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年下カレシ  作者: 劉蓮
2/2

登校はバス通です

朝。

私が起きるのは7時丁度で、家を出る時間帯は7時30分くらい。バスが来るのは35分で、出発時間は40分。遅れたら親から送ってもらうことになる。



「おはよ、理子」



同じ集落で、同じ学年の私の友達の齋藤(さいとう) 理子(りこ)。スポーツ万能で、イケメンっぽい女子。他にも、小学生二人も同じバスに乗る。私が乗っているバスは、小学生も乗せて行くバス。

その二人は、斎藤(さいとう) (よう)ちゃんと春ちゃん姉妹。ランドセルの方が大きく感じます。



「今日って宿題何だっけ?」

「国語のプリント、自学、wedプリと後は漢字ノート16ページ」



そう言うと、理子は落ち込んだようにため息をつく。



「終わってないの?」

「国語と漢字と自学は終わってる。wedプリまだ終わってないんだよね」

「じゃあ、見せてあげるよ」

「あ、まじ?ありがとう」



丁度バスが来て、乗車。席に座ると鞄からwedプリを出して理子に渡す。ここから次のバス停に行って二人の中学生と、4人の小学生を乗せる。

乗ってきたのは、女の子本間(ほんま) 凜花(りんか)と男の子小林(こばやし) 千洸(ちひろ)。二人もまた、私と同じ2年生。



「知聖、国語のプリント見せてくれない?」

「終わってないんだ……はい」



「サンキュ」と言ってプリントを受けとる千洸は、筆箱を出して写し出す。



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