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デュナミス  作者: kou∞
10/56

ペリペテイア No.3

俺は目覚めた



何があったんだ



ヒメジさんがすごく離れてる



コイツ(僕)は何をしたんだ



軽く考えて



襲ってミスったか、、、



馬鹿が

今日からどうすればいいんだ



俺が疲れ過ぎて寝てしまったのが原因か、、、



「おはよう」



「お、おはよう」



いたって普通だ



「ごめんなさい!」



なんだ?ワケがわからん



「どうして?」



「いやいや蒲団離させて、、、」


「気にしなくていいよ」



ここは俺も気にしなくていいんだろう



「昨日のことだけど今日は好きにしていいよ」



なんだ?



「なんてね冗談だよ」



わからない



顔は笑ってるけど目が真面目だ



この状況下で行くのはなんだかアレだが



朝食をとり、行くことにした。



村まで30分はさすがにキツイ



会話もだ



彼女はよく話し掛けてくる



一応、俺は全部に応えなければならない



行く途中で二人目の犠牲者が飾られていた所へ



探した。



警察が殆ど押収しているだろう



期待はしない



木をよく見た。



血痕がある



それが物語っている。



私は此処で飾られたの、、、





木の下を見た



根元に2らしき文字が彫られていた



ちょっと急いで三番目の被害者の飾られていた場所へ



やはり3らしき文字が彫られていた



ここの地図が欲しい、、、



市役所まで遠いか、、、



どこかに町役場ならあるだろうと思い、村人に聞いた。



やはりあるらしい



あっさりともらえた



というか買った。



それに事件現場にマーカーで印を付けた



そして



もう一度回る。



一番目



四番目



五番目



そして発見が六番目の所へ



六番目の木には



6ではなく7らしき文字が書いていた。



彼女に説明した。



非常に驚いていた。



探そう。この事件。本当の六番目の犠牲者。



何故だ。心臓が高鳴る。



地図を広げ、番号順に線を繋ぐことをしてみた。



美的センスというやつだろうか



それは北斗七星の形であった



ということは



ココに6人目がいる。



俺達は向かった。



森の中



異臭を放つ場所があった。



彼女に待つように言って



俺は向かった。



いた。



名も顔も知らない女性



釘で腕、足をとめられていた




イエスの様に。



しかし、最初はロープで手首をしばられているのかと思った。



そのロープはきっと昔彼女の中にあった物だった



それを近くで見た時この犯人を快楽殺人犯だと確信。



「ヤマモトくん!」



歩いてくる音がした



「来るな!」



俺という存在が出来て初めて大声で叫んだ



「わ、わかった」



恐怖と驚愕という声だった。



俺はすぐ調べた



やはり6という数字が彫られていた。



写真を撮りまくる



若干腐敗している彼女の股のとこから男の体液が流れ渇いたような跡があった。



周りを見ると

手帳が落ちてた



どこで出会い、どうして犯して、どんな風に殺したのかが書いてた一人分、この人であろう



何故落としたのだろう



あからさまにわざとである



殺した事を誰かに味わって欲しいということだろうか



しばらくして、俺は彼女の元へ行った。



「さっきはごめん。きっと見たら立ち直れないだろうと思ったからさ」



「わかってるよ。やっぱりいたんだね」



「うん。残酷だった。」



そんなこと思っちゃいないが



「どうするの?」



「誰かに警察に通報してもらう」


「私たちはしないの?」



「学校があるからね大変なことになる。」



「なるほど」



「じゃ行こうか」



近所の人に説明し、その人に全てをまかせた。



七番目の被害者とでていたが



実際六番目だ



これは犯人の美的センスに反するだろうか?



いや、違うな、あれにはこの被害者が可愛くて可愛くて、マリアのようで、私は犯したと書いてある。



ただ通報したのはみんなに早く見てもらいたいからで、六番目の被害者は犯したから通報出来なかったんだ。



そして俺達は依頼主の所へ行った。



金額はどのくらいだろうか



手にした情報や物は



地図で線を繋ぐと北斗七星



落ちてた手帳



そこから浮かびでた犯人像



安いだろうと思うが、、、



呼び鈴を鳴らす



「また君たちかい?今度はなんだい?」



「本当の六番の被害者を見つけ犯人像。証拠品となるものを持って来ました」



「な、なに?上がってくれ」



「はい。」



客室に行った



「どうして本当の六番目の被害者だと?」



「木に番号が彫ってあったんです。すなわち犯人は快楽殺人犯だと考えられます。」



「なるほど。そしてその被害者はどうやって見つけたんだい?」



「地図にその数字順に線を繋いだら北斗七星らしきものになりました。

快楽殺人犯だというのはもうわかりきったこと。

ならばこんなこともするのではないかと思いまして。

ここから見いだしたのは犯人は几帳面尚且つ美的センスの高い人間だと思います。」



「やはりげ、、、下衆なやつめ」


おかしいこの反応はおかしい



「あとこの手帳。本当の六番目の被害者の殺され方だけ載ってます。」



「なるほど。誠に大活躍だな君たちは。金額は10万でどうだい?」



はぁ?

なんだと、、、



俺達は驚嘆する



「そんなですか?」



「ん?足りなかったかい?なら20万でいいかい」



金持ちとは恐ろしいな



「ありがとうございます。」



財布から20万とりだした



何故財布に20万持ってるんだろうか



疑問を持ちつつも受けとる



すると



「トイレ借りていいですか」



ヒメジさんが恥ずかしそうに言った



「すぐそこだよ」



「ありがとうございます。失礼します。」



バタンと出ていく



「君が六番目の被害者を見たんだよね?」



「はい」



「どう思った?」



「失礼ですが、芸術だと思いました。」



「そ、そうか」



「あなたは娘さんの死体を見てどう思ったんですか?」



「犯人を殺したいと思った。」



「そうですか。それは辛いですね。」



「そうだね。」



その時ヒメジさんが帰ってきた。


「では失礼します。」



「君たち今日は我が家に泊まっていかないかい?」



「お言葉はありがたいですが」



「頼む君ともっと話がしたい。」


「俺とですか?うーんしかし、やはり今日は」



「そこをどうにか」



立場的には本当なら逆だろう



「彼女との時間を大事にしたいんで。」



「そうかい。しつこくてすまなかったね。明日も探すんだろう?」


「はい。一応。」



「じゃ見つからなくても、来ておくれよ」



「もちろん来させていただきます。では」



「また」



俺達は出てそして宿に戻った。



なぜか帰り道全く会話がなかった。



「俺何かしたかな?」



堪らなくなり聞いた



「いやいや何も」



なんか嬉しそうだがまぁいい。



宿に戻り



俺が3もらい彼女に17渡した



彼女はこんなにいいの?と焦っていたが気にすることはないと返した。



そんなこんなで明日のために寝ることにした。



そして最終日。



ちょっと早目にでた



犯人を探しに。



歩いて向かう。



会話をしながら



一番初めに依頼主の所へ行った。


マスコミや警察がたくさんいる



この村で起こったこの事件。



きっと何十年かは語られるだろう。



でも犯人の思惑や、考えを理解出来る者は少ない



この殺人事件は

キャトルミューティーレーションのようだ



キャトルミューティーレーション。

エイリアンがUFOに地球人を連れ込み人体改造して返すというやつだ



広く見れば地球人も宇宙人なのだからほとんどの殺人はキャトルミューティーレーションになるかもしれないが、、、



キャトルミューティーレーションを直訳すると



家畜の牛虐殺。



怖いもんだな



依頼主は取材を受けている



やはり犯人に対しての怒りが強いのか涙を流している。



行くのはあとにして



村を散策した。



何故犯人はこの村を狙ったのか



理由はわからないが

きっとこの近くに住んでるのだろう。



というか



犯人はいずれ警察が捕まえるだろう



そのあとずっと探し続けたが何も見つからず昼になったので依頼主のところへ行き、帰ることにした


予想以上の収穫を手に入れたのでもう十分である。



もう取材や、警察は帰っていた



しかし、男が一人いた。



隠れて話を聞いた。



「娘さんが切り刻まれたナイフです。」



何を言ってるんだそんな物わからないだろう。



唯一知ってるのは犯人だけだろう


依頼主は笑った



やっぱりそうか犯人を見つけるための物か



にしても犯人は馬鹿なのか



わざわざくるなんて



「ありがとう。じゃ金額はどのくらいがいいかな?」



は?なんだこの展開は、、、



犯人らしき人も驚いている。



「では5万で。」



普通に金額を提示するのか、、、


「わかった。」



なぜまた財布からだすのか



そして終わった。



俺は彼女に待つように言って帰る男を追い掛けた。



「アンタが犯人だろ?」



「えっ?」



驚く顔をする理由がわからない



「アンタがこの北斗七星をかたどり、殺人をした犯人だろう」



「そうですが、何か?」



アンタは何故普通に答えるのか



「アンタの作品生で見ました。」


「そうですか、、、あなたは私に似たような人間のようだ。」



「何でアンタは彼にナイフを渡したんだ」



「内緒です。」



微笑んでいた



正直気持ち悪い



「そうですか」



依頼主の所へ帰ることにした



帰ると



彼女と依頼主はもう話していた。


「こんにちは」



「あぁ来たね」



「犯人見つけました。」



「えっ?」



「そんなシラを切らなくても、、、気付いてたんでしょ?さっきの アイツが犯人だと」



「入ってくれるかい?」



昨日と同じ客室に案内された。

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