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騎士

大陸や宗教は、地球と同じだが文化や国土は、違う世界で繰り広げられる一人の騎士の物語

「そなたは、我がシングリット王と我らが主に忠誠を誓い、我が王国の民、財産、領土を騎士道精神に則り守ることを誓え、戦士アルフリドよ」 

「誓います」  

 「どんな苦難があろうと、怪我を負っても、家族が死んでも誓うか」   

「誓います」

「では、我が王の名においてそなたを、この王国の騎士とする」   

そう王は言いながら、私の右肩、左肩に剣を当てこう言った

「この剣に誓うのだ」

「私アルフリドは、この剣に誓います」

「立て、アルフリドよそなたは、我が王国の騎士となった!」

拍手喝采、この王座の間に手を打ち合わせる音が響いた、私は、この日騎士となった

 私の名は、シングリット公国、騎士アルフリド•ダンゲル、騎士となった、私には、3人の従者を与えられた騎士になった理由は、数年前の北方聖戦で敵の将の首を取った成果が認められ昇格した、だが私には、浮かれている暇は、なかった、この国は、異教徒の帝国ヴァンダルと戦っている世界的に見てもかなり大きな勢力であり我々は、イウロパン同盟を締結し彼等よりも大きな勢力を築きあげた、だが人口や兵力では常に劣っている


騎士となった翌日私の部屋に一人の衛兵がきた

「騎士アルフリド様、貴方様はシングリット公国騎士団と、共にヴァンダル帝国への出兵に行っていただきます」

「すまない、なんと?」

あまりに唐突だったため聞いてしまった

「もう一度言います騎士団と共にヴァンダル帝国への出兵してもらいます」

「な、出兵だと!?」

「明後日の正午に出立致します、ご準備を、では失礼致します」

おい嘘だろ、騎士になったからにはいつか、戦に出なければならないと思っては、いたがこんなに早くか…、数年前のあの戦以来戦っては、来なかった剣の腕が衰えてなければ、良いが、

 まぁ良い、こうなってしまった以上従うしかないな

「さぁ、準備だ!」

まずはプレートアーマーだな、かなり前に着たぐらいだから錆びついたと思っていたが、錆びは、大してないなこのぐらいなら従者に任せれば落ちるだろう

 次は、剣だがこれも平気だな刃毀れなどは、ないが切れ味は…

流石に落ちているか、これも従者に任せておこう、

「すまない、装備の修理と清掃、剣に関しては、研いでおいてくれ」

「わかりました、直ちに」

「あぁ、頼んだ」

さて後は、我が自慢の馬だな

「はぁ、相も変わらぬ美しさだ思わずため息もでる」

「すまないそこの者蹄鉄は、交換してくれたか?」

「はい、騎士様交換しております」

まぁこんなものか、食品や酒などは彼等が用意してくれるそうだから私は、そろそろ床につこう…



「おはようございます、アルフリド様」

「あぁおはよう、そうだ装備の準備は、終わったか?」

「はい、終わっております、酒類も荷馬車に詰め込み終わりました」

「そうか、ありがとう仕事が早くて助かる」

「いいえ、これが我々の仕事ですから」


カーン、カーンと教会の鐘が鳴る兵士や人々は、慌てて広場に集まり王の話を待つ

「兵士たちよ!演説は、必要か?」

「…」

「そうか、そうか演説が必要なようだ!我々シングリット公国は、今ヴァンダル帝国の異教徒どもに危険に晒されている!そんな異教徒共を改宗し、奴らの帝国を滅ぼし我々の国を危険から守ってもらうため君たちが戦場に出る、良いか皆の者、この聖戦で死んだ者たちは、神のために戦い、神のために死んだことになる、そのため神は、今までの罪をすべて許してくださるだろう、だが異教徒共には、神は、クソだと思っているそんな可哀想な異教徒共を神の許しのもと救ってやろうでは、ないか!!行け兵士たちよ!神の戦士たちよ!!」


 あれから2日ほど私たちは、戦場間近のテントにいる。

異教徒共は、おそらく我々の2倍程の兵力だろうか、圧倒的な敵の数を前にし我々の士気は、低い、皆「あれに勝てるのか?」や「もう終わりだ」と弱音を吐いている、まだ戦ってもいないのに


翌日待ち望んだ戦の日が来た、我々はセミン城塞前に陣を張り異教徒共から防衛を命じられた、奴らは、大量の槍兵と歩兵で戦おうとしているだが我々は、数で戦うなどと言う古い戦法は、使わない我らは、大砲とクロスボウに小銃を用いて戦うそうだ小銃は、筒のような見た目に肩当てがついた見た目だ、そして小銃の上部に、火薬入れに縄がある、その縄に火をつけると大砲のように大きな音を立て鉛玉が発射されるのだ、面白い武器だよそしてこの戦場は、砂漠乾ききったこの地は、彼らにとっては、慣れた場所だろうか


大きな足音が聞こえ始めた、私は敵のような兵士群のなかにいる前衛には、ハルバード兵、中衛には、我々騎士、後衛に遠距離武器だ、その大きな足音は、敵が前進しているのだろうか、

「火をつけよ!」

「縄に点火!!」

「パヴィース隊前進!!」

「続いてクロスボウ兵前進!」

我々の横を大きな盾パヴィースを持った兵士とクロスボウを持った兵士が前進していく、ハルバード兵の前に止まったところで

火山の噴火かと思うほど大きな音が響く、大砲の音のようだ私には、その光景は、見えないが凄まじい音が聞こえる、そして悲鳴も

「敵の騎兵隊が速度を上げた!急いでクロスボウ隊は、下がりパヴィース隊と尖兵は、盾の壁を作れ!」

盾の重なり合う音が聞こえる私もラウンドシールドを味方の盾に重ね壁を作る、この壁は、人一人分ほどの防壁を作ることができる技、騎兵を防げるかわからないが弓や、剣程度なら防ぐことができる、北方聖戦でも使った技だ

「急げ!壁を何層にも分けよ!兵の後ろを押しサポートせよ!」

こんなことされては、騎兵がぶつかった瞬間死んでしまうぞ、そんな事思っていたら騎兵隊が密集し後10メートル地点まできた

「構えろ!」

その瞬間私の右横3メートルほどの兵たちが吹き飛ばされたそこからさらに我々の盾の壁が破られていく、彼らは、矢のような形で突撃し矢じりの部分が突破したらよろめいた兵士を後続が追撃するといった形らしい、敵の矢じり部分が留められると突破口から大量の剣やメイス、フレイル、斧を持った散兵が攻撃を仕掛けた、我々は、精鋭で固められた騎士団奴らの攻撃を受け流し奴らの肩を深く切りつけるだがそれは一対一の時だ、奴らは、騎士一人一人を四人ほどで囲みなぶり殺しにしている

「Onu da əhatə et!」

奴らの声と共に私に大量の剣とメイスの攻撃が来る

私の体は、一瞬にしてボロボロだ、だがそんなところで諦める騎士ではない、

「ぁ゙あ!」

敵の腕を切り落とし、私のロングソードを振りまわし奴らの首を落とす、大量の鮮血が我が鎧に飛ぶ、我が軍は、決して諦めず奴らを殺した、一度目の突撃で我々の二万の同盟軍は、半分ほどになってしまった。彼らは依然として2.5万ほどいると聞いた、奴らをかなり殺すことができたらしい、だがこんな戦が続けばあっという間に全滅だ


聖戦一日目の夜

 「おいあれ見ろよ!!」

兵士たちの驚きの声が聞こえ見てみると、そこには、恐らく6000は、いるであろう同盟軍がいた

「増援だ!」

「これなら勝機があるかも!」

彼らは、喜び大いに歓迎した、同盟軍は、「遅れてしまって申し訳ないと」言っていた、本来なら26000の兵で戦うはずだったそうだ

だが同じ戦術で行けば全滅は、避けれないだろう

聖戦は、どのような展開になるのだろうか

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