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実話怪談ランドスケープ

【実話怪談】稲川淳二の怪談ナイトの夜1

作者: 高橋志歩

 20年ぐらい昔、大阪に住んでいた時代の体験。


 その年「稲川淳二の怪談ナイト」の神戸公演チケットを取るのに成功した私は、定時に会社を飛び出すと必死になって神戸会場に駆け付けて生の稲川淳二の語りを堪能した。

 怪談はもちろん最高だったけど、心霊写真コーナーが怖くて座席で体を固くしてステージに見入っていた。


 大満足&興奮して帰宅しようとしたら、電車がどこかの駅でしばらく停車してしまったりしたけど、特に何事もなく迎えに来てくれた旦那と帰宅した。

 遅くなったので急いで風呂に入った。湯船に浸かりながら、ああ心霊写真怖かったなあ、と思い出していた時。


 突然、風呂場の電気が消えて真っ暗になった。


 停電だ!と思った私は大絶叫。慌てて旦那が飛んできてくれたけど停電では無かった。

 風呂場の電球が切れていたのである。

 取り外した電球は真っ黒になっていた。


 物凄い偶然の一致だろうけども、しかしよりによって「稲川淳二の怪談ナイト」に行った日の夜に起こらなくても。と私は盛大に愚痴りまくったのであった。


 けれど、もしかしたら偶然では無かったのかも、と翌年に思い知らされる事になる。

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