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第五十二章:廃棄物(風呂釜ゴーレム)、全力排湯モード突入!クラリネットX、耐えられるか!?

溶岩の熱風が吹き荒れる第七坑道の中、山田純一はついに、伝説級ダンジョン設備「風呂釜ゴーレム」と相対していた。


風呂釜ゴーレム:「ゴボボ……排湯開始準備……排湯開始準備……」


(背中の風呂釜がブクブクと泡立ち、煙突からはオーバーヒート気味の湯気が噴出)


バルド:「まずいな、やっぱり配管詰まりが限界か。あと60秒で“全力排湯モード”に入るぞ!」


山田:「その技名、どう考えても風呂のレベル超えてません!?もうそれ、地熱兵器じゃないですか!?」


バルド:「山田ァ!いまこそ“クラリネットX”の真の力を見せるときだ!」


山田:「その言い方やめてくださいよ!?あのモップ、たまにグリップから“ピィー”って鳴くくらいしか特別感ないんですけど!?」


バルド:「クラリネットXはな、ただの掃除道具じゃねえ。伝説の“風呂神”の髭を芯に使った、浄化の神器なんだ」


山田:「風呂神って何!?温泉の神様的な!?そんなの異世界にいるんですか!?」


バルド:「今はどうでもいい!!使え!!時間がねえ!!」


(風呂釜ゴーレムがついに、バシュゥゥゥッ!と背中の排水弁を開く)


風呂釜ゴーレム:「全力排湯モード、突入……!出湯角度、75度……温度、98度……!」


山田:「あっつつつつつつつ!!お湯が熱波になって飛んできてるううう!!」


(モップを振ると、聖銀の穂先から柔らかな青い光が広がり、ゴーレムの足元の蒸気を中和する)


山田:「《掃除する者に祝福あれ》ぇええぇぇっ!!今こそ、掃除魂見せてやるううううう!!」


(モップの回転が加速し、周囲の水蒸気がみるみるうちに澄んでいく)


バルド:「やるじゃねえか……!まるで“風呂神のひと拭き”の再来だ……!」


山田:「それが何なのかよく分かってませんけど、今は乗ってるうううううう!!」


(ついに排湯モードの勢いが沈静化し、風呂釜ゴーレムは静かに座った)


風呂釜ゴーレム:「……排湯完了。浄化確認。心地よき……」


山田:「……もう一生、風呂はシャワーでいいです」


(その背後で、クラリネットXが「ピィー」と鳴いた)


――こうして、風呂釜ゴーレムとの激戦は終わりを迎えた。


が、これはまだ“バルド親方の地獄現場ツアー”の序章に過ぎなかったのだった――

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