2,俺の存在無視ですか キラキラ女
部屋移動中 周りを囲まれながら学生さん4人と歩いていると やはり俺の身長が縮んでる・・と言うか幼くなってるように感じる
隣を歩いている騎士ぽい?剣差して軍隊みたいな制服着てるから 騎士さんなのか 見上げていると
俺が歩くのが辛いと思ったのか
「姫様、失礼致します。彼を抱き上げて歩いてもよろしいでしょうか?」
チラッと俺を見て
「あら、ごめんなさい 子供が居たのね。気づかなかったわ、お願いするわ。」
と言ってまた前を向いて歩き出した。ツンツンしてね
キラキラもなんかやだなぁ〜
と思っていたら、騎士さんが抱き上げてくれた。
「ありがとうございます。」と言うと 笑顔を向けてくれた。
この人はまともそうだ、やばい人ばかりだったらどうしようかと思ったよ。ホッ
部屋に着いて他の4人とソファーに座る。
キラキラが話し始めた
この世界は濃い瘴気?に覆われ始めているらしい
そのせいで、自然に大きな変化が出てきたから何とかする為に俺達を呼んだらしい
よく分からん 自分達でなんとかしろよって思ってたら
異世界から呼ぶことで神気なるものが一緒に流れて来るのと異世界の賢者が解決してくれると昔の書物にあったから呼んだらしい
学生4人が
「なぜ 僕達なんだ 関係ないだろ? 早く家に帰してほしいんだけど。」
「私、今からバイトだからはやく戻してよ」
それに対してキラキラが 申し訳なさそうな顔で
「申し訳ないのですが、元の世界に帰ることはできないのです。呼ぶ事しか書かれていなかったので。」
えっ なんて言ったこいつ キラキラに対しての印象だだ下がりだ 元々良くないけど
「は〜 何言ってんだよ、勝手に連れてきて帰れませんっておかしいだろ? 普通は連れてきた以上は帰る方法を調べてから呼べよ 立場が逆だったらあんたはどう思うんだ。」
焦げ茶色の髪のイケメン君がちょっとキレ気味に言った
キラキラは目をウルウルさせて
「ごめんなさい でも国の為、民の為なんですぅ。」
うわっアザと
「ちゃんと皆様の事はわたくしは勿論国で、きちんと生活の保障を致します それに皆様には、どの様な適正があるか調べさせていただきます。 それをもとに皆様で瘴気と魔獣を払って頂きたいのです。」
そう言って顔ぐらいの大きさの水晶を持ってきた