第八十二章:ナナ婆の若かりし日々!?〜レトロ地下迷宮と伝説の掃除棒〜
ナナ婆:「山田、あんた、“地下ホームセンター”って知ってるかい?」
山田:「……何そのパワーワード!? また新しいダンジョンですか!?」
ナナ婆:「ふふん、あそこにはねぇ、伝説の掃除棒《ミラクルスイーパー・零式》が眠ってるんだよ。あたしがまだ、ピッチピチだった頃に封印してきたヤツじゃよ」
山田:「ピッチピチ時代!? ナナ婆の青春回なの!?!?」
クラリネットX:「なるほど…あの時代か。そうか、まだ“雑巾ギルド”が存在していた頃だね」
山田:「ギルド!? 掃除系のギルドなんて存在してたんですか!?ってか、また喋ってるゥゥゥウウ!?」
地下迷宮《ダスティ・ホームセンター跡地》
地下へと降りるエレベーターは、昭和レトロなBGMを鳴らしながら軋んで降下していく。
《カラン…カラン…》
山田:「なんか…ポスターが全部古い“昭和のトイレ用洗剤ランキング”とか貼ってある…」
クラリネットX:「空間がノスタルジーを帯びている。ここ、時間が歪んでいるぞ」
エレベーターが止まると、目の前には――
**「コスモ掃除バトル・197X」**と書かれたネオンが瞬く、ダンジョンの入り口が現れた。
ナナ婆:「ここが…かつてあたしが戦った“旧式ワックス兵団”の根城さね!」
回想:ナナ婆(若かりし頃)の伝説
かつて――“ナナ”と名乗っていた少女は“汚れ”と戦う清掃戦士だった。
その手には、初期型モップ型武器が握られていた。
若ナナ:「私はナナ・セブンスター! この世界を清浄にする、七代目掃除巫女よッ!!」
《敵:溶解ワックス軍団》
《ボス:ベルゼブブ》
山田︰「えッ!?ベルゼブブって…河川敷堕ちした、アイツのこと!?!?」
ナナ:「散っていった仲間たちの分まで…清掃してやるわ!!」
――壮絶なバトルの末、ナナは《ミラクルスイーパー・零式》を使い、ダンジョンを封印した。
現代・迷宮最奥部
山田:「こ、これが……!」
山田たちは、迷宮の奥で“伝説の掃除棒”を発見する。
それは光を帯びた一本のモップ――だが、“コード式でコンセントがついていた”。
山田:「……これ、電動!? えっ、コード!? いや今バッテリーでしょ普通!!」
ナナ婆:「あの頃はねえ、コンセントこそが力だったのさ……!」
《起動:ミラクルスイーパー・零式》
《特殊スキル:タイム・ブラシバック》
突如、迷宮全体が“昭和時代”へと巻き戻されていく!
緊急ボス戦:掃除ギルドの亡霊《ワックスファントム軍団》
「ピカピカニシテヤル……ナマケモノハユルサナイ……」
腐敗したワックス製のゴーレムたちが、古の掃除魂を背負って襲いかかる!
クラリネットX:「これは…ナナ婆の過去が呼び起こした怨念だ。山田、あの“コード”を繋げ!」
山田:「うおおおおお! 俺の…俺の《モップ魂》が燃えてきたあああああッ!!!」
コードを差し込み、《零式》が白銀の輝きを放つ。
山田:「《ジャスティス・タイムモップ斬》!!」
ゴオォッ!!
モップから迸る熱風とともに、時代の埃を払うように、亡霊たちは清められていく。
そして伝説となる…
【ダンジョン制覇:地下迷宮《ダスティ・ホームセンター跡地》】
【入手:ミラクルスイーパー・零式(昭和モデル)】
【称号:七代目掃除巫女継承者】
ナナ婆:「あんた…継いだんだね…私たちの時代の“掃除魂”を…!」
山田:「…正直、掃除って奥が深すぎる…!」
ナナ婆:「さ、戻って味噌汁でも飲もうや」
クラリネットX:「なんかすごく……落ち着いたなこの締め……」




