72,この世界にも居るんだな引きこもり
ルリアナ達にわたすプレゼントを準備し終わって街に戻る
「シオン、今日の夜は何が食べたい?」
抱っこしているシオンの頭を撫でながら聞く
「今日は、ハンバーグが良い。あとプリン食べたい、サクラが作ったプリン」
今日の夕飯はハンバーグだね
宿に着いて
「ロダンさん、注文のお酒預かって来ましたよ。」
厨房のロダンさんに声を掛ける
「ありがとな。中のいつもの所に置いてくれるか?」
中に入って小さい樽を並べる
置けない分は後ろの倉庫に置いた
「ありがとうな。美味いからすぐ無くなっちまってな」って笑ってる
「ロダンさんのはどこに置きますか?」
ロダンさんは自分のと、アリサさんの分を瓶で数種類注文してた
「それはこっちだな。俺たちのお楽しみだからな」って
「ザーランさんが、買ってくれて助かりますって言ってましたよ」
「こんな美味しい酒、こっちがありがたいよ。この店はご近所と冒険者の常連ばかりだからな。みんな楽しみにしてるよ」
「今隅の方空いてますか?」
「仕込みは終わってるから空いてるぞ。何作るんだ?」
って楽しそうだよ でも今日はプリンです
「シオンがプリン食べたいって。普通のと野菜のプリンを作ろうと、それを使ってブリュレとパフェを作ります。」
「?ブリュレってなんだ?」
「プリンの上に砂糖をかけて溶かすんですよ。飴になってカリカリして美味しいんです」
早速、ロダンさんとプリン作り
野菜はカボチャですよ
カボチャを湯がいて潰す
砂糖、牛乳、卵を入れて混ぜる混ぜる
布で濾して、カラメルを入れた容器に入れる
いつもの普通のプリンも作るよ
待ってる間に、生クリームを作って、フルーツもカット
出来上がったプリンの上に砂糖をかけて、火魔法で軽く砂糖を溶かす
溶けて良い香りがしてきたらオッケー
冷蔵室で冷やすだけ
次は簡単なパフェ、フルーツを入れて、生クリーム、クッキーを飾って、プリンをのせて出来上がり
冷やしてたプリンを出して、ロダンさんと味見
スプーンでトントントン、パリッ
「ん〜美味しい」
「香ばしい香りと少し苦味があって美味しいな。飴とプリン合うな」って
カボチャのプリンも食べたかったけど夕飯があるからね
「今日は何を食べるんだ?」ってロダンさん
「ハンバーグが食べたいって。」シオンを見る
少し時間があるから時間までテーブルで待ってて良いって
作ったバッグに刺繍をしようかな
あまり目立たないように右隅に百合を刺繍する
ルリアナさんのは白い百合、メルフィアさんのは薄いピンクの百合にした
「上手ね。」って声が聞こえて顔を上げると、ルリアナさんが来てたよ
「本当、上手ですね。」ってメルフィアさんがジーって見てた
「メルは刺繍苦手だから。」ふふふって
メルフィアさんは微妙な笑顔
「あ、どうぞ。座って下さい。時間があったんでちょいと刺繍をしてて」
アリサさんに飲み物と夕飯を注文する
もちろんハンバーグ
「ショウくんに渡したい物があったのよ」
ってルリアナさんが布袋をテーブルに出した
「え?」
「見てみて」
って笑顔で
中身は
「わぁ〜本だ。魔道具の本ですね」
3冊の本、しかも知りたかった魔道具についての本だった
キラキラした目で本を上から下からって眺めてると
「ふふふ、良かったわ。バーンデルさんからショウ君が魔道具に興味があるって聞いたのよ。」
「ありがとうございます。嬉しいです」
「基本的な事しか乗ってないけど、うちの子も、初めはこの本だったから迎えの人に持ってきてもらったの。」
ルリアナさんの国は魔道具や魔法の国なんだって
「バーンデルさんがうちの国が落ち着いたら末っ子を頼むかもって、言ってたから。ショウ君が安心して来れるように頑張るわね」
だって
この世界、本とか高いし
魔道具の本は貴重でライドラムにも無かった
本当に嬉しい
「魔道具とか魔法って分からない事だらけで。バーンデルさんが色々と探してくれて勉強してるんです。でも魔道具についての本はなかなか無くて。嬉しいです。」
楽しみだな 魔道具ってよく分からない部分が多いからね
「良かったわ。私の2番目の息子は魔道具や魔法について研究、開発してるのよ。しかも、引きこもりでねほとんど研究室から出てこないわ」
って苦笑してる
引きこもりなんだ 研究者タイプなのかな
居たなぁ会社の開発室にも
ほぼ開発室に住んでる人




