表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
巻き込まれたっぽいんで自由に生きていいですか  作者: くん太
自由貿易都市 ライドラム
20/97

17,溜まってる依頼書

1人になってもおじさん達が構ってくれます

今日も依頼を頑張ろう

4人がファンセリウスを目指して旅に出た翌日


「おはようございます ロダンさん」

「おはよう ショウ」

俺はライドラムに着いてから4人以外に名前を呼んでもらってない


笙名 桜 ショウナ サクラ だから冒険者ギルドでも

ショウで登録して下にカッコで サクラ ショウナ ってなってる


無理だろと思って登録の際に名前の欄に書いてみたら 登録されてた


この1ヶ月ずっとお手伝い系の依頼と薬草採取をしていた

空いた時間は みんなの訓練を見たり一緒にしたり、ギルド3階の情報部で、本を読んだりサイカさんとバルトルさんに話を聞いたりしていた


「ロダンさんアリサさんは?」とロダンさんの奥さんで宿担当のアリサさんを呼んでもらった


「おはよう、ショウくん。どうしたの?」

とおっとりした猫耳美人のアリサさん

「あの、宿泊の延長をお願いしたくて。1ヶ月お願いします。」


はいわかったわ。と延泊の手続きをしてくれる

銀貨6枚を渡して宿はオッケーだ


朝食を食べて冒険者ギルドに出掛ける

周りのお店の人達に おはよう ショウ君 と声をかけてもらえる


お手伝い依頼をこなして行くうちにみんな

声を掛けてくれるようになった 嬉しい フフフン


ギルドに入って依頼ボードの隅に来た

今日は何を受けようかなぁ


「おい、坊主。いつも隅っこでちっこい依頼ばっかして楽しいのか?」とニヤニヤしながら後ろに3人組が立ってる

「ここはガキの遊び場じゃないんだよ。ガキはお外で遊んでな」「邪魔なんだよ」っと言ってきた

まぁ、お手伝いや採取だしなぁと思っていたら


「オイ、お前達。ショウの何処が遊んでるってんだ

ショウがやってる依頼お前らがやってくれるのか?」


とカウンターからおじさん、バーンデルさんが出てきた イライラ血管が浮き出てる おおー怒ってる


「すんません」っと3人は脱兎のごとく逃げていった


「大丈夫か?ショウ」と心配そうに俺の目線に合わせて中腰姿勢で見てくる


「大丈夫です。あの人達依頼手伝ってくれるのかと思ったのになぁ」と言うと バーンデルは苦笑していた


「あっ、この2枚をお願いします。」と2枚渡す

2枚とも薬草採取の依頼書だ


「おっ、じゃぁ。ついでにこれも受けないか?」と依頼書の中から1枚出してきた

水苔の採取依頼だった


「この水苔な、解毒薬の材料なんだが、誰も受けてくれなくてな。今からの時期は毒ヘビが多くなるから確保しときたいんだよ。」バーンデルさんが困ったように言った


「いいですよ、バーンデルさんの頼みならもちろん受けるよ」と 3枚の依頼を受ける


5人で登録した時から俺達はバーンデルさんがいる時には彼のカウンターにお世話になってる


バーンデルさんは、カウンターの中でいつも多くの書類に囲まれた机に居る


でも、俺が行くといつも出て来てくれる

色々教えてくれるし気にかけてくれてるから有難い

今度手軽に食べれるお菓子を作ってこよう



冒険ほとんどしませんね(;´Д`A


まずは自分がしたい事をして、生活基準を改善したい お風呂は毎日入りたいし、石鹸アワアワで洗いたいんです 美味しい物も食べたい 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ