39, シャンプーの効果大だった〜
ギルドに依頼完了報告
翌朝、朝食を食べてキャロさんはハーブで精油とウォーター作りをするって準備してる
ザーランさんはマーロくんと巣箱を荷車に積んでる
「ザーランさんキャロルさんマーロくん、また来ます。ありがとうございます」って手を振ってシオンと乗合馬車まで歩く
「マーロくん良かったね。」「良かった。元気になった」って話しながら歩く
乗合馬車で街まで移動して冒険者ギルドを目指す
「サクラ抱っこ」って両手を上げてくる
ギルドに入ってバーンデルさんを探す
あれ?居ないなぁ バーンデルさんの隣によく居る女の人に
「あの、バーンデルさんは居ませんか?」と聞くと
「ショウさん、来たら3階のいつもの部屋に来てくれって伝言です。」
あぁ〜情報部の所かな
「分かりました。」階段を上って向かう
「バーンデルさんいますか?」とドアの前でノックしながら呼んだ
ドンバンって音が中からして
「おぉー。ショウやっと来たか。」って出てきた
やっとって3日しか経ってないけど
中に入るとサイカさんとバルトルさんもいたよ
あれ?サイカさんの髪と耳がキューティクル?サラサラツヤツヤだよ
バーンデルさんもなんか前髪が増えた??
「依頼終わったんで来たんですけど。ハーンデルさん髪増えてるよ。サイカさんはキレイ度が増してますけど。どうしたんですか?」
イヤイヤ、どうしたはこっちよ、これどうだ?、あのシャンプーすごいね彼女も喜んだよ、うちの奥さんも絶賛してたよ、って次々言ってくる
えっどうしたの? 3人共
なんでも、渡した石鹸、シャンプー、ハンドクリーム、化粧水が良かったんだって
「良かったです。」って言ったら
「それが、周りから何でだって、何を使ってるんだって」ウンウン 頷いてる
「あぁ、僕のは魔法を少し使ってるから効果が出過ぎるんですよね。僕もそんなに作らないし本業じゃないんで。」
「だよな」「ですよね」「そうよね」って冒険者なんだけど一応
「でも、友達?知り合いが作ってくれるって言ってましたよ。まぁ農業が本業なんでその人も。一つ一つ手作りなんで量は分からないですけど。」って言うと
「本当か」「やったわ」「ありがとう」って
「今すぐは無理ですよ。材料も育ててるんでその方達。何日かに1回露店でするって言ってましたけどね。あっでもバーンデルさんのは僕しか作れないから持って来ますね。お2人のも僕のと一緒に作るので。」
「それって、ラルル草依頼の農家の所か?」って「ですよ」
あっザーランさんの所の事とマーロくんの事もバーンデルさんに相談しとこう
何かあったらしてくれそうだし
バーンデルさんに3日間のことを話した
3人ともえって顔してる
かなり貴重な植物ばかりだったみたい
ちゃんとザーランさんのところ以外で植えても育たない事も教えた
マーロくんの事を話すとバルトルさんが食いついた
精霊と妖精が好きらしい
色々な国での伝承や冒険者に関わる出来事とか全部バルトルさんの仕事なんだって
調べてる内に好きになったんだって
3人共今度一緒に行きたいって言ってるけど良いのかな?仕事
ルースベリー、ピンクプラム、レモリア、フルースをカゴに入れてちゃんと3カゴね 渡したらビックリしてる
さっき採取したって言ったのに
後ルースベリーとかで作ったパウンドケーキとパイとクッキーを渡したらまた固まったよ
なんでだよ〜 言ったじゃん
今日はゆっくり森に採取に行ってくるって言った
バーンデルさんにバーンデルさんのシャンプーは僕しか作れないから無くなったら言ってねって念を押して部屋を出た
さて、シオン一緒に森に遊びに行こう
「にゃん もちろん」
バーンデルさん髪が生えて来てた
良かった〜(´∀`)




