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デュナミス  作者: kou∞
13/56

言霊 No.2

地震大変ですね、、、

避難場所で暇な人のすこしでも退屈しのぎになりますよう、頑張って更新します。


僕は目が覚めた



見知らぬ天井。



…ここは?



病院か



でもなんでだろう?



僕は思い出して、気絶しかけた。


危ない。危ない。



大部屋だ



隣の人は誰だろう。



やっぱりクラスメート



あの呪詛が、、、



ヤバい!気絶するところだった



「マジで君だけが太陽だからゾッコン!ラブしてるは無いよね、、、」



「キャー、、、助けてください助けてください助けてください」



し、しまった

小声で言ってしまった

どうしよう

隣の人が小刻みに震えてるよ



「怖いよ」



「神様御慈悲を」



「ヒメジさん愛してる」



ちょっとここらでヒメジに告白してる奴を見つけてあの呪詛を生で連呼しなきゃな



「ヤマモト君!」



「あっキノシタさん、とyuji」



「なんで俺だけローマ字表記なんだコノヤロー」



「自分の胸に手を当てて聞けばわかるよ。fuji」



「全く持ってわからんな。何故俺の名前をシレッと間違えられるのかさえも。」



「フッなら教えてあげるよ。君は太陽~俺はかぁげ~♪」



「やめてぇー」



キノシタさんの悲鳴



ダバダバダバダバ←ユウジの口から赤い綺麗な液体が流れる音



そして、周りから聞こえる歯がガタガタと鳴る音。



これを流せば世界統一も夢じゃない気がする



「やめくれ、すまなかった本当にすまなかった。」



「わかってくれればいいんだよ」


「でも呪詛だけで、入院してるのはなんで?」



「違う。確かに呪詛の力もあるだろうが、あれはお前らの隣の教室で科学の実験ミスだそうだ。」



「なるほど、でヒメジさんは今どこ?」



「精神内科で入院してる」



「明らかに呪詛のせいだよね!?」



「考えてみろ、ヒメジは目の前で聞いたんだぞ」



「なるほど、ってかなんで科学の実験ミスしたの」



「なんか、隣のクラスの女子と女性の先生、そして、一部の男子が奇声を発しながら倒れたらしいの」



「いやっそれも呪詛のせいだよね!!そして一部の男子!お前らは乙女だなおいっ!」



「コウスケ、ここは病院だぞ。」



「あっごめんなさい。ちょっと僕、ヒメジさんのところ言ってくるよ」



「襲うなよ!!」



バカップル合唱



「襲わないよ!ギリギリで!」



「ギリギリかよ!」



バカップルの渾身の突っ込み



視線が痛いけど構わず行く。



途中であの素晴らしい呪詛を披露してくれたオギ君に出逢い



「人殺し!」



と叫んでしまい



「ぶっ殺す。俺のヒメジさんを返せ」



「まだそっち!?自分はヒメジさんの命奪おうとしたんだよ。」




「そうさ、俺は泥棒さ、ただし人の心を奪う恋泥棒さ」



「やめてぇー!耳がぁ引きちぎれる」



そうしなが逃げたら追いかけられた



そして、ヒメジさんの病室前に着いた。



「あら、この患者さんの友達?」


中高年のナースさん。今ただでさえ体調悪いのに



「はい( ┰_┰) 」



「なによその悪魔を見たような顔は!」



「いえ砂かけばばあです。」



「fuckyouだねあんた。」



「その言葉あなたに全身全霊で返します。」



「じゃfuckするかい?」



「全力で却下じゃボケェ。」



「まぁ今、目を覚ましたから会うといいよ。」



あぁ目を覚ましたのか良かった



「チッ」



「多分あんたは本音が口からでて、若干の嘘が心の中で流れてるさね」



仕方ない、、、

携帯のカメラモードを止め、「ヒメジさんの寝顔アルバム」フォルダを削除した。



なんでか隣では涙を流して、高校生の金額で買えるのか?くらいの機材を残念そうに直すオギ君。



そして、僕は楽園に入る。



「あっヤマモト君、そして、イヤァァァァァァァァァ」



僕はそこまで嫌われてるのか

心が折れそうだ



いや、待て

違う。これは僕に向けられたものじゃない



「オギ君ごめんなさい!」



僕はオギ君にドロップキックをしてあげた



一人の命を救った



「ヤマモト君。私一瞬死神見ました、、、」



「致し方無いよ。ところで大丈夫?」



大丈夫なわけないことに気付いた


「もう大丈夫。」



「マジで?」



ビクッ!



ヒメジさんがビクッ!ってした



「大丈夫です!」



「無理しちゃいけないゾッ、コン回は休みなさい」




ビクッ!ビクッ!



僕とヒメジさんは驚いた



さっきのナースさんだ



「そう言えばあいつラ、」



オギ君は倒れてるから



「ブシテルオ君はきた?」



「イヤァァァァァァァァァ」



「ヒメジさん!なんで?なんで?ごめんなさい。」



「だ、大丈夫ですぅ。」



「萌えキャラに変貌したぁ!全然大丈夫じゃない!」



「何を言ってるんですかぁ?コウスケきゅん。」



「アウトォォォォォォォォォォ!!!」

僕は今、君に抱きつきたい!僕の内面的にもどストライクでアウトォォォォォォォォ



ダメだ!僕の中でハンパない!

かわい過ぎる



さぁいきましょう←長谷川



レッツゴーよ←長谷川の妻



まてぇ!何故、天使と悪魔より先にあなた達が出てきてる?



そして鈴木さんの奥さん!長谷川の妻になってますけど



新しい人生を進みます←長谷川の妻



消えろ!!



さぁ新婚旅行してくるんだ



「コウスケきゅん?」



はっ!



現実に戻された



けど夢のようだ



「ヒメジさん、、、」



「コウスケきゅん、こっちきてください」



夢じゃないの!?ヤバいヤバいよ



「確保!!」



そう僕はヒメジさん確保します。


ん?確保!!?



「えっ?」



オギ君?そしてみんな?



そして僕は邪悪な集団によって

縛りあげられた



「こいつどうするよ?」



「死刑だ」



全員復唱



「ちょっと待ってよ!じゃみんなが同じ立場ならどうするのさ」



「それもそうだ!」



全員復唱



バカ!



「ならば皆からのデコピンで許してやろう」



死刑からのデコピン



優しすぎるぜ



「待ってください!違うんですぅ、一緒に旅館に泊まったのも、隣で寝たのも私のわがままなんです」



レクイエムゥゥゥゥゥゥ!



「死刑だ!」



さよなら



いや待て!



「一人じゃ死なないよ!さぁみんなで逝こう」



「ヒメジさん耳をおもいっきり塞いで」



「ふぇ?」



塞いだのを確認。



「マジで君だけが太陽だからゾッコン!ラブしてる!+ウインク付き」



「卑劣な!」



オギ君意外倒れた



自爆しながら薄れ行く意識の中でみた景色は



地獄絵図だった。

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