表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「中止」高校生の新世界作り!  作者: 星宮みつき
序章
4/19

4.目的

「ねぇリサ、これまでのこと、覚えてない?」

リサに一様聞いてみる。


「これまでのこと…?あれ…ない…覚えて…ない…」

やっぱりそうだ。神には新しい世界を作るために前世の記憶が与えられるのだろう。

それにしても、暑い。

家を作ってやろう。


目をつぶって、唱える。いつものことだ。


目を開けると、びっくりしてこけたリサがいる。

「あはははっ」

笑ってしまった。リサの前には大きなログハウス。

これならリサも満足するだろう。

「なに…これ…家?」


「入って、どうぞ。」

リサも怖いだろう。まだ4歳なのに。


リサは恐る恐る家に入る。

家の中にはベットからキッチンまで、生活に必要なものは全て揃っている。

「ねぇ。」


ん?なんだ?

「お父さんとお母さん…」


忘れていた。家族の存在を。

リサも前の世界で死んだのだろうか。もしそうならば、この歳で…


目をつぶり、唱えた。


考えると心が痛む。ミカのお父さんとお母さんはとても優しそうだ。

さぁて、これからなにをしようか。


やることを決めよう。


国を作りたいなぁ。平和な。

もっといろんな人と遊びたい。いろんな技術を作りたい。

頭の中に構想が見えてくる。まるで未来都市。


よく考えてみると、なぜあいつはこの世界を作らせたのだろう?

なんのための世界?第二の地球を作るのか?


いろんな世界が存在するのだろう。その中の一つ。地球もその一つだ。


あえてあいつは僕のような地球人を選んだのか?

それには意味があるはずだ。


この世界も地球に似せて作られている。


やはり第二の地球を作るのか?

まあ、いいか。難しいことは後でいい。いったんの目標は第二の地球だ。


目をつぶって、唱える。


目を開けると、そこには一つの大きな村ができていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ