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恋姫†無双-外史の傭兵達-  作者: ブレイズ
第五部:狼の帰還と元服
82/145

69



では改めて−−


徐哉君は“男の娘”ではありません(キリッ







「−−旦那様、お代わりは如何ですか?」


「……あぁ、貰おう」


声変わりのお陰で幾分か低い声となった徐哉へ椀を渡せば、飯櫃から掬った玄米をそれへ盛り、俺へ手渡してくる。


「どうぞ」


「…あぁ」


夕飯の真っ最中だが……眼前の“違和感”の所為で食事に集中できん。


椀に盛られた飯を掻き込みつつ“違和感”−−徐哉を一瞥する。


おそらく背中にまで届くだろう黒髪を紐で縛った、ポニーテールを思わせる髪型。


幼かった顔付きは大人び、背も伸びた様子だ。


そして……俺が留守の間も鍛練を欠かさなかったのか筋肉が発達している。


今でも気を抜けば「誰だ、お前?」と言い放ってしまいそうだ。


そんな徐哉だが……俺の戸惑いを気にする事なく、ポリポリとカブの漬物を美味そうに咀嚼している。


飯を食い終わり椀と箸を膳へ置けば、すかさず徐哉が茶を湯呑へ淹れて差し出して来た。


「…馳走になった」


「お粗末様でした。どうぞ」


「…あ、あぁ」


差し出された湯呑を掴み、茶を啜る。


……はて。気のせいだろうか。


徐哉の食う飯の量が以前よりも増えている気がする。


「…………」


…成長期なのだろう、と短絡的ではあるが結論付けた。


「……なぁ徐哉」


「−−はい。なんですか、旦那様?」


声を掛けると、素早い反応を見せた徐哉が膳へ椀と箸を置き、身体を俺に向ける。


「……その……なんだ。…随分と変わったな、お前」


「…変わった?……あぁ!髪型ですか?」


違う、と言い掛けたが……まぁ間違っちゃいない答えだ。


「…で…何故、髪を伸ばしたんだ?」


「えっと……もう少ししたら、年が明けますよね?」


「あぁ、一月程でな」


確かに、この世界の暦では一ヶ月後には年が明ける。


「僕も、もう12歳ですから…」


そう言いつつ、徐哉は伸びた髪を確かめるようにそれへ手をやる。


年明け、12歳という二つの単語に、この世界や時代を考えて導き出されるのは……。


「……まさか…元服の年頃なのか?」


「えぇ…」


伸びた髪を一房弄る徐哉が、少し暗い表情で呟いた。


「……僕には両親が……」


「…そうだったな−−…ん?ちょっと待て」


「…はい?」


「元服ってのはもう少し歳食ってからするモンじゃないのか?早すぎるだろう」


「…でも…僕の故郷では皆、12歳で元服でしたよ?」


「……そうか…」


「はい」


随分と気の早い人間達が住んでいた村だったんだな。


「旦那様は何歳で元服をなされたんですか?」


「……生憎、俺の国では元服なんてのは大昔に失われてる」


「えぇ!?じっじゃあ、どうすれば成人と認められるんですか!!?困っちゃいますよ!!?」


「…他国と差はあるが…俺の国では20歳で成人と認められるんだ」


「……なんの儀式もなく?」


「そうさなぁ……成人式ってのはあった…か?」


「せいじんしき?」


「…成人を迎えた事を祝われ、成人としての心構えを教えられる式………だったと思う」


「…思う?」


「俺は出てないからな」


第一、20歳を迎える以前に俺と相棒は国を捨てた。


……ニュースとかで馬鹿騒ぎをして警察の厄介になる阿呆共がいたのは覚えているが。


「それで冠親は決めてるのか?それは別に実の親でなくても良いんだろ?」


「…確かにそうですけど…う〜ん…貴人−−−…あっ」


「……む?」


湯呑を傾けていると、不意に徐哉が俺へ視線を−−それこそ希望に満ちたそれを向けてくる。


「…まさか……俺か?」


「はい!!僕は旦那様にお仕えしておりますし、なにより旦那様は孫呉の将軍様です!!!」


…そうでない事を祈りながら問い掛けたが……どうやら、俺の思いとは裏腹だったらしい。


「旦那様…この徐哉、一生のお願いです!!どうか…どうか僕の冠親になって下さいませ!!!」


徐哉は膳をずらし平身低頭、土下座をかましてきた。


それに戸惑いを覚えてしまうのは………捨てようとしても捨て切れない日本人の性というヤツなのだろうか…。


しかし……冠親ってのは、かなり重要な役所だった筈だ。


「……俺で良いのか?確かに将軍なんて呼ばれちゃいるが、一皮剥けば畜生の傭兵だぞ?」


「そんな事はありません!!旦那様のような方が冠親になって頂けると今は亡き両親が知ったら狂喜乱舞いたします!!!」


「狂喜……いや、それはないだろう……」


床へ手を付いたまま吠える徐哉の激しい懇願に、圧倒されるやら呆れるやらで上手く二の句を繋げない。


「絶対にそうです、間違いありません!!ですから、どうかお考え下さいませんか!!?」


「…いや、だがなぁ……俺、元服の作法なんてからっきし…」


「大丈夫です!!髪を切って、結い上げて冠を被せ、その後、改める名と字を与えてくだされば良いだけですから!!!」


鼻息も高らかに説明する徐哉だが……おかしな事が後半に聞こえたぞ。


……名を改め、しかも字を与える…?


「ですから−−」


「ちょっと待った」


「どう−−…はい?」


「今…名を改めて字を与える、と言ったか?」


「えぇ。それが?」


尋ねた事が間違いではない事を確認した瞬間、片手で顔面を覆い、項垂れてしまう。


「…それって…どう考えても実の親がする事だろう…大問題じゃないか…」


俺のネーミングセンスの酷さは自他共に認める程である。


なにより……名付け親ってのは“第二の親”と言われる程だ。


しかも……まぁうろ覚えではあるが冠親というのも事実上、その人物の後見人になる事を了承した人間だけが出来たはず。


……まだ26歳で、こんなデカい子供の親になりたくない。そして後見人なんて面倒臭いのもゴメンだ。


「旦那様ぁ……」


−−だから、そう懇願せんでくれ……。


こういう時に役立つ文句は−−……不本意だが、仕方ない。


「……判った。“善処する”」


「ほっ本当ですか!!?」


「あぁ……“考えとく”」


「あ…ありがとうございます、旦那様!!!」


……日本人特有の曖昧な返しで、なんとか切り抜ける事に成功した。










−−縁側に腰掛けつつクリーニングキットを小銃の床尾へ戻し、一息つけると今度は銃剣へ手を伸ばして鞘から払い、携帯砥石で所々が刃毀れした箇所を研いで行く。


徐哉は心配事が無くなったのか、食事の片付けが済むと酒の用意をして就寝してしまった。


一応、元服の事は前向きに考えているつもりで、つい先刻、駐屯地に居るだろう一曹へ相談を持ち掛けてみた。


……トランシーバーの向こうから何度も派手に“Prosit(乾杯)!!”と聞こえたが。


元服の作法(ただし日本のそれ)については後日、詳しく教えて貰う事で片は付いた。


「……ハァ……」


溜息と紫煙が同時に吐き出され、銜えている煙草を灰皿の端へ叩き付けて溜まった灰を落とし、口へ再び銜える。


刃が砥石で研がれる音が響く。


程好く研いだ所で刃を見……刃毀れが無くなったのを確認し、銃剣を鞘へ納める。


……これで取り敢えず、武器類のクリーニングは終了だ。


あとは−−


「…こいつだけ、だな…」


呟きつつ傍らに置いた二本の愛刀−−その内の濤瀾乱刃の愛刀を取り、鞘から払う。


それを深夜の空に輝く三日月へ翳せば……極々、小さな刃毀れが眼に入った。


「……さて、どうするか…」


神の話によれば“ちゃんと直せる”との事だが……果たして、この手の刀を研げる職人は呉に居るのだろうか。


日本刀は、単純に鉄を叩いて伸ばし研いだだけの直刀とは訳が違うのだが……−−


「……おっ」


−−そういえば居たな。


身近に俺達と同じく、日本刀(?)を使う武将が。


明日の登城で会う機会があったら、聞いてみるとしよう。


そう決めると鞘へ愛刀を納めて傍らへ置き、盆の上から杯と徳利を取る。


徳利を傾け、酒を杯へ−−


「将軍、失礼します」


「………」


−−…これから嬉し美味しいアルコールタイムだというのに…。


紫煙と溜息を吐き出し、短くなった煙草を灰皿へ押し潰す。


「…久しいな」



「はっ、お久しゅうございます」


本当に…“色んな意味”で久し振りだ。


盆へ徳利と杯を戻す。


「……で、何だ?」


「はっ。華雄将軍の屋敷に控える細作から先程、伝言が。こちらへ参られるようです」


「……判った。下がってくれ」


「はっ。それと…御無事の御帰還、嬉しく思います」


「…どうも」


「では−−」


−−細作の気配が背後より消えた。


改めて盆へ手を伸ばして徳利と杯を取り、酒を注ぐ。


杯を口元へ運び一気に呑み下せば、芳醇な香りと共に程好いアルコールの熱が胃袋へ落ちて行った。


酒気に染まった息を吐き出し、盆へ徳利と杯を置く。


足下の敷石に鎮座する草履を突っ掛け、立ち上がると門を目指して歩き出す。


−−ちょうど、門の外に人の気配。


閂を外し、門を片側だけ開ければ−−


「−−久し振りだな」


「…あぁ、3ヶ月ぶりだ。まぁ入れ」


「…うむ」


門外で佇む華雄を招き入れ、門を閉じる。


…こっちも髪とかが伸びていたらどうしようかと思ったが…杞憂だったらしい。


「…劉備軍の支援、御苦労だったな」


「あぁ…本当にな」


縁側へ戻る途中で背後から声を掛けられる。


それへ素直に返答すると−−…忍び笑いが聞こえた。


「…なんだ?」


「フフッ……いや済まん。珍しく素直だな、と思っただけだ」


その返答に僅かだが眉間に皺が寄ってしまう。


まったく……俺はいつも素直に生きているつもりだが。


「…まぁ座れ」


「うむ−−…邪魔だったか?」


「あん?…いや、もう済んだ」


「そうか」


縁側に広げられた武器類が眼に入ったのだろう彼女から謝罪されるモノのクリーニングは済んでいる。


盆の傍らへ座ると、追従して華雄も俺の隣に腰を下ろした。


「…この屋敷の主は客人を上げぬのか?」


「ふむ……それは失礼したが…素直に座る、お前も大概だな」


「フフッ…違いない−−む?」


「あん?……おぉ」


皮肉の応酬が一段落した瞬間、寝ていた筈の萌々が厩舎の方から歩いてくる。


尻尾を振る萌々の頭を撫でると小さく鼻を鳴らし、俺の足下で丸くなった。


「……呑むか?」


「…頂こう」


返答を聞き、盆の上にある杯を取り、口を付けた箇所を指先で拭ってから彼女へ手渡すと徳利を傾け、酒を注ぐ。


注ぎ終わった瞬間、華雄が一気に杯を傾け、酒を呑み干す。


……自分から誘っておいてなんだが…あまり呑ませんようにしよう。


「交州では活躍したらしいな」


「…誰に聞いた?」


「相棒」


「…呂猛か−−ほら、寄越せ」


「あぁ」


手酌で呑るのだろうと思い徳利を渡すが……まさかの返杯が来た。


「注いでやる」


「…あぁ、頂こう」


酒が注がれ、徳利が離れた瞬間、それを呑み下し、縁を拭うと彼女へ返杯。


「……董卓軍以来の部下達が随分と脱落してしまった」


「そうらしいな。…兵員の補充はどうなった?」


「手続きは恙無く。近く、1,000名が補充される見通しだ」


「…随分と多いな」


「うむ。……だが…得意の騎兵戦術は行えそうにない」


「…そうか」


「うむ……」


会話を交わしつつ、酒を注いだが……華雄は口を付けず、ただ杯の水面を見詰めている。


騎兵というのはコストが高すぎる。


軍馬や人員の育成に時間が掛かる上、維持するのにも費用が嵩む。


余程の財力や人員に恵まれ、かつ良馬の産地でなければ騎兵隊というのは編制できない。


「…補充の大半は歩兵か?」


「…というより8割方だな。残り200の騎兵も練度が足りず実戦で役に立つかどうか…」


「…だとしても200名が騎兵とは驚いたな」


「…お前はそれで驚いているのか?」


「あぁ、それなりに」


騎兵が200名も補充されるとはな……。


まぁ、華雄が得意とする騎兵戦術を考慮して伯符殿や公瑾殿が手配したのだろう。


…まぁ俺からすれば騎兵隊なんぞ強行偵察、後方攪乱、兵站襲撃、追撃ぐらいにしか使えないと思っているんだが。


「…俺の経験上だが、歩兵の方が有効な場合もある」


「…有効?」


「戦車やヘリ…あぁ空飛ぶ絡繰だ。戦場で脅威になるのは間違いないが……アレが歩兵に撃破される場合もあった」


「なんだと、アレをか!?」


頷き肯定すると、華雄は更に信じられないような表情をする。


まぁ…信じられないだろうな。


たった一発の砲弾で密集する敵兵を一気に殺傷し、ミニガンとロケット弾の掃射で敵兵を薙ぎ払う兵器が歩兵の放った携行型の対戦車ロケットや対空ミサイルで破壊される様など想像できる訳がない。


だが、実際に起こり得た−−下手をすると同様の兵器とカチ合って撃破される状況の方が少なかったかもしれん。


「騎兵の練度が低いなら歩兵でそれを補え。むしろ、そっちの方が効率的だ」


「……確かに…」


「騎兵なんて−−…言っておくが、騎兵戦術を否定する訳じゃない」


「判ってる。…続きを頼む」


「…騎兵の突撃を止めるのは比較的簡単だ。後方から弓兵による一斉射を加え、その前面に並べた槍兵の槍衾。単純だが、効果は大きい」


「だが、騎兵の機動力を活かして横っ腹を突き崩せば問題ないのではないか?」


…確かに、それも一理あるが……。


「馬はどうする?」


「馬?」


「いくら調教された馬だとしてもだ、周りに矢の雨が降って、しかもギラリと隙間なく並べられた槍を眼の前にしてみろ」


「……なるほど。兵は気合い充分でも馬の方が耐えられん、か」


合点が行ったのか華雄は数回ほど頷いた後、注がれたままの杯へ視線を落とし、酒を呑んだ。


指先で縁を拭われた杯が俺へと渡され、逆に徳利を彼女へ渡す。


「言うまでも無い事だが馬は元来、臆病だ。人間よりも敏感に命の危険を感じる」


「うむ…そうだな。…補充が済んだら、連携等を考え直してみよう。−−ほら」


「あぁ…済まん」


返された杯に酌がされ、それに満ちた酒を呑み下す。


「…まさかと思うが…俺達の駐屯地に1,000名も入れる…なんて事は考えていないよな?」


「あぁ。残った者達は駐屯地から城下の兵舎へ移動する事になった」


「そうか。…墓の骨を掘り返すのは面倒だろう。そのままで構わん」


「…良いのか?」


「あぁ。…伍長の奴も話し相手が欲しいだろうからな」


言いつつ、縁を拭った杯が彼女の手へ渡った途端、僅かだが華雄の手が痙攣した。


「…失言だった。許せ」


「…いや…気にはしていない。…注いでくれ」


差し出された杯へ手渡された徳利を傾ける。


「…なぁ、韓甲」


「…なんだ?」


「…お前は…部下が死んだ時、どんな気持ちだった?」


今度は俺の手が一瞬だけ痙攣してしまう。


なんとか酒を零さずに注ぎ終わると、徳利を床へ置く。


「…戦死した時か…?」


「…うむ」


「……煙草吸っても良いか?」


「ん?…あぁ構わんぞ」


了承を得、寝間着の袖へ腕を突っ込み、煙草とジッポを取り出す。


引き抜いた一本を銜え、火を点けると深く吸い込み−−紫煙を吐き出した。


「…一抹の寂寞感はあるが……悲しいとかの感情は不思議と湧いて来ないってのが正直な話だ」


「…だろうな…私も似たようなものだ」


「…ついさっきまで一緒に飯食って、馬鹿話して、クソして寝てた奴が、気付けばいない。…違和感って言えば良いのか…」


「…………」


「…なんでかねぇ…」


ポツリと呟き、紫煙を肺へ送り込み吐き出す。


「…なぁ」


「あん?」


「それ…少し吸わせてくれ」


「…吸わせ…っていうと…コレか?」


煙草を銜えつつ華雄へ視線を向ければ、彼女は煙草を指差している。


「…身体を悪くするぞ」


「あぁ呂猛にも言われたが…構わん。ほんの少しで良い」


警告はするモノの……どうやら無理のようだ。


…20歳は過ぎていると聞いたから別に構わんだろう。


唇の端から細く紫煙を吐き出し、煙草を彼女へ渡す。


それを受け取った華雄は人差し指と親指で抓み−−心底、不味そうな顔で一呼吸分を吸い込むと、紫煙を吐き出す。


「………もう良い…」


華雄は口元を押さえながら煙草を俺へ返して来た。


それを受け取り、口へ銜える。


「…お前達は良くこんな物を吸っていられるな。…不味いし…頭がクラクラする…」


「慣れれば癖になるんだよ、コイツは。それこそ中毒みたいにな」


「…だろうな。…一度でも吸うと何故か、また吸いたくなってしまう…」


華雄は口直しに酒を呷ったが、口内の苦味は消えていないようで未だに顔を顰めている。


「まぁ…少なくとも気分は晴れるだろう?」


「…僅かだがな」


顔を俯かせながら額を押さえつつ、杯を手渡された。


…どう見ても喫煙に慣れていない者が陥る症状だ。


「……私は、良い指揮官だったのだろうか…」


「……俺に聞かれても困る。知りたいなら、お前が死んだ後に連中へ聞けば良い」


「……言い得て妙だな。済まん、忘れてくれ」


軽く手を振る華雄の様子を視界の端に捉えながら手酌で注ぎ、酒を呑み干す。


「…俺が言えた義理じゃないが…。洛陽が陥落した時、連中は好きでお前に付いて来た。一重にお前を信頼していたからだろう」


「…そう…だろうか…」


「勝手にそう思い込んだ方が気は楽になる。……俺も昔はそうだった」


「……そうか……」


煙草を灰皿へ押し潰した後、徳利を振るが……中身はそれほど残っていない。


それを全て注ぐと、杯を夜空に輝く三日月へ掲げる。


「戦友達に−−」


酒を胃袋へ流し込み、酒気に染まった息を吐き出した。







今回のネタは−−


「善処する」「考えとく」ですね。


“ヘタリア”の日本の台詞からです。


「善処します。考えときます。答えは全て“イイエ”です」


確かに日本人は良く言う!!




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