〜VSゴブリン〜
少し遅れました。
あーあソフィアちゃんが帰って
俺1人か〜。
今度ソフィアちゃんが来たときのために
遊ぶおもちゃ作っていこー。
何作ろう。
そう言えばまだ地球にいた頃に
よく妹におもちゃ作ってあげたなー
今頃どうしてるだろうか、、、
そうだ!竹とんぼ作ってあげよ。
この世界に竹はあるのかな?
探して見よう。
*
だいぶ離れたとこまで来た。
ようやく見つけた。
形は竹だけど、色が緑ではなく
鮮やかな赤色だ。
それがかなり奥まで続いた。
少し神秘的で感動していた。
俺が感動している隙に背後に忍び寄る
影が5つあった。
「シュン」
何かが俺に向かって斬りつけて来た。
それを俺がまとう黒い炎が守ってくれた。
「なんだ?」
あまりの急展開で俺の思考が追いついて
なかった。
「こいつらはゴブリンか!」
やっと思考が追いつくと、
俺は戦闘態勢に入った。
なぜか俺には逃げると言う選択肢は
なかった。
むしろ戦いたくて体がウズウズしていた。
これも魔物になった影響なのだろうか?
ゴブリンの装備が少し強そうだ。
俺は鑑定をして見た。
名前:無し
種族:ゴブリンウォーリア
レベル7
体力:23/23
魔力:0/0
攻撃力:30
防御力:21
スピード:14
スキル:ノーマル
『剣技lv,1』
レベル7!?俺よりもはるかに強いじゃねーか。
それも5体。
いいだろうこいよ。
「クリエイトボディ[両手]」
俺の声とともに手が出て来た。
それと同時にゴブリン達も動き出した。
3体のゴブリンが真正面に斬りかかって来た。
俺はそれをバックステップで回避した。
そこに別のゴブリンが3体のゴブリンをジャンプ
真上をジャンプして来た。
俺はそれを紙一重で右へずれ隙のできたゴブリンに
溝打ちをした。
それによってよろけたゴブリンの剣を奪い、
思いっきり斬りつけゴブリンを真っ二つにした。
『熟練度が一定に達しました。ゴーストハートのレベルが
1から4に上がりました。ステータスがアップしました。
スキル『剣技lv,1』を獲得しました。』
何か聞こえたが俺は無視をして、ゴブリン達の次の行動を
よく観察していた。
1体のゴブリンが斬りかかって来た。
俺はそれを念力でずらし剣を一閃させた。
『熟練度が一定に達しました。ゴーストハートのレベルが
4から6に上がりました。ステータスがアップしました。』
残りは3体だ。
ゴブリン達は少し警戒をして距離を置いた。
そこに俺はクリエイトボディで作った左手を
念力で飛ばした。いわゆるロケットパンチだ。
相手が怯んだ隙に距離を詰め腰から肩まで
斜めに斬り上げた。
『熟練度が一定に達しました。ゴーストハートのレベルが
6から7に上がりました。ステータスがアップしました。』
ゴブリンを斬って動きが止まったとこに別のゴブリンが
斬りかかった。しかしそれは黒い炎で弾かれた。
その隙に斬りかかっろうとしたところに別のゴブリンが
援護するかのように剣を防いだ。
「ちっ、こいつらゴブリンのくせに連携うますぎだろ!」
残り2体になったゴブリンは巧みに連携をしていた。
俺は避けるのに専念した。
『スキル:回避 を獲得しました。』
ゴブリン達の動きが少し読める気がする。
これが『回避』の力か。
俺はゴブリンの剣を弾いてロケットパンチ
を撃った。そこに別のゴブリンが防いだ。
その隙に間合いを詰めゴブリンの足を斬り飛ばした。
また別のゴブリンが斬りかかってきたのを避け
前傾姿勢になったゴブリンの頭を斬り落とし、
転がっていたゴブリンにとどめを刺した。
『熟練度が一定に達しました。ゴーストハートのレベルが
7から8に上がりました。ステータスがアップしました。
スキル、クリエイトボディレベル5から6に上がりました。
フルボディ生成可能です。』
おおー、やっとフルボディ生成可能になったー!
これで町とかに行ける。今度ソフィアちゃんに案内してもらおうかな?
ていうかゴブリン5体きつすぎでしょ!
連携うますぎだし。特に最後の2体!でも倒せたー。
黒の炎がなかった確実に死んでたなー
いやー黒の炎さまさまだな。ははははは
そうだせっかくの初の戦いだから戦利品は貰っておこう。
俺はゴブリンから防具と武器を拝借した。
ついでに竹も忘れずに収穫した。
今日は疲れた。
帰ったら寝よう!
竹とんぼは明日の朝作ろう!
そうして俺は墓に帰り即寝た。
やっぱり白熱バトルはいいですね〜。(^∇^)