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特進オタに、恋できますか?  作者: 木尾孝信
過去と出会い~勉強に集中できない~
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謎の美少女まじで謎

屋上の扉をあけたその刹那ーーーーーーーーー


空から水が…



降ってこなかった。どうやら屋上には誰もおらず、俺と美少女だけだった。


振り向いた少女が言う


「私の事、覚えてる?」


こんな美少女忘れるわけがない。

しかし、


「ごめん、思い出せない」


「そっか…残念。

  じゃあヒント! 名字は春波…」


「いや、わかんないよ」


春波とかいう美少女は頬を膨らませた後、

開き直ったようにこう言った。


「まあ、いいや。

 私、春波マリア

 これからあなたを恋に落とさせる女だから。」






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