起きたらかぼちゃでした
ある日、目を覚ますと当たり一面荒れた畑の様な場所だった。
「…体が動かない、声すら出せない、手や足の感覚もない、か、金縛りかな〜?」
あれ?これ、俺、結構やばい?い、いやまてお、落ち着いて考えるのだ俺!冷静になって考えるのだ俺!昨日なにをいていた?
んっん〜ん〜〜‼︎、な、なにも思い出せないだ、と⁉︎
俺は誰だ?名前や家族すら覚えていない、だが知識はある覚えている。
わからない今のこの状況、誰か説明してくれ!
そんな事を、考えていると足音が聞こえた、俺は、足音の持ち主を見て驚いた、いや、見惚れてしまった。
足音の持ち主は、多分130センチ位の身体で銀髪ストレートロングの美少女だった。
だが着ているものは、薄汚れている。
あれぇー?おかしいなー俺ロリコンだったかな〜
美少女は、まっすぐこちらに向かって来る
俺の前まで来ると、俺の頭?を撫でた。
「大きくなってね!かぼちゃさん!」
…なるほど、俺はかぼちゃになってしまったのか、どおりで体が動かないは、ず、、、は⁉︎かぼちゃ‼︎
動揺し、慌てふためく(かぼちゃは、ピクリともしていない)俺をよそに少女は、俺に水をかける。
あ〜体に染み渡る〜、なるほどなるほどかぼちゃか、かぼちゃになってしまったのかいや、やっぱりわからん。わかりたくもない。
こうしておれのかぼちゃライフが始まった。
数日後、かぼちゃライフにも慣れてきたぜー、まぁライフ、生活と言えるほどの言えるものでもないのだが。
言える事は一つただ、だらだらしている。まぁ動けないからだらだらしかできないのだ、だが暇ではない!あの
少女が毎日話かけに来てくれるからだ、少女は、返事すらない俺に毎日話かけに来てくれるのだ。
あぁ〜なんてかわいいのだろうか。
だが俺は、この村の連中が嫌いだったなぜならこんないたいけな少女に対するこの村の連中が、とても対等な存在とは、見えないからだ。少女の服だけ薄汚れていて、だれも、少女と話そうともしていない、まるでそこに少女がいないかのように。
俺が動ければ一発お見舞いするか、ありがたい説教をおべてやりたい。