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巻き込まれたっぽいんで自由に生きていいですか  作者: くん太
自由貿易都市 ライドラム
33/97

27, 念願の作物を見つけたかも知れない

バーンデルさんにお菓子を食べてもらおう

扉を開けて中に入る 相変わらず賑やかだ 朝早く依頼を受けて終わった人や、長期依頼が終わった人、依頼表を見てる人と、まぁ朝よりは少ないが昼時って事もあってまぁまぁ賑やかだな


ギルドのカウンター内をキョロキョロと探す

あれっ居ないのかなぁ


んん〜 って探してると、いつもとなりのカウンターに居るお姉さんが「バーンデルさんなら、今3階の情報部に行ったわよ」って教えてくれた


じゃぁとりあえず、依頼を見とこう


ありがとうございますってお礼を言ってボードの前に移動した


俺は、ボードの隅にある机の上にある依頼書をパラパラ見た

何か面白いのないかなぁ


ラルル草の駆除 使用していなかった農地を使いたいが大量のラルル草がお生い茂っている為刈り取って欲しい


ん〜 ラルル草って知らないな

鑑定さんわかりますか?


[ ラルル草 普段は草の中に1、2本ほど生えている事が多い 鳥や牛など家畜の餌に植えている人がまれにに本当まれに居る程度 種を蒔くと2〜3日で芽がでる

1〜2週間で刈り取り出来ます どんな土地でも育ちやすい 実は食べられる 便利植物]


食べれるんだ どんなのかなぁ

[麦に似た植物、種を殻から出して綺麗にこすると茶色い粉と白い粒に分かれます とても美味です]


んっそれってもしかして 「米じゃないか、米絶対食べたい。米・・」


「おい、ショウ」っと米、米、米ってブツブツ言ってたら バーンデルさんが背後に立ってたよ


ビックリしたぁ

「探してたってきいたんだが」

「この依頼って、明日でも受けられますか?」

今すぐ行きたいが時間がない ショックだよ


「ああ、これか 受けてくれるのか? 誰も受けないから困ってたんだよ。明日でも明後日でも大丈夫だぞ。」


「この依頼、明日受けます。絶対これ受けるんで。」

フンフン 興奮しながらバーンデルさんに言った


「そんなに良い依頼じゃ無いけどなぁ。」

「ラルル草って貰ってもいいんですかね?」

「ああ、今回のは焼いて処分するみたいだから。貰ってくれるなら依頼主も喜ぶが。あんなのどうするんだ?」と不思議そうな顔してる


「えっ勿論食べるんですよ。僕の故郷では主食だったんで、食べたくて食べたくて。あぁ楽しみ。」と満面の笑顔で答えた


「はっ?あんなの食えんのか?」と変な顔してるよ

「あれはちゃんとした処理をすると美味しいんです。

今度何か作ってきますね。」


絶対、お米の美味しさを分かってもらうんだ

ラルル草の認知度を高めるぞ


「そういえば、何か用があったんだろ?」

だったよ 超脱線してしまった お米が嬉し過ぎて


どこか机のある所ってキョロキョロしてると

バーンデルさんがこっちだ って食堂の横にあるテーブルに連れてってくれた


そこは食堂のテーブルと違って低くて、椅子もソファーで俺にもいいサイズだった

見た目イカツイおじさんなんだけどね、見た目と違って本当優しいよなぁ


俺はテーブルに今日作ったクッキー3種とパウンドケーキ3種をちょっと大きいカゴバッグに入れて出した


「これ、今日ロダンさんにオーブン借りて作ったんです。バーンデルさんに食べてもらおうと思って。」

とバーンデルさんに渡す


目をパチパチしてる はいって渡した 布を取って中を見て

「これは?」って聞いたからクッキーとパウンドケーキの説明をした

そういえばここの食堂の人も途中できたよって教えた


クッキーを一口食べて「んん〜美味いなぁ」って

良かったココナッツのはそんなに甘くないし食感が面白いからってコレコレコレも食べてとすすめた


「おっこれは、これも美味いな。面白い食感だ。何が入ってるんだ?」って

「ロールンの白い部分を加工したのだよ。僕の国でよくお菓子に入ってたんだ。」と言ったら


アレ食えんのか、しかも美味いなって喜んでた

良かった 俺も自分の分のお菓子と2人分のお茶を水筒から出した

「これ、一緒に飲んで。ロダンさんと一緒に作ったハーブティーなんだ。」


「このお茶、スッキリするし、疲れが取れるな。」

「ミコルとレルスのお茶なんだよ。お菓子と合うでしょ。」って2人でモグモグ、ゴックンと食べてた


これなら仕事の合間にたべれるよね?って ハーブティーも気に入ってたから 筒の容器1本あげたら喜んだ


ミコルとレルスは回復効果、癒し効果があった

忙しいバーンデルさんにちょうどいいハーブティーだった


「バーンデルさんは石鹸とかシャンプーは使わないの?」って聞くと、「ここら辺じゃあ使わんなぁ。シャンプーって何だ?」


「シャンプーは髪を洗うのだよ。髪の毛専用なんだ。ぼく達の国では、石鹸で体を洗って、シャンプーで頭を洗うの。シャンプーの後にコンディショナー・トリートメントをするけど、作ったらシャンプーだけでも充分だったから。今はシャンプーだけを使ってるんだよ。」


バーンデルさんが驚いた顔でそんなのあるんだなぁってウンウン頷いてた


「そうだ、この前森で綺麗な花を見つけたんだよ。

それを使ったシャンプーも作ってみたんだけど。この花なんだ。」


ピンク・ブルー・イエローのリーズリを出した

ガタンってソファーからバーンデルさんが立った


んっ、これって取ったらダメだったのか?


バーンデルさんが花を隠すようにして小声で

「ショウ、これは貴重な花だぞ。貴族なんかこれ1本に金貨5枚から20枚出す奴もいるんだ。」

「えっ」


バーンデルさんとテーブル上の物を収納ブレスに収納して、3階の情報室に向かった


あれ?

この花採取しちゃダメだったのかな?

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