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Adventure  作者: No.44 Emperor
一章〜旅立ち〜
5/6

Asura cool〜first day〜

どうも!Genshoです。久しぶりの更新です。

『うおぉぉぉぉぉ!!!!』


『ブギャァ!!』


『セイッ!!!!!』


『ピギィィィィィ!!!』


ただいま「アーシラクール」に足を踏み入れてから約10分。


最初のモンスター、G級相当「オーク」と、


同じくG級相当、鳥の形をした陸上モンスター、「アグトス」と遭遇エンカウントしていた。


G級相当モンスターなので、素人でも倒せる。


よって僕が両モンスター共相手をしていた。


群れで現れなかったのが幸運だが、それでも最初の戦い(ファーストバトル)は無事勝利した。


『お疲れ、リョータ。さぁ、先に進むわよ?』


隣で 僕の戦闘バトルを見守るのは、


幼馴染おさななじみで、数少ない称号、<剣士>である再従兄弟はとこのアスナだ。


『ああ、しっかし、ここの森も広いよなぁ・・・・・・』


『そりゃそうでしょ、コモドの冒険者百人が選ぶ難所トップ十のうちに入っているんだから。


 モンスターの質はそんなでもないけど、この広さは驚異的よ』


『そーなんだよなー、C級相当ってそんな強いわけではないんだなー』


『何言ってんの、それどころか、Dも手ェ出せないくせに・・・・・・』


『・・・・・・すまんの、不甲斐なくて』


『いいわよ、別に。


 そのぶん私も剣師への道が近づくから?』


『・・・・・・そう言ってもらえると助かる』


『ほら、来たわよ』


というので前を見ると、


ギシャァァァァァァ


・・・・・・と、カマキリと牛を合体させたようなモンスターが。


これは確か・・・・・・


『E級相当モンスター、メルクノスね。


 弱点は下半身よ。


 さぁ、行ってらっしゃい』


『おうよ!』


ギシェェェェェェェェ!!!


『っしゃ来い!』


僕はその場から一直線に駆け出す!


ビュッッ!!!!


僕の放った一撃が風を切った・・・・・・


『空振り三振ね・・・・・・』


『ウッセェ!!!僕なりの練習だ!』


僕はもう一度相手をよくめがけて剣を構える。


相手がこちらへ向かってくるところを狙って居合い斬りだっ!


『うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!』


ブゥゥウウウウン


『二打席連続ね・・・・・・


 無様ぶざま・・・・・・』


ううう・・・・・・僕もう泣いていいと思う・・・・・・


くそっ、なんで当たんないんだよ!


すると僕は自分のバッグからここであるものを取り出す。


『あ!それっ!』


アスナが小さい悲鳴をあげる。


僕が取り出したのは、


赤い・・・・・・おパンティーだ。


・・・・・・アスナの。


するとメルクノスは、牛の特性か、パンツを見て興奮したからか、まぁどっちにしろ興奮してるのは確かだが、


こちらへ突進してくる。


俺はおパンティー(それ)を持ちながら、


かわし、逃げまくり、相手のスピードに慣れる。


目と体がある程度慣れて来たら、


今度はフェイントをかます!


パンツだけ右に流し、自分は左にかわすっ!!!


その隙にメルクノスの後ろに回り込み、


背中から一閃!!!!


アスナの怒声なんて気にしない!(涙目)


メルクノスは、声にならないような奇声をあげてそこに倒れていった。


当然、すぐに剥ぎ取り、腐らないように保存する。


なんとか(僕なりの)最初の試練は終わったな・・・・・・


『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・』


『あぁ・・・・・・づかれだ・・・・・・』


『何をへばってんのよあんな雑魚モンスター倒したくらいで。


 しかもリョータ最後の方逃げ回ってただけじゃない!』


『だってあいつ足早すぎんだよ!』


驚異的だろあの足は!


『それより!!!』


突然声を荒げるアスナ。


ああ・・・・・・お説教かな?


『なんで私の下着パンツ使うのよ!!!!


 しかもそれ昨日履いてたやつでしょ!?


 汚いじゃない!!!!!』


『あ、ちゃんと洗っといたよ』


『・・・・・・』


ん?なんだってアスナは口をあんぐりと・・・?


そんなに僕が素晴らしかったか?いや〜、照れるじゃねぇかよ〜


『人の・・・・・・んなの子の・・・・・・』


『ん?なになに?』


感謝の言葉はもっと大きい声で言わないと!


さん、はい?


『女の子の下着勝手に洗ってんじゃないわよぉぉぉおおおお!!!!!』


・・・・・・ぇ?


あれれ?おっかしーぞー↑?


そのぐらいは僕だってするさ、うん。最低限の人としてね!


『僕・・・・・・悪いこと・・・・・・した?』


『フンッ』


・・・・・・とのことだ。


それからも何体かのE、D級相当モンスターと遭遇エンカウントしたが、


当初のマニュアル通り、E級相当モンスターは僕、


D級相当モンスターはアスナが片付けた。


アスナは口聞いてくれないが・・・・・・


それでも広いこの森は。


一旦出口らしきところに差し掛かったが、


そこは逆方向で、また入る羽目ハメになってしまった。


しっかしさっきからなんか人の出入りが激しいな・・・・・・


森の外から見てみても軍団レギオンとみられる少人数グループや、


素材集めだろうかソロ冒険者も入ってすぐに迂回うかいするように逃げるような足取りで進んでいった。


気になった僕は、中にいる人に声をかけることにしたんだが、


いや、みんな必死の形相で逃げ惑ってたね・・・・・・


なんか中であったのかなぁ??


『あの、すいません・・・・・・』


『うるさい!お前らも早く逃げろ!死ぬぞ!?』


『あ、いえ・・・・・・』


くそっ!詳細が聞きたいんだよ僕は!


死ぬってなんだ?命の危険があるもの?


レッドレギオン?超級モンスター?


お、あの人に聞こう


『あのすみません・・・・・・』


『ん?なに?』


応えてくれた!でもやっぱ焦っている様子かんじだなぁ・・・・・・


『この中でなにかあったんですか?』


『ああ・・・・・・S級が出たらしい。僕はみてないからわかんないけど、


 噂によると黒いやつとか・・・・・・』


『『ーーーッ!!!!!』』


S級だとぉ!?アーシラクールって上限 C級相当じゃなかったか!?


黒いの・・・・・・


これは死んでもおかしくないだろ・・・・・・


『おい・・・・・・アスナさんよ・・・・・・・・・・・・』


『・・・・・・なによ』


『・・・・・・どうやら喧嘩してる場合じゃないらしいぜ?』


『・・・・・・悔しいけど、そうみたいねっ』


クッソ、タイミングの悪いこった!!!

明日の試合頑張るぞ!

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