8, 王様、そんなのどうでもいいよ 情報くれ
情報くれ、情報
ここ、空気悪いから早く逃げたい
トントン
「入ってもよろしいかしら?」
とキラキラがドアの外から声をかけてきた
全員が持って来た鞄とバッグをしっかり持って通路に出る
キラキラと昨日の白ローブのおじさん達に騎士が一緒に謁見の間に向かう
昨日の騎士さんがまた俺を抱き上げてくれた
恥ずかしいが歩くペースが違うから仕方ない グスン
「ありがとうございます 重いですよね?」お礼を言うと「大丈夫だ、気にするな」と小さく返してくれた
国王がなんか言ってたがそれが終わり、王女が
「申し訳ありません、今日ご一緒したかったのですが。これから大事な集まりがありまして。この者たちがご案内しますので。入れない場所もありますので聞いてくださいませ。」
と言ってお辞儀してから侍女と白ローブのおじさんを連れて行った
「本とか読める図書室とかないですか?この世界のことが全くわからないので」
涼介が隣の執事みたいな人に声をかけた
王宮図書室があるらしく連れて行ってくれた
もちろん俺は騎士さんに抱っこされてる トホホ
図書室の中は壁一面の本と沢山の本棚
結菜と奏多の目が輝いている どうやら2人は本好きらしい
涼介が笑って教えてくれた 三度の飯より本なんだとか 似た者同士の恋人だった
本が読めるか不安だったが、俺たちは全言語理解ってスキルを持っていた
よかった どんな文字でも読めるし話せるし書ける
俺は1人で知りたい事を調べたいと図書室内を歩く
やっぱまずは地図と周りの国の情勢だよな後魔法の使い方とかかなぁ
俺の隣にはあの騎士さんがいる ( まぁそうだよな1人にはしないか)
それらしき本を近くの机にどんどん置いていく
全部で40冊ぐらいか、とりあえずこれを読んでからだな次は
他の4人も似たような状態だった
執事と騎士さん達は唖然としていた
本をペラペラめくりながら大事な部分はスキル鑑定で使えるコピーをした
(これ便利だな、奏多君にも教えよう)
奏多の所に行って小さな声で鑑定でコピーが出来る事を教えたら 、目を輝かせて「ありがとう」と言っておいてある本をコピーしていた
みんなでここを出るんだと同じ目的で5人は片っ端から本を読破していった
勿論大事な部分は全てコピーした
ガンガン本を読んでいる俺たちを見て執事と騎士さん達は目が点になっていた
夕方、俺達は図書室を後にした
何故か俺達じゃなく執事と騎士さん達がグッタリしていた (なんでだ?)
騎士さん良さそうな人だったな
こんな国出たほうがいいよヤバそうだから
天気悪くてお休みなので╰(*´︶`*)╯♡
たくさん投稿します




