表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ってこんなお約束な感じなの⁉︎  作者: ひみか
I章お約束展開
4/6

4話 思い出した

何かを確実に忘れている

なんなのかは思い出せないけど確実に何か

凄い大切な事の筈なんだけど…

「何だろうな〜でも忘れてるってことはそんな大事なことじゃ無いでしょ」

そんなことより、

家に帰ろうかどうしようか

いやぁ帰りにくいんだよね〜

だって三者面談で先生に向かって半ばキレて母面談室置き去りで来ちゃったし

残された母は今頃何を思っているだろうか…

それにきょうは1月12日で親戚連中が集まる日なんだよね

帰ったら確実にパシられるか雑用係か悪口言われるかいびられる…

まだ高校生で家でてけとか「一族の恥」とか言われるんだよ?

妹は「一族始まって以来の才媛」らしいのあで向こうのニ城蒼いびりは尽きない…らしい

普段は優しい父もきついじじ…ゔゔん叔父さんとババ…ゔゔん叔母さんには何も言えず煮え切らない返事をしている

負けるな父さん!頑張れ父さん!

ともあれ帰りたく無い

いつまでもここにいるわけにもいかないし

取り敢えず隣のコンビニ行ってラノベ買って考えよう

どっこいしょ…と立ち上がって女子高生らしさの欠片も感じさせずノロノロと立ち上がると伸びをしてこう呟いた…

「あ〜あ、異世界いきたいなぁ」

ラノベファンタジーの世界に逃げながら歩き出す

すると目の前がいきなり真っ白に輝いた

やばい⁈

貧血?

こんな所で倒れて家に電話いったら一族の憎たらしいババ…ゔゔん叔母さんとじじ…ゔゔん叔父さんに何て言われて笑われるか

とにかく、こんな所で倒れるわけにはいかない!

しかし私の意識とは裏腹にどんどん意識が遠のいて行く…

やばいまた…

ん?

また?

またって…

何て考えてるうちに意識が遠のいて行く

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

ここは?

大きい城

洋風な街並み

ここって異世界?

あ、思い出した

私…

異世界に召喚されて死んだんだ…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ