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僕の家族を紹介です!

目が覚めと知らない天井が見えた、転生は成功したらしい。小さな手、低い視点、本当に4歳児になっている。


(えっと…僕の名前は?アルトリア!アルトリア・グルンデル!皆からアルと呼ばれている!)


自分の名前も、ちゃんと覚えている。これから、新しい僕の人生が始まるんだ、楽しまないとね!


突然ノックの音がした。失礼しますと女性の声が聞こえると、扉が開いた。


『おはようございます!アル様!』


「おはよう!シディア!」


彼女はシディア、僕の専属メイドだ。


『お食事の用意が出来ましたのでお呼びに参りました』


「ありがとう!着替えるがら待ってて」


〜朝食〜


「おはようございます!お父様、お母様、カルロス兄様、フェリネ姉様、サディム兄様、シエル、ロイ」


「おはよう、アル!お前は4歳なのに挨拶が上手だな〜!」


この方は僕の父"ジェノン・グランデル"この国の辺境伯で魔境と呼ばれる凶悪な魔物のいる地のから国を守っている凄い人だ


「当たり前です!アルは頭が良いのですから!」


この方は僕の母"アリーナ・グランデル"優しく我が子を大切にしている良い母親である


「えぇホントに、サディムにも見習って欲しいくらいです」


この方は僕の1番上の兄"カルロス・グランデル"僕より8歳上で剣術が得意、賢く次期辺境伯としての自覚をこの歳で既に持っている。


「どう言う意味だ!カル兄!俺よりアルの方が賢いって言いたいのか?!」


この方は僕の2番目の兄"サディム・グランデル"僕より4歳上のやんちゃな方で、よく周りからいじられているムードメーカー的な人だ。カルロス兄様程では無いが剣術が出来るが、体術の方が出来る。


「そう言うとこですよ…サディム」


この方は僕の姉"フェリネ・グランデル"僕より6歳上の魔法が得意な知的人。ああは言っているが兄弟の中では1番兄弟を大切に思っている、優しい姉だ


そして、メイドに抱えられてミルクを飲んでいるあの二人は双子の兄"ロイ・グランデル"と双子の妹"シエル・グランデル"だ。僕より2歳下の可愛い弟と妹だ。


グランデル家は一日に2回朝と夜、同じ食卓でご飯を食べるのが習わしだ。ここで近況報告や何気ない会話を楽しむ、前世では入院が多くて出来なかったなのでとても楽しい、これだけで転生してよかったと思える。でも、これだけでは満足出来ない!色んな事をするんだ!この世界で!ならまずは…


「お父様!お願いがあります」


「なんだ?」


「僕は魔法が学びたいです!」


「魔法か…アル、何か技術を学ぶ前に5歳に行う才能の儀を受けなければならない…何故だか分かるか?」


「何故です?」


「アル…人には才能値という0〜5の値が存在する!0ならいくら学んでも上達しないし、5なら少し学んだだけで上達するんだ!だから、才能の儀を得て才能が有るか無いかを見てから出ないと、上達するかしないかが分からないんだよ…わかったか?アル…魔法を学ぶのは、5歳になってからにしよう」


なるほど、そんな物が存在するのか…仕方がない、体が小さいからまずは魔法からと思ったが、他のことをしよう!なら…


「分かりました!お父様!でしたら、この世界について勉強したいです!」


「お、おぅ…わかった!それなら家庭教師を雇って、本を買ってやろう、ちゃんと勉強するんだぞ!」


「はい!お父様」


それから僕は毎日勉強した、同年代に比べるとだいぶ賢くなり過ぎていると思うが、前世ではろくに勉強なんて出来なかったから勉強が楽しいんだ。もちろん勉強してわかった事は有る、この世界は才能値とスキルが全てと言ってもいいほどに能力がこの2つに依存しているという事だ。料理をする為には『料理』スキルが必要で、剣を振るためにも『剣術』スキルが必要だ。スキルの取得の仕方は学ぶ事らしい。簡単だね!才能値はレベルアップ時のステータスの上がり幅が変わることがわかった、魔法の才能値が高いとレベルアップ時のMPの最大値の増加量が多いらしい。僕は一体どんな才能値なんだろうか?神様がバランス型にすると言っていたけど?ALL3とか?まぁ〜5歳の誕生日が楽しみだ早く5歳になりたいな!


そして月日が経った


〜1年後〜


「アル!出発するぞ?」


「はい!お父様!では、行ってきます!」


ついに僕は5歳になりました、そして才能の儀を行う時が来たのです!

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