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ブレイバー  作者: 零光
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FILE4外伝:ログイン

アツシ達がレベル上げをしている頃,妹は……


「アイ〜? 追いてっちゃうぞ?? 」


相変わらずようちゃ……ここではメロンちゃんか,メロンちゃんは足が速いなぁ。

私じゃ追いつけないよ。


ブレイバーにログインしたは良いけど,最初から訳も分からずジョブだのハンドルネームだのを選択してしまったせいでマスコットキャラみたいになっちゃった。


アツシはちゃんとログイン出来たのかなぁ? 」


私がいるこの町は夕日が凄く綺麗でうっとりしちゃいそうなくらい。

こんな世界にあの兄がいると思うと勿体無い。

けどそんな兄に今は一番会いたくない。

なんでよりによって私の頭に猫耳がついていて尻尾まで生えてるミニスカ姿で本名をカタカナになおしただけの姿でいなきゃならないのか。

そもそも。

なんでジョブに猫耳なんてのがあって,勝手にそこにカーソルが移動するのか。

はぁ……なんか疲れた。

一緒にログインした友達の……メロンちゃんはしっかりキュア導師とかいう回復専門のジョブになってるし。

猫耳も生えてないし。

なんで私がこんなコスプレみたいな姿を……。


「こぉらぁ可愛い子猫ちゃん! ぽけぇ〜〜っとしてると本当に置いて行っちゃうよ? 」


可愛い子猫ちゃん。

私の事らしい。

なんか調子狂うよなぁ……。


しかもメロンちゃんの目的はコンテストでも商売でもなく,強くなること。

それなのに回復専門ジョブだから戦闘は私の役目。

私が敵を殴るなりして倒す。HPヒットポイントはメロンちゃんに回復してもらう。

こんな事ばっかりしてるおかげで私もすっかり強くなっちゃって。

最初は戸惑ったけど,新しく武器を買ったらいきなり勝てるようになっちゃったし。


なんかこの猫耳ってジョブは相手の動きを予測出来るみたいで攻撃は大体かわせる。

その代わり当たっちゃうと大打撃なんだけどね。

これって本当に筋肉ついたりしないかなぁ。嫌だ嫌だ。



結局町に帰ってきたときには私もメロンちゃんもレベルが10くらいになっていた。


「上出来上出来♪ 私も回復のタイミング段々分かってきたよぉっ」


私はもう疲れちゃいました。

大体猫耳の戦闘方法がパンチとかの打撃戦って所が納得いきません。


そんな風にメロンちゃんが上機嫌な中,さらにテンションを上昇させるメッセージが届いてしまった。


「……トーナメント開催ぃっ!? アイちゃん! これは私たちが出るしかないよ!! アイちゃんの悩殺ミニスカ猫耳パンチに私の回復なら優勝できるよっ! 」


「メロンちゃん。よく見てよ。キュア導師などの杖装備のジョブは戦闘には参加できないんだよ。待ち時間の回復は出来るけど。私一人じゃ戦ったって袋叩きだよぉ」


大体格闘家とか戦士が出てきたら猫耳が勝てるわけ無いじゃん。


「じゃあメンバーは適当に見つけるとして……きっとトーナメントの受付の付近に同じような考えの連中がたくさんいるって! まぁ……前線はかっこいい男の人がいいけどね」


いつもメロンちゃんはこんな感じ。

なんか私には真似出来そうに無いや。


「それじゃあ〜トーナメントに向けてアイちゃんのレベル上げ大作戦開始っ! レベルが高いほうがチーム組んでくれる人が見つかりやすいと思うしね! 」


「えぇぇっ!? 休みなし〜ぃ?? 」


結局メロンちゃんに南門まで連れて行かれてまたモンスター倒し。

本当にどうなっちゃうんだろ?

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