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第〇話 宙歴人類史概略1(世界観設定)

西暦2102年、人類の母たる地球は核戦争により人類の住める星では無くなってしまった。


そこで人類は、移住可能な惑星を探すべく、中枢であり旗艦となる宇宙戦艦「ノア」を含む軍用宇宙艦3万隻からなる人類宇宙軍と小惑星型居住用恒星間移動可能コロニーと中型の同居住用コロニー3000基からなるコロニー群「シースプライド」を建設。


残りの全人口の7000万人を乗せ、国家組織として人類保全会議を設立し、宇宙空間へと旅立った。




宇宙には様々な知的生命体が存在しており、宇宙進出から79年、人類保全会議はついに宇宙における国際連盟である宇宙統合連盟とコンタクトをとることに成功した。


しかし、母星を持たず、技術力も劣る人類に残されていたのは、隷属し、他の知的生命体の母星に移住する道か、放浪し続けるかの2択であった。


言わずもがな放浪の道をとった人類は、そこから更に母星となる星を求めて放浪し続けた。




時は流れ、再度の放浪から300年が経過した宙歴379年。


人類は宇宙統合連盟から借り受けた、大気のない地球型惑星を仮の拠点として活動していた。


周辺の星系の知的生命体とも有効な関係を築いていたものの、シースプライドの人口が宇宙進出時の約100倍にふくれあがり、食糧不足とコロニー不足が深刻となった。


しかし、依然として変わらない人類保全会議の保守的な姿勢にしびれを切らした革新派は、人類革新機構を設立。


人々から多くの支持を得て、人類宇宙軍を掌握した人類革新機構は膨張主義に舵を切った。


宙歴383年には周辺の星系国家に宣戦布告、宇宙統合連盟と正面衝突した。


この戦いで軍事力の半分と人口の1/3を失い敗北を喫した人類は、賠償をするために宇宙統合連合から直接指導を受けることとなった。




宙歴593年、賠償が終わり人類革新機構も規模が縮小したことで、人類は比較的平和な日々を過ごしていた。


しかし、母星が無いためにいずれ限界が再度訪れることを危惧していた人類保全会議は、テラフォーミングの技術と、高度な汚染浄化技術の供与を受け、故郷である太陽系へ帰ることにした。




6年後、地球再生の準備を済ませついに太陽系への帰還を果たした人類だった。


だがしかし、太陽系は謎の知的生命体に占拠されていた。


人類保全会議はこの謎の知的生命体とコンタクトを取ったものの、人類を侵略者として徹底抗戦を通告してきた。


これを受け、和解や交渉は不可能と判断した人類保全会議は彼らをスネークシーフと命名し、敵対生命体と断定。


スネークシーフへ宣戦を布告した。


以降、人類とスネークシーフの太陽系をかけた長い戦いが幕を開けたのである。

めちゃ長くなったので二つに分けます。

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