。

ガウ!

音と、動きでかすかに感じる風、そして、魔力感知。これを使ってフェンリルとグリズリーの動きを読んで……目をつぶったまま!


っ?!

左斜め後方からフェンリルとグリズリーとは違う魔力を感知!すぐに魔力の人型の塊の首の位置を掴み、地面にねじ伏せる。


ガシっドン!

「いっつぅー!あ、レベル上がった」


この声。

「オイ…邪魔したな…今。」

グゥヴー!!

グルルァ!!


「え。いや、ちょっ待っ」

「……サバトラやれ」


ギシャァ!!

魔力感知で食われるのを確認している間に、盲目状態が治る。


「…あ。治った…クソいい感じだったのに邪魔しやがって。」

「片腕食われてる、ちょっと!まじ助けて!」

「達磨状態にしてやれ。」

「ア”ー!」



グリズリーとフェンリルに謝る。

「悪かったな。変な邪魔が入ったせいで不燃焼だろ、後でもう一回やろうな。」

クオン♪

グルァ♪


ピコン!

プレイヤーレベルが19になりました。

攻撃レベルが30になりました。

防御レベルが28になりました。

回避レベルが27になりました。

速さレベルが32になりました。


ピコン!

パッシブ威圧耐性のレベルが13になりました。

パッシブ痛覚耐性のレベルが12になりました。

パッシブ魔力感知のレベルが5になりました。

パッシブ超感覚のレベルが8になりました。

パッシブ気配察知のレベルが6になりました。


ピコン!

フェンリルのレベルが15になりました。

攻撃レベルが19になりました。

防御レベルが17になりました。

回避レベルが19になりました。

速さレベルが20になりました。

パッシブ威圧のレベルが10になりました。

パッシブ魔力感知のレベルが7になりました。


ピコン!

グリズリーのレベルが17になりました。

攻撃レベルが20になりました。

防御レベルが18になりました。

速さレベルが17になりました。

パッシブ威圧のレベルが10になりました。

パッシブ痛覚耐性のレベルが9になりました。



ま、今のは今ので良かったところとグリズリーにはどんなところでも適応できれば、いいなとか伝えた。

こいつら、戦闘後の褒めとアドバイスを心待ちにしてるんだよな。目がキラキラしてるんだよな。


「盲目状態で、あの動きできるか普通…」

「無理だな……なんかスキルがあるのか?」

「……ありそう。探す。」


先輩方の目は捕食された餌のミライに同情の視線を向ける。


「トラウマになるぞアレ。」

「ミライが瞬殺…あの蜘蛛さすが強い。」

『わー、アレは僕遠慮するなー。』

「僕も…」


達磨のミライは光になってその場から消え失せる。

まったく、空気読め空気を。いいところだったのに。盲目状態とかもう少し体験したかったのに…目隠しして組手とか考えてもいいな……今度やってみよ。超感覚とかレベル上がるかも。



ポーション飲んで、気を取り直してウルフとサバトラに声をかける。

さて、難所だ。どう倒すかね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


カラLv19:拳闘士


体力860

魔力0


攻撃Lv30

防御Lv28

回避Lv27

速さLv32


スキル

〈採取〉〈料理〉〈サバイバル〉〈魚獲り〉〈壁走〉〈〉


パッシブ

《威圧耐性Lv13》《痛覚耐性Lv12》

《暗視Lv3》《超感覚Lv8》《威圧Lv10》

《気配察知Lv6》《気配遮断Lv3》《魔力感知Lv5》

《毒耐性Lv1》


パンダLv16:ブチドック


体力620

魔力330


攻撃Lv19

防御Lv17

回避Lv17

速さLv18


スキル

・待て・突進・風魔法・噛みつき


パッシブ

《痛覚耐性Lv7》《威圧耐性Lv8》《魔力感知Lv6》《威圧Lv8》


グリフォンLv13:グレーイーグル


体力540

魔力280


攻撃Lv16

防御Lv14

回避Lv9

速さLv15


スキル

・威嚇・体当たり・爪・魚獲り・水魔法


パッシブ

《威圧Lv2》《威圧耐性Lv5》《痛覚耐性Lv5》《魔力感知Lv3》


グリズリーLv17:フィッシュウォッチャー


体力400

魔力210


攻撃Lv20

防御Lv18

回避Lv13

速さLv17


スキル

・魚獲り・気配遮断・爪・のしかかり・突進・挑発・火魔法


パッシブ

《魔力感知Lv2》《威圧Lv10》《痛覚耐性Lv9》《威圧耐性Lv6》


フェンリルLv15:ホワイトドック


体力520

魔力380


攻撃Lv19

防御Lv17

回避Lv19

速さLv20


スキル

・待て・体当たり・威嚇・跳躍・光魔法


パッシブ

《痛覚耐性Lv6》《威圧Lv10》《威圧耐性Lv6》《魔力感知Lv7》



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