表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「中止」高校生の新世界作り!  作者: 星宮みつき
序章
2/19

2.神?

「やぁ。秀樹くん。」


だ、誰だ。なぜ俺の名前を知っている。

「君には重要な使命がある」


誰だよ。何が使命だ。ここは天国じゃないのか?

なんなんだ?


「君には神になってもらう。」


は?神?何が神だよ。

俺は死んでここにきただけじゃないか。

なんで神になんかにならないといけないんだよ。


「君も不思議だろう。なぜいきなりそんなことを言われるか、と。」


「許してくれ。決まったことなんだ。君は新しい世界の開拓に協力してもらう。」


「君はこちらにきたばっかりの時はサバイバルだ。と言っていただろう。そうじゃないんだ。」


「君の思い通りになっていっただろう。」


「だから…………………………………………


「はっ。」

夢だった。本当のことだろうか。ここが僕の世界なのか…?

僕は神なのか?


思い通りになったのは確かだ。川も、ピーマンも。

ここは地球ではないことは確かだ。


そういえば、夢の中に出てきた人は誰だろう。

お父さん?いや、そんな声じゃない。

いや、よく考えると人間の声じゃない。


あいつも神なのか?


僕は神とか霊とかは信じない。

けど、自分が神だと言われて信じないわけにはいかない。


だが、これがこの世界を自由に作れるのであれば、それはいいことだ。

僕の世界なんだ。


もし、そのことが本当ならば。


僕の世界?僕の世界?僕ってなんだ?

僕のものなのか?


世界ってなんだ?

地球ってなんだ。


不思議な感覚。何もかもがわからなくなってきた。

まぁあいいや。難しいことはやらない。それがいい。


日が沈んでゆく。

今、この世界は地球と同じ仕組みになっているようだが、変えられるのだろうか。


一旦寝よう。頭が疲れたと叫んでいる。

詳しいことは明日やろう。


時間はたっぷりある。

おやすみなさい。


その日は夢も見ず、ゆっくりと寝ることができた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ